●「BookWeb Pro」がKinoppyと連携、公費による決済

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

●法人向けオンラインストア「BookWeb Pro」がKinoppyと連携、公費による決済が可能に https://www.kinokuniya.co.jp/c/company/pressrelease/20150120140021.html

Kinoppyで配信している電子書籍を公費対応の請求書による決済で購入可能とした。大学の研究室が本を買うとき、「公費」でという形態が当たり前。だからこれは、国内学術書の電子書籍化を出版各社に促すための、有力ツールともなる事件。

●Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングで教科書を電子出版する https://kdp.amazon.co.jp/edu

自己出版のカテゴリーの中に、「電子教科書」制作・販売サービスを位置づけたところが味噌。だから著者が得るロイヤリティはオプション次第で最大70%、コンテンツの著作権は著者に帰属する。「教科書は検定」の世界では、実質的にこの試みは「電子教材」だというのが正しい。またKDPであるがゆえに、 EDUの出版物はKindle UnlimitedやKindle Owners’ Lending Libraryで貸し出されたり、Amazonの無料ブックプロモーションでマーケティングの素材になったりする。KDP EDUは、テキスト・Word・EPUB素材などを元にインタラクティブ教科書を制作・出版するためのサービス。当面は英語のみ。

●Amazon、Kindleデジタル教科書に本格進出~AppleのiBooksと異なり、AndroidやPCでも利用可能 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150123_685048.html
KDP EDUはiOS以外にAndroid/Windows PCでも読めることが大きなメリット。他方、iBooksとの別の相違点は、Kindle Text Book Creatorでは元となるPDFファイルが最低1つ必要。つまり、すでにPDFファイルが存在している既存出版社や、画像やグラフを多用しているPDFファイルを利用している教師などがすぐにリッチなデジタル教科書を販売するための便利なプラットフォーム。

●米Amazon、電子教科書領域に向けたオーサリングツール「Kindle Textbook Creator」を公開 http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1501/26/news057.html


KDPの利用規約に準じる利用、つまり、Kindle Textbook Creatorの基本的な機能は、PDFファイルを読み込んで、それをKindle Package Format(.kpf)と呼ばれる形式に変換すること。

●Chromebook が売れている:アメリカの教育市場でトップに立ったようだ! http://bit.ly/15Tts1p

米国の話。教育市場でアップル越え。2014年 Q3 において、iPad の 702,000台に対して、Google の Webベースのラップトップが715,500台の出荷台数となった。

●ニューヨークの全校(幼・小・中・高)がChromebookを採用…今や学校利用ではトップ http://jp.techcrunch.com/2014/11/18/20141117chromebooks-get-blanket-approval-for-nyc-schools/

これでChromebookとAppsのユーザが新たに1800校の児童生徒100万名ぶん増えることになる。それだけの努力をGoogleがやってきたことの証でもある。(NYCDOE Google Apps for Education Resource Center https://sites.google.com/a/mynycschool.org/nycdoe-gafe/ )

●生徒や先生に好ましい変化、教育現場のストレスを解消した“1人1台のiPad” http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20150120/1062230/
近畿大学附属高等学校・中学校では、2013年度からiPadを生徒1人に1台ずつを実践。「先生が板書した内容を写し取るだけの受け身の授業では」生徒にとってストレス。iPadで主体的に学習する傾向に。「iPadを用いたプレゼンテーションを授業で実施したところ、動画や図版を多用するなどして見事なプレゼンを披露した生徒がいて驚かされた」。ただし、購入負担は子ども・親の側。

●「はじめての情報ネットワークⅠ」詳細情報 http://dev.chilos.jp/community/001.html
全7巻の電子書籍。 各巻のオンラインテストに合格すると、学習修了認定バッジを獲得。 全ての小バッジを獲得すると、シリーズ修了認定バッジ(通称:大バッジ)が発行される。ソーシャル・メディアによる「交流」ツールも完備。JMoocの一環。

●まなデジ〜デジタルで楽しく学ぼう〜デジタル教科書情報サイト http://manadigi.jp/
東京書籍のプロモサイト。

●世界史 - まなデジ〜デジタルで楽しく学ぼう http://manadigi.jp/sekaishi
これ一つでノートにもなり、参考書としても使える。

●どんどん算数が好きになる!RISUタブレットがスゴい。 http://now-or-never.jp/?p=1758

「毎月決まった数だけ講座が配信されるのではなく、単元ごとにステージが用意されていて、自分がやりたい分だけどんどん進められる仕組み」。その結果、平均で2学年上のカリキュラムを実行している。

●2015年の電子図書館トレンド http://dmm-news.com/article/910369/

英米での動向。米国ではすでに、電子書籍を提供する図書館は全体の95%。図書館が提供する電子書籍のラインアップは平均して2万244点。オーディオブックには次の波が。英国では「Buy It Now」ボタンはほとんど機能しなかった。

●見えてきた!電子図書館と出版社のWin-Winな関係米OverDrive社とタッグを組んだ電子取次メディアドゥの挑戦 http://diamond.jp/articles/-/64681
OverDrive社のシステムで特徴的なのは、書籍タイトル横の「Buy It Now」ボタンの実装。貸出待ちですぐには利用できない場合や、読んでその本が気に入った場合に、すぐに購入できるようにしてある。 「電子貸出サービスで本を借りた人のじつに40%が、同じタイトルを購入していることが、データから判明」。ただこれは米国の事例、英国ではほとんど効果がなかったようだが。

●スティーブン・ピンカー:言語と思考 http://www.ted.com/talks/steven_pinker_on_language_and_thought?language=ja
「文を作ったり発音したりする時に 自動的に無意識的に処理される きめ細やかな概念構造のレベルがあり それが人の言語使用を支配しています これは思考の言語 または "Mentalese" と呼ばれるものです」。

●結果を出すためには「質」よりも「量」をこなして学習することが重要 http://gigazine.net/news/20130813-prioritize-quantity-than-quality/
「最高の結果を導くためには作業を何度も何度も繰り返すことが重要で」。ただしし、「ただ作業を繰り返すだけではなく、1つ1つにデッドラインを決めて順守することも大事」。