長期記憶と短期記憶

記憶は、いくつかの特徴に応じて、系統的に分類されます。最も単純なのは、どれだけ長く記憶が保持されるかという分類です。

数秒しか保持されない記憶は短期記憶(※I):ただし、短期記憶の定義は変化しており、数時間保持される記憶も含むことがあります。)、数日から年単位にかけて長期間保持される記憶は長期記憶に分類されます。短期記憶と長期記憶は、それぞれ異なる脳領域の神経回路が重要であると考えられています。


■参考文献(本のタイトルをクリックしてアクティブラーニング)

『記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)』  池谷裕二(講談社、二〇〇一年)

『記憶のしくみ 上 (ブルーバックス)』  エリック・R・カンデル、ラリー・R・スクワイア 小西史朗・桐野豊監訳


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I. :ただし、短期記憶の定義は変化しており、数時間保持される記憶も含むことがあります。