●プログラミング授業導入の背景に、アクティブ・ラーニング、PBL、ゲーミフィケーション

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●シリコンバレーは高校生もデザイン思考 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/061700004/101300152/
もともとアメリカの学校では「プロジェクトベース学習(project-based learning)」といって、現実世界にある問題を取り上げながら学習する取り組みがよく行われている。
「例えば近隣の公園が荒廃しているという問題を取り上げ、その問題を解決するために地元の自治体の財務状況を調べたり、公園にやってくる人々の傾向を調査したり、公園で育てられそうな植物を見つけてきたり、清掃のボランティアを募るための計画を立てたりといったことを学校教育の一環として行う。
生徒は実社会の問題を調べたり検討したりする中で、経済、社会、生物などの学習をしてい」き、生徒視点と能動的・主体的な姿勢を獲得し、アクティブ・ラーナーになっていく。

●「好きなことを、とことん学んでいい」プロジェクトベース学習の魅力 http://s-locarno.hatenablog.com/entry/2016/08/17/155623
「まずは知識やスキルを身につけることが何よりも大事なのではないか…(中略)…という反論が生まれることは容易に想像できます。…(中略)…しかし、子どもたちにそれだけを押しつけていくと、つまり「自分の頭で考える」時間を与えずにそれだけを強制していくと 、独創性や思考力が著しく未発達な状態で大人になってしまうことが問題の核心です」。

●小学校で超プログラマー育成 「顕著な才能」伸ばし日本のIT人材強化 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160924/mca1609240700002-n1.htm
文部科学省は「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」(議論の取りまとめ)を公表。そこでは最善のプログラミング教育が提供されるよう、次期学習指導要領の「総則の規定において明確に位置付け」るとともに各学校が「学級担任制のメリットを生かしながら、プログラミング教育を行う単元を各学校が適切に位置付け、実施していくことが効果的である」と述べている。
小金井市立前原小学校(東京)では実証実験が進行中。
・プログラミング教育の実証授業を視察する高市早苗総務相

●人型ロボットを動かすプログラミング授業を広尾小学校で開催 http://ict-enews.net/2016/10/18ostech/
東京都・渋谷区立広尾小学校では、プログラミングをパソコンの画面上で動くものではなく、実際の人型ロボットを簡易的なビジュアルプログラミングという手法で動かし、生徒に早い段階から興味を持たせることによって、ロボットがプログラミング教育の一助を担えるかの評価を目的とした試みを実践中。

●小学生がプログラミングを学べる子ども向けの教室まとめ http://techacademy.jp/magazine/1519
民間企業による独自の取り組みも進んでいる。
Tech Kids CAMPTENTOLEAF TECH TOKYOロジコICT教室CoderDojoこどもビスケット開発室STAR Programming SCHOOL


●お菓子×プログラミング、前原小・グリコ「GLICODE」体験イベント http://resemom.jp/article/2016/10/18/34356.html
「GLICODE」は、「ポッキー」「ビスコ」などのグリコ製お菓子を並べて撮影することで、プログラミングを体験できる教育アプリケーション。このあぷりは、総務省が若年層に対するプログラミング教育を推進する「プログラミング教育実施モデル 実証事業」に選定されている。小金井市立前原小学校とのコラボから生まれた。

●GLICODEの学び方|GLICODE(グリコード) http://cp.glico.jp/glicode/howto/
おかしを並べることで、
「SEQUENCE(順番に実行)」
「LOOP(繰り返し)」
「IF(場合分け)」
「RANDOM(ランダム)」、というプログラミングで必要とされる4つの基礎的な考え方を、一通り学ぶことができる。

●プログラミング教育が目指すもの | 福分堂 教職ネットマガジン http://bit.ly/2dxTxuM
十年後、人工知能に追い抜かれた世界を、就業者、大学生として生きる子どもたちに、身に着けておいて、また知っておいてほしいこがある。、
・コンピュータはプログラムで動いているということ
・プログラムは誰か人が作っているということ
・コンピュータには、得意なところと、なかなかできないところがあるということ
「こうしたことが実感として理解できると、人間の感性やアイディア、エモーショナルな部分は今後も人間がやることになり、それ以外の、定型的な部分は今後機械にやってもらうのだということが腑に落ちるはずです」。

●くすりのカタチ http://stw.mext.go.jp/common/pdf/series/medicine/medicine.pdf
化学式を正座のように見立てた「くすりの形」。国民が科学技術に触れる機会を増やし、科学技術に関する知識を適切に捉えて柔軟に活用する「一家に1枚」ポスター制作プロジェクトの一環。

●電子書籍が定額読み放題など新規3サービスを追加!月額500円(税抜)~のオンライン学習サービス「学研ゼミ」グランドオープン! http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000858.000002535.html
スマートドリル(小学1年~中学3年生):小学4教科、中学5教科に対応した学研のオリジナルドリル。

ここではゲーミフィケーションの要素もふんだんに:
・イベント/ミッション
「王様からの依頼」など、期間限定イベントを多数開催! イベントをクリアするとポイントがゲット
・チーム戦
仲間と一緒にドリルを解いて、チームスコアUPに貢献。チームで勝てばポイントを大量ゲット
・新アバター追加
ドリルクリアの報酬ポイントでアバターの着替えが。ハロウィン限定アバターなど、魅力的なアバターを多数用意。

●インドのオンライン教育サービス市場、25億ドル規模の成長可能性 http://www.india-bizportal.com/industry/fmcg_service/p22370/
「オンライン教育サービスの成長要因は、教育のインフラが整っていない遠隔地域にリーチすることである」。

●オンライン教育市場「日本は20年に爆発」 内田洋行社長に聞く http://college.nikkei.co.jp/article/81962510.html
「IMSグローバルがいま力を入れているのは、学習管理システム(LMS)関連の標準づくりだ。LMSはオンラインで提供する講義や教材、受講者の履歴などを管理するシステムで、eラーニングを支える中核的な技術といえる。さまざまな学習プログラムやツール、電子教材に対応できるように標準化をめざしている」。

●「2020年教育改革」で潰れるのは、どんな塾か http://toyokeizai.net/articles/-/139466
「2020年教育改革の波は、これまでの常識にすがりつく塾を敗者にし、新たなイノベーションを起こす塾を勝者にするだろう。しかし大事なのは、誰が勝つか負けるかということではない。入試制度改革を機に、受験産業全体が自らを改革できるかどうかなのだ。なぜなら受験産業も今や教育の重要な担い手、その改革抜きに、日本の教育改革は成し得ない」。

●市町村別初等中等教育における教育の情報化の実態 ランキングデータ http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2016/10/13/1376818_3.pdf
かなり差がある。
・教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数
・普通教室の無線LAN整備率
・普通教室の電子黒板整備率
下記URLでは、棒グラフでこんな分布、普及状況を図示。 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2016/10/13/1376818_2_1.pdf

 

 

┃Others あるいは雑事・雑学

●全国市区町村 公立学校情報化ランキング2016 - 全国市区町村 公立学校情報化ランキング2016 総論 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/101600228/101600001/

●無線LANを全国の学校に 来年度概算要求で検討開始 https://www.kyobun.co.jp/news/20160510_04/

●小4、学校で評価されなかった自由研究「真田の秘密」をNHKに送ったら制作統括からお返事が届いて大喜び「好きなものの研究って大事」  http://togetter.com/li/1035150

●人間は誰でも怠け者。必要なのは「怠け癖を考慮した設計」という考え方 http://www.lifehacker.jp/2016/09/160905efficient_environment1.html