●暮らしを変える技術達

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●今年注目される「暮らしを変える5つの技術http://thepage.jp/detail/20160121-00000004-wordleaf
超スマート社会=「必要なもの・サービスを、必要な人に必要なだけ届けられる社会」。それを支える技術、あるいは装置、部品=ドローン/パートナーロボット/人工知能/超伝導ケーブル/次世代電池。

●CES2016 総括レポート「壮大なトライアルの時代」の幕開け http://ja.catalyst.red/articles/ces2016
「ドローン元年」と言われた2015年から1年足らずでドローン市場はコモディティ化してしまったように見える。差別化のため、人を乗せるドローンや固定翼を持つドローンが登場。


目についたのは、また日本企業の出番と考えられるのは、「既存のテクノロジーを繋ぎ合わせ、おもしろいものを生み出すことができることを(示した)いくつかのプロダクト」。スマート植木鉢/スマート犬用首輪「WonderWoof」/センサーを埋め込んだ靴のソール「Mettis Trainer」

●2015年実現したSF、2016年以降実現するSF http://wired.jp/2016/01/03/science-fiction-that-came-to-life-this-year/
アイザック・アシモフは1964年、『ニューヨーク・タイムズ』誌に、50年後の世界博覧会がどのようになっているか想像したところを執筆した。
「アシモフの大きな間違いは、世界博覧会が14年に行われると考えたことだろう。だが、他の多くの彼の予言は、恐ろしいくらいに先見性を示すものだった。彼は、キューリグマシン、ルンバ、自律走行車を予見していたのである」。

●先進的な取り組みが次々と登場、IoTがもたらす未来とは? http://hanjohanjo.jp/article/2016/01/02/4249.html
IoTを用いた取り組みがスポーツ分野において活性化しているという:
1.アプリを使って、自宅でチケットを購入
2.会場に着く際には、空いているパーキングをスマホで検索
3.会場に入ると、場内サイネージやスマホを通じて、お得な情報が発行される。
4.空き状況をスマホで確認でき、スマホが席へナビ案内
5.試合開始までの待ち時間は、ファン参加型のクイズやゲームを楽しむ
6.試合中は、選手・試合データを分析して楽しむ
7.マルチアングルビデオやリプレイ映像を楽しみながら、試合を観戦する
8.観客席から飲食物を注文・決済、待たずに受け取る
9.帰りの混雑・渋滞状況を確認。混雑している場合は、クーポンを使って場内の飲食店へ

●担保の有無でなくSNS情報を元に審査し融資 http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/15/061700004/122500069/
融資の申し込みの際に、顧客のアカウント(会計クラウドサービスやクレジットカード決済サービス、EC決済サービスなど)と、Kabbageに作った顧客のアカウントとを連携させる手続きをして貰う。「「OAuth」というインターネットで標準的なアカウント連携の仕組みを使います。当社が顧客に「ID」と「パスワード」を聞くようなことはありません」。
「当社は既存の銀行が使っていない情報を用いて、顧客の信用力を測っています。そのため、既存の銀行からは融資を受けられなかったような企業でも、当社からなら融資を受けられる可能性があります」。

●「服は買わずにダウンロードして3Dプリンターで印刷」という時代が現実のものに http://gigazine.net/news/20151221-download-3d-print-clothes/
旅行に出かける際にスーツケース1個だけでいろいろな場所を巡っていたのだが、ある時に大事なイベントに参加するために特別な服が必要になった女性デザイナー。
「幸運なことにイベントはテクノロジー系のカンファレンスだったので、会場で3Dプリンターを自由に使うことができたとのこと。そこでPelegさんは急きょPCでスカートをデザインして、3Dプリンターでデータを読み込んで夜通しパーツを出力したそうです。翌朝、出力したピースをホテルの部屋で組み合わせて、1着のスカートが完成しました」。

(ショッピングなんて忘れましょう—新しい服をダウンロードする時代がすぐにやってきます https://www.ted.com/talks/danit_peleg_forget_shopping_soon_you_ll_download_your_new_clothes?language=ja

●3Dプリンティング専門のファッションブランド「Danit Peleghttp://www.difa.me/style/danit-peleg
プロダクトのサービス化(=在庫や保有がゼロに)」と対の位置にあるのが、「自前生産」の動き。それも洋裁でなく、3Dプリンターで。家でつくれるオーダーメイド。服をダウンロードして印刷する時代がすぐそこに!?

● 「モノのインターネット」から、産業は「モノづくりのインターネット」へシフトしている http://wired.jp/innovationinsights/post/cloud/w/internet-making-things/
「米国の工場における生産性は上がり続けている。現代の工場は、絶えず効率と品質を改善させながら、製造量を増やしている。その発展の鍵となっているのが、インターネットに接続された工具や機械、だ」。
「いまや、従業員だけでなく世界中のサプライヤーや顧客が、発注状況や作業の進行状況、在庫、利用可能な設備などをリアルタイムでチェックできる」。

●スマートフォレスト、IoTで森林保護に貢献 http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/185494/122200001/
米国では2015年3月から、これまでの紙ベースの方式を改め、IoTを使って森林におけるすべてのデータを無線センサーネットワークで収集し、電子化する「スマートフォレスト(Smart Forests)」プロジェクトをスタートさせた。

●電力コスト70%削減、IoTでスマートオフィスを実現 http://svs100.com/enlighted/
「オフィスにセンサーネットワークを設置することで、光や空調などを自動でコントロールし、電力コスト削減やオフィスのビッグデータ分析ができるサービスだ。米国ではAT&TやGoogleなどが導入し、平均70%の電力コスト削減を実現している」。

