著者: 山極 寿一
出版社: 東京大学出版会
ISBN : 9784130633321
「どの章でも本格的な学問の議論が展開され、DNAの比較などの新しい研究成果も随時、利用されている。だが他方、著者自身や京大グループのアフリカなどでの豊富な現場体験でも裏打ちされ、面白い読みものとしても充分(じゅうぶん)な手応えがある。
第6章「家族の行方」では「繁殖における平等と共同の子育て」のための進化的な達成だった家族システム、また個人間の共感的な接触をおびやかす現代社会に、大きな気がかりを表明している。」
家族進化論 山極寿一著 新しい研究と豊富な現場体験 :日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXDZO44867480R10C12A8MZC001/
「養老孟司氏・評:ここまできちんと総説された霊長類社会の進化に関する著作は、私は大変に有用だと思う。研究者があまりに禁欲的なことに私はしばしば批判的になるが、本書については逆の印象を持つ。霊長類の生活の多くの部分が脳機能に依存しているとすれば、本書のような総説こそが、その具体的な解説になっているはずである。こうした研究が不十分だったことが、むしろマクロ的な意味での脳機能の研究を遅らせたといってもいいのである。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4130633325/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
世界共和国は実現可能か?
https://society-zero.com/icard/425812
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
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