神経活動に変換された感覚情報は、各脳領域の神経回路の中を次々と流れていきます。
例えば、視覚情報の主要経路では、網膜、視床の外側膝状体、視覚皮質、そして側頭葉または頭頂葉に行き着きます(図1)。
これらの領域ひとつひとつを神経回路として見ることもできますし、マクロな観点から言えば、こうした視覚系全体を一つの大きな神経回路と捉えることもできます。
■参考文献(本のタイトルをクリックしてアクティブラーニング)
『痛覚のふしぎ 脳で感知する痛みのメカニズム (ブルーバックス)』 伊藤 誠二 (講談社、二〇一一年)
『「見る」とはどういうことか―脳と心の関係をさぐる』 藤田一郎(化学同人、二〇〇七年)
『脳のなかの匂い地図 (PHPサイエンス・ワールド新書)』 森憲作(PHP研究所、二〇一〇年)
『脳の計算機構―ボトムアップ・トップダウンのダイナミクス』 銅谷賢治・阪口豊・五味裕章・川人光男編(朝倉書店、二〇〇五年)
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