著者: 東 浩紀
出版社: 講談社
ISBN : 9784062932721
「東浩紀の『一般意志2.0』は、熟議信仰を超えて民主主義の更新を目指す野心的な評論である。副題は「ルソー、フロイト、グーグル」。奇怪な三題噺のようだが、そんなに難解な話ではない。
情報技術の革新によって、たくさんの人の「意見」を集めやすくなった。グーグルやアマゾンがやっているのはそういうことだ。じゃあ、その技術をもっと発展させて、新しい民主主義に使えないか、というのが本書の提言である。「熟議」に代わって、データベースが民主主義を支える。でもその民主主義は現在のそれとは次元が違うから「2.0」である。」
『一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル』(講談社) - 著者:東 浩紀 - 永江 朗による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS https://allreviews.jp/review/644
「民主主義は熟議を前提とする。しかし日本人は熟議が苦手と言われる。それならむしろ「空気」を技術的に可視化し、合意形成の基礎に据える新しい民主主義を構想できないか。ルソーを大胆に読み替え、日本発の新しい政治を夢想して議論を招いた重要書。文庫化に際し、政治学者・宇野重規氏との対論を収載。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4062932725/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
交響体間の格差
https://society-zero.com/icard/498840
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