自然発生した知能を自然知能と言い、機械に知能を与えたものを人工知能と言います。
一九五六年のダートマス会議で「人工知能」(Artificial Intelligence)という言葉は使われ、定着しましたが、それ以前から人工知能の研究は行われており、その成果がこの会議で共有されたのでした。
その会議の案内で宣言されていたのが、人工知能とは「機械に知能を与えること」であり、「言葉や概念を操れるようにする」ということでした。
■参考文献
「人工知能で人間を写し取る」 三宅陽一郎 芸術科学会会誌 DIVA第40号(2016年夏号)
『人工知能のための哲学塾』 第三夜 デカルトと機械論 三宅 陽一郎 二〇一六年
『絵でわかる人工知能』 第一章 人工知能ってなんだろう? 三宅 陽一郎 二〇一六年
★この記事はiCardbook、『<人工知能>と<人工知性>: —— 環境、身体、知能の関係から解き明かすAI—— 』を構成している「知識カード」の一枚です。