入出力装置としての神経回路モデル

神経回路が行っていることは、情報の入力を受けて、判別結果を出力する入出力装置と言えます。このような視点から、神経回路の情報演算を模倣した多くの数理モデルや計算論が提唱されています。数理モデルでは、最初に入力情報を受ける細胞群を入力層、最後に出力情報を発する細胞群を出力層と考えます(図3)。

 

図3:神経細胞は神経回路を形成する


■参考文献(本のタイトルをクリックしてアクティブラーニング)

『カラー版 ベアー コノーズ パラディーソ 神経科学―脳の探求』  マーク・F・ベアー、マイケル・A・パラディーソ、バリー・W・コノーズ 加藤宏司・後藤薫・藤井聡・山崎良彦訳(西村書店、二〇〇七年)原著一九九五年


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