作用指標

感覚指標の対象となるいくつかの刺激が総合されて一つの大きな刺激となり、各細胞における反射的な運動が統合され、環境に対する特定の行動が生起します。この行動が対象に対して働きかける点(対象)を「作用指標」といいます。

捕食対象の首筋、昆虫であれば花の蜜のある場所、蚊であれば血を吸う血管の上の皮膚などです。


■参考文献
生物から見た世界』  ヤーコプ・フォン・ユクスキュル 原著一九三四年

人工知能のための哲学塾』 第二夜 ユクスキュルと環世界  三宅 陽一郎 二〇一六年

人工知能のための哲学塾 第二夜「ユクスキュルと環世界」 講演資料  三宅 陽一郎 二〇一五年

★この記事はiCardbook、『<人工知能>と<人工知性>: —— 環境、身体、知能の関係から解き明かすAI—— 』を構成している「知識カード」の一枚です。

人工知能と人工知性
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