神経回路の自発活動には秩序が存在する

神経回路には、記憶痕跡のような秩序のあるシナプス結合の配線パターンが内在しているため、神経細胞集団の自発活動パターンにも、ある程度、秩序が存在します。

実際に、複数の神経細胞の自発活動パターンを記録すると、例えば、細胞ABCというように順番に活動するようなシークエンス様の構造が繰り返し検出されることがあります(図21)。

 

21:秩序をもった自発活動の発生

 


■参考文献(本のタイトルをクリックしてアクティブラーニング)


◎この文章に興味、関心を持ったら下記電子書籍を手元に。
それには表紙画像をクリック

この記事はiCardbook、『脳と情報——神経回路と記憶のメカニズム——』を構成している「知識カード」の一枚です。

◎iCardbookの商品ラインナップはこちらをクリック

◎iCardbookについて
・アイカードブック(intelligent card book 略称:iCardbook)とは https://society-zero.com/chienotane/archives/5067