人工林か天然林か

日本には、これまで全く人の手が入っていない原生林はごく僅かしかない。大部分は、人工林と天然林である。

人工林は、植林した苗木を用材に育てる森林である。適切な時期に間伐や枝打ちを行う必要がある。

一方、天然林は、その更新を自然に委ねる森林である。人工林としての管理が難しい場合には、計画的に天然林施業に転換していくことが求められている。

■参考文献
環境を守る森をつくる』  原田 洋、矢ヶ崎 朋樹 二〇一六年
日本の美林』  井原 俊一 一九九七年