●エイベックス離脱の衝撃 JASRAC独占に亀裂

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●エイベックス離脱の衝撃 JASRAC独占に亀裂 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO93546460S5A101C1000000/
日本音楽著作権協会(JASRAC)は「音楽の国税庁」。そこと袂を分かつのは大事件。だが実務的には並大抵のことではなさそう。
JASRACの守りも鉄壁。たとえば、著作権の種類や利用形態は11種類に分類されるが、そのうち、飲食店でのBGMなど「演奏権」については、当面JASRACへの委託を続けざるを得ない。



●「閉じたコンテンツ商売」に未来はない~猪子寿之氏が語る、デジタルと作り手のいい関係【特集:音楽とITと私】 http://engineer.typemag.jp/article/inoko_mii
「「デジタル化が進んで、作り手たちの収入が減っている」という言説は、はなはだ疑問ですよ。直感的に言って、むしろ増えているんじゃないかとさえ思う。そこには何か大きな勘違いがある」。
「なぜって、衰退しているのは音楽産業そのものではなく、コピーライトを独占し、それをパッケージ化することによって利益を得ていた人たちだから。これはコンテンツ産業をはじめ、他の産業においても言えることです」。

●FAXは日本だけ? まだあるガラパゴスに市場も注目 http://www.nikkei.com/markets/features/54.aspx?g=DGXMZO8801806012062015000000&df=1
日本は実はローテク?=いまだにCDが売れる日本の音楽シーン。
「ファクスは産業遺産の収集で知られる米国のスミソニアン博物館がコレクションの一つに加え」られたばかり。

●ハイテク日本は実はローテク? まだファックスやカセットテープが http://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-34742646
自分の周囲数メートルにある機器のハイテク状況と、輸出品目のハイテク度合いの間には大きな落差がある。身近なところでは「おサイフケータイ」。「実際に活用している人はほとんどいない。オフィスでのスカイプや、ドロップボックスのような最近はやりのクラウドストレージも同じだ。それでも日本のインターネット・インフラは世界トップレベルなのだ」。
日本の企業420万社のうち、中小企業は数の上で99.7%を占める。世界第3位の経済大国を主導しているのは国外でも名の通った大企業ではなく、小さな事業所の集まり、「こうした中小企業はアンチ技術革新とは言い切れないまでも、総じて保守的」。いまだにファックスがまかり通っている先進国は日本くらい。

●ガラケーは不滅か?「スマホ不要論」が生み出す客層 http://news.infoseek.co.jp/article/futurus_123474/
「もし世界のすべての人々が“歩きスマホ”を完全にやめたとしたら、“スマホ”は大して必要なくなるかもしれない。タブレットがあれば事足りるからだ。現に“ガラケー + タブレット”という組み合わせを選択するユーザーは少なくないのではないか」。

●文章力とメディアリテラシーは自分で試行錯誤しないと育たない LINE株式会社・上級執行役員 田端信太郎氏(4) http://diamond.jp/articles/-/79217
スマホ時代の新たな国語教育が必要。
「そもそも信頼できるメディアや信頼できる発言をする識者を見極める力がすごく大切だと思うんです。電子工学的に言えば、SN比(Signal to Noise Ratio)が高いメディアなり人物を見抜く力」。

●苦悩するツイッター 関係者らも先行きを不安視 http://forbesjapan.com/translation/post_9729.html
Twitterは第3四半期の月間アクティブ・ユーザーを3億2000万人と発表した。競合のWhatsAppとインスタグラム、フェイスブックの月間アクティブユーザーはそれぞれ、9億人、4億人、15億人に上る。

●インスタグラムから動画アプリ「ブーメラン」登場、日常が驚きに http://internetcom.jp/allnet/20151025/video-app-boomerang-appears-from-instagram.html
写真を連続撮影し、それらをつないで高品質ミニ動画に仕上げ、順送り・逆送りで再生する、「ブーメラン」。「例えば、友達が飛込台から飛び降りるシーンを「ブーメラン」で捉えれば、まるで重力に逆らっているかのように飛び降り・飛び上がる作品となる」。

●アン・ハサウェイ主演映画「マイ・インターン」はPinterestを使って制作されたって知ってた? http://kakeru.me/pinterest/rina-theintern-interview/
言葉で説明するより、画像で伝える方がわかりやすい? 映画「マイ・インターン」で登場人物や内装のイメージを、Pinterestを使って監督自ら制作スタッフに共有していた。



