●韓国の財政構造、20年前の日本と酷似

150220 MP

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●韓国の財政構造、20年前の日本と酷似 http://kankoku-keizai.jp/blog-entry-25864.html
「韓国は人口構造だけでなく、財政構造でも日本を後追いしている。日本のように財政健全性が悪化しないためには、法的拘束力を持った財政健全性目標を示す必要がある」。

◯「異次元緩和」と「国債リスク」の関係をどう読み解くか http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/keizai_prism/backnumber/h27pdf/201513602.pdf
政府の債務危機というものは、基本的には経常収支、国際収支の危機がまず根本にある、この点から見ると日本には縁遠い話。しかしハイパーインフレーション、預金封鎖、大増税(国債保有者への課税)、通貨安。いずれも広義の「デフォルト」。日本の場合、後者を起因として、国債の暴落なり、金利急騰は起こりうる。今のところ、潤沢な民間預金が下支えしているが。

●輸出で稼ぐ構造が変化 14年の経常黒字、最小に http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09H1D_Z00C15A2MM0000/

「製造業を中心に海外の生産拠点を拡大し、現地から販売する構図は変わりそうになく、経常黒字の縮小傾向は今後も続くとの指摘も出ている」。

●タンス預金は44兆円…日本人のヘソクリ体質を行動経済学で解明 http://news.livedoor.com/article/detail/9788906/
ライフ・サイクル仮説/社会保障機能不全仮説/賞与という臨時収入制度。

●3メガバンクが直面する最大の危機
http://toyokeizai.net/articles/-/52313
「総資金利ザヤがマイナスであっても、投信・保険販売やM&A仲介など手数料ビジネスで収益を上げられていれば、銀行全体として赤字決算に陥ることはない。だが、国内の資金運用業務は多くの人員を割いている本業中の本業。そこで利益が稼ぎにくくなっている状況は、まさに「危機的な事態」」。

●財政健全化へメガバンク削減3.4─5.5兆円など、土居慶大教授らが提言 http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0VP0HK20150216
内閣府が2月12日に公表した中長期試算を前提に、財政健全化の具体策を提示。提言は、内閣府試算で明らかになったのは「経済成長だけでは財政健全化は実現できないこと」だと指摘。

●東京新聞:「民間税調」が発足 税制 脱・国任せ http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015021002000135.html
発起人は青学大法学部長の三木義一教授、日大国際関係学部の水野和夫教授、明大公共政策大学院の田中秀明教授、峰崎直樹元財務副大臣、国際租税の専門家・志賀櫻弁護士。

●物言う株主:資本主義の意外な英雄 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42868

公開企業という偉大な発明に「暗い影」。モノ言う株主がその影を追い払うことはできるのか。「アクティビストが善であるとする理由の1つは、腐った経営に苦しむ企業が非常に多いことだ。米国の大手企業では約10社に1社、さらに小規模な企業ではもっと多くの割合で、いまだに「ポイズンピル(毒薬条項)」や、取締役の改選時期をずらすスタッガード・ボードなど、無能な経営陣を守るための戦術が採用されている」。

●『蒐集』で考察する資本主義の終焉 http://www.nikkei.com/money/features/39.aspx?g=DGXMZO8283947005022015000000
「社会秩序それ自体が本質的に蒐集的」とした上で、「近代初期のヨーロッパで俗権は農奴を集め、教権は霊魂を集めた。(略)資本主義とキリスト教は物質的なものに向かうのと、物質を超えたものに向かうのと、蒐集の二つの極端を示している」。しかし、二つの極端は根源的なところでは同じ。ところが、ゼロ金利は近代の秩序がもはや維持されないことを現している。中東の過激派「イスラム国」の事例が象徴的である。近代主権国家は相互承認によりはじめて国家としての正統性を有することになるのだが、「イスラム国」の一方的な宣言の前に既存の国家はなすすべもない。

●良識ある資本主義>21世紀の資本(渋沢健) http://www.nikkei.com/money/column/moneyblog.aspx?g=DGXMZO8302530010022015000000
「「その経営者一人がいかに大富豪になっても、そのために社会の多数が貧困に陥るようなことでは、その幸福は継続されない」。渋沢栄一の代表作である 『論語と算盤』の「合理的な経営」からの引用だ。 ピケティ氏と栄一は資本主義において、実は同じよう問題意識を持っていた」。

●世界一の資産家レイ・ダリオ氏が解説する「30分でわかる経済の仕組み」 全文書き起こし http://logmi.jp/35096

よく理解されていないのが「クレジット」、「信用」。クレジットはなぜ重要なのか。借り手がクレジットを得ると支出額をふやせる。支出が経済を押し上げる。ある人の支出はほかの人の収入となるから。クレジットが存在しない経済。そこで成長を得る方法は、所得の増加。すなわち生産性と労働時間をふやし、生産を増やすこと。一方、クレジットがある経済では、支出は借金をふやせば増加できる。したがって、クレジットのある経済では支出がより大きくなり所得の増大が生産力を上回ることができる。(動画 https://www.youtube.com/watch?v=NRUiD94aBwI&feature=youtu.be )