著者: アクセル ホネット , Axel Honneth(原著) , 島崎 隆(翻訳) , 明石 英人(翻訳) , 大河内 泰樹(翻訳) , 徳地 真弥(翻訳)
出版社: 未来社
ISBN : 9784624932596
「ホネットはヘーゲルが「「客観的精神」として理解していたのは、「理性の自己反省が、社会的な制度と実践という外的な現象における人間精神というかたちで実現される段階において、そのプロセスを再構成するはずの部門」と説明している。コンテクストの中にいるときには、「客観的精神」はあらわれないのだ。まさに、「ミネルヴァの梟は夕暮れに初めて飛び始める」のだ。」
アクセル・ホネット『自由であることの苦しみーーヘーゲル『法哲学』の再生』 - なつやすみの読書感想文 http://tanisuayaka.hatenablog.com/entry/2012/06/11/202000
「われわれが治療的な哲学理解の形式的図解を基礎に置くならば、『法哲学』の事実上の出発点を形成するものは、端的に代替となる正義論を立案するという意図ではなくて、まずは自身の現代における生活世界上の欠如または「苦しみ」の知覚である。他者を認めることなく、己れの欲望のおもくままに権利をもてあそぶ者たちを襲う、自由であることの苦しみ。コミュニケーションなき社会に蔓延する不透明な病理は克服されうるのか。『法哲学』に織りこまれた治癒と解放の論理を現代に再生する試み。フランクフルト学派新世代を代表する俊英がヘーゲル、そしてハーバーマスと対峙し批判理論の新たな地平を切りひらく。」
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「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
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