著者: W.リップマン , 掛川 トミ子(翻訳)
出版社: 岩波書店
ISBN : 9784003422212
「その筆致は洒脱で、学術書ではなく知的なエッセイに近いものである。必ずしも体系的に論旨を構築している訳でもない。古典といっても「読みやすい」部類に入る。ざっくり分類すると、前半部で「メディアと情報のひずみ」の問題が扱われており、後半部はマスメディアの問題に限らない「アメリカの民主主義」の問題へと議論が拡大していく。」
『世論(上・下)』リップマン,W.【著】 掛川 トミ子【訳】(岩波書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG https://booklog.kinokuniya.co.jp/takahara/archives/2011/01/post_15.html
「リップマン(1889‐1974)が『世論』を書いた動機は、第1次大戦後の混乱の原因究明にあった(1922年刊)。にも拘らず我々がこの書を手にすると、あたかも現在を分析し警告を発しているかのような切迫感を覚える。それは、大衆心理がいかに形成されるかを出発点として、人間と環境の基本的な関係を、イメージの概念から明晰に解いているからだ。」
https://www.amazon.co.jp/dp/400342221X/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
デューイの見た「民主主義の危機」
https://society-zero.com/icard/646975
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
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