●世界が評価する大学ランキング2014年版

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

●世界が評価する大学ランキング2014年版(インフォグラフィック) http://resemom.jp/infographic/world-university-ranking/2014/
世界のトップ100大学に入った大学数を国別で比較した場合、日本は五大学、中国、韓国、香港に三大学。

●高知大学 地域協働学部 http://collabo-kochi.jp/#page2
高知県の地域課題を解決する担い手を育成する学部を創設。「学生は1年次から4年次まで、県内各地を「キャンパス」として授業を実施」。(地域協働学部説明資料 - 高知大学 http://bit.ly/1B3oGsj

●世界の教育コスト事情を知るインフォグラフィック http://www.jaccs.co.jp/research/education/index.html

進路選びは子供にとっても親にとっても大きな悩み。進学する大学の水準もさることながら、重要な判断材料となるのが教育コスト。

●大学が〈選択と集中〉にさらされたとき何が起こるか http://d.hatena.ne.jp/hibi2007/20141213/1418482569
研究の質と量、両方の劣化。そして高等教育の機会と質の獲得における地域間格差拡大が起きる、と。なぜなら優れた研究は、多くの研究者のすそ野の上に成り立つから。また研究の拠点が東京に集約されるであろうから。

●全ての子どもにデジタル教科書を | 教育情報化推進ステイトメント http://mirainomanabi.net/

ハード:自治体=「教育のIT化に向けた環境整備 4ヵ年計画」の実行/ヒト:文化省=教員のICT活用指導力の向上に向けた取組の実施/ソフト:総務省=教材流通のクラウド基盤とネットワークの整備/カネ:民間=学校での安定した無線通信環境の確立/枠:国会=教育情報化を進めるための制度整備の実現。

●中学 1 年~高校 2 年生 9,468 人の中高生対象「ICT 利用実態調査」:高校生の 4 割が「メールや LINE を書きながら」勉強 http://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/m/2014/12/09/docs/20141209release_1.pdf



高校生の半数が、勉強時にネット上で友だちに質問。また、高校生ネット利用者の半数が、「ネット上の情報の正しさを確認する方法が分からない。

●無料でハーバード講義! 0円で最先端の英語を勉強する方法 http://president.jp/articles/-/14026

授業のビデオやノートを、ネット上で無料公開するOCW(Open Course Ware)と、MOOCの違い。それは宿題の提出があり、試験もあり、受講生同士がディスカッションをする場も設けられ、インタラクティブであるという点。米国では、修了証や学位までもが、この延長線上で語られている。そういった、「品質」が担保されている教材であれば、「英語」学習にもうってつけのはず。

●MOOC+SPOCによる大学教育改革 http://www.slideshare.net/katshige/moocspoc-34711824
オープンエデュケーションがもたらす 「ボーダレスな教育」の実現 。つまり、 複線的なキャリアや学び直しを前提とする、誰でも「自由に教え・自在に学べる」社会への鳥羽口に、我々はいま立っている。コンテンツの再利用を促す著作権処理が課題。

★Abstracts - Satellite Conference IFLA’s WLIC 2014 eBooks for everyone! An opportunity for more inclusive libraries http://inova.snv.jussieu.fr/ifla-lpd/colloques/colloques/83_actes_en.html
アクセシブルな電子書籍、について。”eBooks for everyone! An opportunity for more inclusive libraries”。IFLA LPD(Libraries Serving Persons with Print Disabilities Section)主催の会議のアブストラクトと発表資料が公開。

●iTunesもApp Storeも値上げ?海外からの配信にも消費税 http://iphone-mania.jp/news-56202/

このニュースは、B2C向けの国内電子書籍販売サイトに朗報と見せて、実はB2B市場の重大・深刻ニュースだ。B2C市場においても、消費者泣かせの施策になる、つまり、また本(電子)が売れなくなるおそれ。2015年10月から。

●Amazonなど海外ネット配信に消費税が導入されます http://www.gizmodo.jp/2014/12/amazon_45.html

B2B市場、機関向け、とりわけ大学図書館市場には激震。電子ジャーナルのほとんど、電子書籍のかなりの部分が海外からの配信。一方大学予算は税込ベースではない。つまり、8%(ひょっとして10%)分だけ、使える予算が減ってしまう。資料費の3割程度が上記にあたるとすると、30×8%=2.4%。他方、書籍購入費に充てられているのが、資料費の2割強。つまり消費課税分の予算の目減りを仮に、書籍費の圧縮で賄おうとすると、書籍売上は1割減しかねない。

●未就学教育での「算数」で明るい未来が開かれるという考え http://gigazine.net/news/20141221-math-school-success/


アメリカでは初等教育の重要性が認知されており、2013年から30の州でプレスクール(日本の保育園・幼稚園)の教育施策が大幅に拡大した。たとえばニューヨーク市は2500万ドル(約30億円)という巨額の予算を未就学児への教育扶助、特に「算数(算術)」教育に充てる、という。というのも、その後の高等教育での数学や国語の得点を高めることに相関があるのが、「算数」だからだ。親の収入より、「IQ」より。

★Creating sign language books in Book Creator http://www.redjumper.net/blog/2014/12/creating-sign-language-books-book-creator/


iPad向けEPUB3電子書籍オーサリングアプリ「Book Creator」の事例紹介。しかもなんと、中学生の手話実習クラスの生徒たちがページ単位で手話ビデオを追加しているのだ、という。

プログラミング学習で挫折してしまったあなたは必見!「Progate」なら無料で楽しく学習できる http://techable.jp/archives/20618

読み書き算盤、プログラミング」。これが21世紀の幼児教育の合言葉。スライドと演習を中心とした無理のない実践的なスタイルを採用しているのが、「Progate」。

●「IT教育」が有益である、これだけの理由 | どうする?日本のIT教育 http://toyokeizai.net/articles/-/55987



コンピュータには決して代替できない創造力とコミュニケーション力こそが求められている。だからこそ、逆説的だが、プログラムでできることは、あたりまえに、プログラムできちゃうことが、21世紀の「教養」として求められる。実現したいのは、「「できること」ベースから、「やりたいこと」ベースへ」のシフト。