著者: 竹田 青嗣
出版社: 径書房
ISBN : 9784770501790
「自分の言葉が自分の意を妥当なかたちで表現していると自然な確信をもつときには、われわれは意味の存在につい
てとくに意識しない。しかしその事態を反省して対象化するなら、そこに意味が存在し生きて動いていたことをいつ
でも確認できる。つまり言語においてわれわれが意味と呼ぶものは、基本的に「意」と表現の妥当=一致についての
確信の意識にかかわっている。」
テキスト 竹田青嗣『言語的思考へ 脱構築と現象学』 http://www.phenomenology-japan.com/genngotekisiko.pdf
「21世紀の哲学原理をここから開始する 現象学の形相的還元の方法による、はじめての言語本質論。
デリダ、ヴィトゲンシュタインなどを起点として、現代言語理論が迷い込んでいた「言語の謎」を徹底的に“解明”する。現象学の方法に対する錯綜した誤解を取り払った上で、現象学対脱構築という哲学原理の対決を「言語理論」を舞台として再演する試み。デリダの形而上学批判とヴィトゲンシュタインの哲学批判を超えて、21世紀の哲学原理をここから開始する。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4818817708/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
言語コミュニケーション成立の条件を問う
https://society-zero.com/icard/955280
この記事は「 自由の相互承認(上)」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
This article is one of the "References list" of "「 自由の相互承認(上)」"
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