著者: ジンメル , Georg Simmel(原著) , 石川 晃弘(翻訳) , 鈴木 春男(翻訳)
出版社: 中央公論新社
ISBN : 9784121601230
「個人としての自由を手に入れようとすれば、集団としての自由は犠牲になる。逆に、集団としての自由を優先すれば、個人としれのそれは失われる。個人と集団が持つ自由の総和は一定で、トレードオフの関係にあるというわけです。」
社会は、相互関係をもった集団だ ジンメル「社会的分化論」を読む | 文脈をつなぐ https://kimu3.net/20170908/8587
「ジンメル:1858~1918。ドイツの哲学者、社会学者。ベルリン生まれ。父は裕福なユダヤ人の毛皮商。ベルリン大学で歴史、民族心理学、哲学を修め23歳で哲学博士となる。27歳で同大学哲学講師となり、32歳で『社会的分化論』を刊行。「生の哲学」者として知られる一方、現代社会学の有力なパラダイムである交換理論や闘争理論の祖型を生み出した「形式社会学」を提唱し社会学の学問的自立に大きく貢献したことで名高い。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4121601238/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
ジンメルの社会圏域論
https://society-zero.com/icard/357065
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
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