●迫るドローンの侵入を防げ! セコムが自動検知システムを販売 http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1601/14/news115.html
「監視対象となる半径100メートル以内の距離にドローンが接近すると、レーダーで自動的に検知して侵入と判断し、監視卓に飛行物体の方向と距離を表示する。加えて、3D指向性マイクがレーダーで検知した方向の音を集音するとともに、レーダーに連動した近赤外照明付高速パンチルトズームカメラが飛行物体を自動で追跡し、ライブ映像を監視卓に表示する」。

●西村直人のテスラ「モデルS」の自律自動運転を考える http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20160119_739698.html
イーロン・マスク氏の斬新発想。パソコン同様、ソフトを更新すると、既存の車が自動運転車に!
「日本の自動運転社会が現実として幕を開けました」。
テスラモーターズは1月15日、日本でも現行の「モデルS」用に自動運転機能を含むソフトウエアの配信を開始。提供される自動運転機能は、主に高速道路と自動車専用道路で自動運転が可能な「オートパイロット」、ウインカーを出せば自動的に車線を変更する「オートレーンチェンジ」、縦列と直角の駐車が可能な「オートパーク」の3つの機能。
この自動運転機能は日本で初めて国土交通省の承認を受けて公道での利用が可能となるもの。

●トヨタを嘲笑うテスラの強気 「水素社会など来ない」 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO96105360U6A110C1000000/
「我々はEV市場をつくるため、自分のカネで急速充電インフラを整備してきた」。補助金を待つ時間を無駄と考えるテスラはカリフォルニア州だけでも40近い急速充電拠点を自ら設置してきた」。
そしていま、テスラとパナソニックは世界最大の蓄電池工場を作ることで合意。2017年に発売する普及価格帯の量産車「モデル3」に蓄電池を独占供給しようとしている。
ただし労働者の熟練不足は大きな課題。「工場労働者の賃金は大手の自動車工場より低く抑えられている。フリーモントで配車サービスのウーバーに乗ると、運転手が副業しているテスラ工場の従業員であることが多い。「賃金水準が不満」だという。遠くないうちに労働組合ができ、賃上げを要求する可能性は高い」。

●「コンテンツのVR」と「現実生活のAR」の競争 http://jp.techcrunch.com/2016/01/05/20160104ar-vs-vr-the-battle-is-real/
「2016年を通してARよりVRに注目が集まるだろうが、その後ARが私たちの毎日の生活により密着したテクノロジーになると私は考えている」。
コンテンツに最適なVR、しかし人を現実から隔離してしまう。現実世界に最適なAR、しかしまだまだ実装の問題があり、体感がぎこちない。

●【体験レポ】 新宿伊勢丹でVRが変える未来のショッピングを体感してきた http://www.moguravr.com/isetan-shinjuku-vr/
「ようこそ、ISETAN宇宙支店へ ~わたしたちの未来の百貨店~」です。

「伊勢丹宇宙店までの旅の途中様々な商品が目の前に現われ、その紹介してくれるのはキャビンアテンダントを務める乃木坂46の伊藤万理奈さん。「まるでショッピングがテーマパークのアトラクションのよう」といった感想を、体験者から耳にしました」。

●今の日本は“Jリーグ前夜”--「eスポーツ」の普及が遅れた理由と今後の展望 http://japan.cnet.com/interview/35075414/
「eスポーツの状況も、Jリーグ前夜と一緒です。今の子どもたちはさまざまなデジタルゲームを遊ぶと思いますが、世界で大きな大会が開かれていてプロとして活躍するということ、そして名誉や一獲千金のチャンスがあるということをまだ知りません」。

●静かに進行するWebRTCのイノベーション http://japan.cnet.com/news/tech/35075570/
WebRTCとは、単純に言えば『Webブラウザ上でビデオ通話を実現する技術』。
「WebRTCの画期的な点は、リアルタイム通信技術をコモディティ化することにあります。これまでそうしたリアルタイム技術は技術的な参入障壁が非常に高い領域でした。しかしWebRTCが登場した今は違う。リソースに乏しいベンチャー企業にでも、こうした技術を使用する門戸が開かれるのです」。
IoTの時代に、「ライセンスフリーで採用の障壁が低く、プラットフォームをまたいで動作し、さらには潜在的な開発者人口が莫大(世界中のWeb技術者が対象となる)なWebRTC」は、世界を静かに変えている。

●WebRTC入門+最新動向 http://www.slideshare.net/rotsuya/intro-webrtcppt
何がすごいか:コミュニケーションアプリが作れる/家電、IoT分野で、リアルタイム通信が 必要な場合に使える/インストール不不要だから、サポートコストの 削減やITリテラシの低い層の利用が可能/アプリやWebに組み込めるので、一貫性のあるユーザ体験が実現できる /電話との連携。

●恐れていた未来が現実に! 2次元美少女に扮したオッサンとビデオチャットできる「FaceRig Live2D Modulehttp://www.gizmodo.jp/2016/01/2facerig_live2d_module.html
匿名、仮装の次は、なり切りアバター、つまりオッサンの3次元美少女化
しかも、「Webカメラで撮影した人の表情を、リアルタイムに画面上の美少女に反映せることができる」。だから、「2次元美少女と、豊かなコミュニケーションがとれる→その2次元美少女は、実はオッサンかもしない、ということ」。
「Live2D」×「FaceRig」=「FaceRig Live2D Module(現在398円)。