●フェイスブックから主要サイトへのトラフィックが2015年に激減した理由 http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2015/11/2015_1.php
インスタント・アーティクルズへの誘導か。いや理由が何にせよ、「フェイスブックはいつでも一方的にルールを変えられる」。だからフェイスブックからのトラフィックに依存してはいけない。

●分散型メディア、動画コンテンツが先導し爆発普及の兆し http://zen.seesaa.net/article/429383966.html
Facebookのメディア戦略が新たな局面を迎えている。fbユーザーはいちいち、URL先へ飛んでいきたくない。そこで「即座にFacebook内でコンテンツ全文を閲覧できる(ネイティブ重視へ)。このサクサク感はモバイル時代には欠かせない。ユーザーのエンゲージメントも高まるはず。さらに、パブリッシャーのコンテンツにかかわる広告事業をFacebookの制御下で展開できるようになる」。
「Facebookとしてはこの流れを加速化させるために、ニュースフィード・アルゴリズムに手を加えて、ネイティブ動画やインスタント・アーティクルズを優遇していくのだろう。一方でリンク情報コンテンツは冷遇されそう」。

●Facebookのメディアサービス「Instant Articles」が本格展開に向けて始動へ http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20151022-00050726/
Instant Articlesというのは、Facebookのサービス内だけで各コンテンツプロバイダが提供する記事をそのまま購読したり他のユーザーとシェアしたりできるサービス。
「コンテンツ内の掲載広告収入は100%がCP側に保証される」のが魅力だが、それはいつ外されるかしれない、点だけにはご注意。

●iOS 9 広告ブロック機能 — 実例と解説 http://bit.ly/1MjsSuP
ブロックアプリを作るための仕組みである「Content Blocker Extension」。
「Apple が iOS 9 で行ったことは、そうした「ブロックアプリを開発するための仕組みをアプリ開発者に提供した」ということです。さらに言えば、ブロックする対象は広告に限ったものでもありません。トラッキングスクリプトなど、任意のリソース読み込みをブロックすることが可能」。
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●10からXPまでのWindowsは何が使い難くどう悪いか http://bto-pc.jp/btopc-com/repair/difficult-to-use-windows-10-xp.html
Googleでデザイン担当バイスプレジデントを務めるMatias Duarte氏が、Surface Pro 4とWindows 10を批判。「基本的にXPにフラットデザインのスキンをかぶせたもの」。「Windows 10は10年前のWindowsのようなものだ」と批判。さらにWindows 8で新しい試みをしたMicrosoftが好きだった、とも。

●フラットデザイン: 起源、問題、フラットデザイン2.0のほうがユーザーに望ましい理由 http://u-site.jp/alertbox/flat-design
浮き出ているように見える要素やくぼんでいたり、へこんでいたりするように見える要素(=立体効果)をはずす。
メタファの支援を止める。現実世界での先例を模倣するという、なくてもいい装飾的デザイン特性を持つオブジェクト(=スキューモーフィックなデザイン)をはずす。
美的理由から物理的なアイテムやテクスチャを模倣するデザインスタイル(=リアリズム)をやめる。
そうすることで、過剰な情報、ノイズが、ユーザーにとって発生してしまうのが「フラットデザイン」だったが、その見直しが起きている。
「ビジュアルをシンプルにしたからといって、シグニファイアを犠牲にするな」。

●シグニファイアとは?UXデザイン型人間中心設計のススメ http://information-architecture.hatenablog.com/entry/signifier-ux-ui-design
意図を持ったアフォーダンスこそがシグニファイアと呼ばれる概念。

●マウスもキーボードもいらない!指先1つで端末と通信する夢のデバイスが登場 http://techable.jp/archives/32831
モーションセンシング技術を応用した「BIRD」は、人差し指に装着することで、各端末と直接通信する画期的な小型デバイス。
「特にミーティングやプレゼンテーションでは、劇的な効果を発揮。プロジェクターや映写スクリーンを用意する必要はない。パソコンの画面から投影したい場所へ直接スライドさせれば、そこが壁であろうとテーブルの上であろうと、任意のスクリーンに早変わりする」。