●国家の安全保障と人間の安全保障は相互依存の関係にある

150918 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●(思想の地層)国会前を埋めるもの 日常が崩れゆく危機感 小熊英二 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11954845.html
『平和』と『日常』を壊すな。安保法政の前に、人間の安全保障を。映画『首相官邸の前で』制作との関連で。
「国会前の若者たちは、「革命」や「非日常」を夢見ているのではない。「平和」な「日常」が崩れていく不安を抱き、それに対し何もしてくれないばかりか、耳も貸そうとしない政権に、「勝手に決めるな」「民主主義って何だ」と怒りと悲嘆の声を上げているのだ」。
「そこでの「戦争反対」「憲法守れ」は、「『平和』と『日常』を壊すな」という心情の表現だ。だからこそ、学生ばかりだった「68年」と違い、老若男女あらゆる層が抗議に参加している」。

●人間の安全保障 | 国連広報センター http://www.unic.or.jp/activities/humanitarian_aid/human_security/
「人間の安全保障が欠如する原因とそのあらわれ方は国やコミュニティによって大きく異なるため、人間の安全保障では、各地の現実に根差し、各国のオーナーシップに基づく解決策の策定強化を図ります。人間の安全保障は、各国の政府と国民がその潜在力を高め、 貧困と絶望のない状態で、尊厳を持って生きる能力を高めることになります」。

オランドは 難民受け入れは「仏憲法」で定められた国民の「義務」 サルコジは憲法拒否し受け入れ反対か? http://franettese.blogspot.jp/2015/09/blog-post_7.html
「人間の安全保障」概念は伝統的な「国家の安全保障」の概念とは相互依存・相互補完の関係にある。
「今年初めからでは地中海を超えて欧州共同体へ流れ込んだ難民は35万人以上で去年の3倍になる。彼らには戦争や災害や迫害で国を立ち去らなければならなかった人々で、フランス憲法にはこのような人々を受け入れる条項が亡命権として認められている。ユマニテの立場から難民受け入れは義務なのであるとオランド大統領は宣言した」。

●シリア難民急増「日本も協力を」 国連、受け入れ訴えhttp://www.asahi.com/articles/ASH6L64RXH6LUHBI02J.html
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は「日本を含む各国に受け入れを求めており、連帯をお願いしたい。シリア難民はかつてない規模で増え、周辺国だけではまかないきれない」、と。

●外務省:人間の安全保障(分野をめぐる国際潮流) http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/bunya/security/index.html
日本の外務省の公式見解=人間の安全保障とは「人間の生にとってかけがえのない中枢部分を守り、すべての人の自由と可能性を実現すること」。「人々の生存・生活・尊厳を確保するため,人々の「保護(プロテクション)」と「能力強化(エンパワーメント)」のための戦略の必要性が訴えられました」。

●エジプトの大富豪、難民のために「地中海の島を買う」 http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/07/egyptian-billionaire-shelter-refugees-_n_8097408.html
「「これほどまでに、未解決で複雑、そして短期的・中期的な解決策がない人道的危機は見たことがありません」と、ウォール・ストリート・ジャーナル紙に語っている。
この状況を改善するために、サウィリス氏のような個人や団体が解決策を提案している」。

●梅田望夫氏が提唱する生き方の2分類「ストック型」と「フロー型」をキャリアの観点から考える http://logmi.jp/89618
1つのビジネスにコミットして蓄積を続ける「ストック型」と、仕事をプロジェクト単位で考え次々に新しいプロジェクトに関わっていく「フロー型」。それは仕事の側の性質にも、人間の側の気質にもある類型なので、人間の気質と仕事の選び方っていうのがある、ということになる。

●"不満"で転職する時代の終焉 どんな風にジョブチェンジするのが主流になるの? http://www.huffingtonpost.jp/careerhack-enjapan/story_b_8074656.html
いよいよ「内向き」志向になりつつあるか。これまでの「スキル(何ができるか)」「工数(生産性)」を問うことはまれになった、と。「企業側の「カルチャー」と個人の「生きざま」。これらふたつの整合性が非常に大切になってきている。これが3年くらいの転職マーケットにおける変化」。
筆者はこれをポジティブにとらえての論考を書いているが、職(食)を探すものにはつらい(生き様を変えないと就職できない)時代が到来している、ともいえる。

●「週32時間労働」という就業時間を導入した企業のトップが語る仕事と人生のトータルバランスとは? http://gigazine.net/news/20150908-32-hours-workweek/
「成長する子どもと過ごす時間は、いくらお金があったとしても、どんな力を自分が持っていようとも、決して取り戻せないものです」。
「長時間働きづめにならないことで、より多くのアイデアが浮かぶなどのメリットがあります。Treehouseでは、そのようなクリエイティブさを無理やり作りだそうとしているのではなく、よく働いてもらおうとする人に多くのケアを行うことで、結果としてクリエイティブになるようにしているのです」。
「大事なことは、われわれが人類の歴史の中でも『仕事に関する時間を短くすることができる』という幸運に恵まれていることです」。

●シングルマザーには「起業家」という道がある http://toyokeizai.net/articles/-/84375?display=b
身を助けたのは経理とITのスキル。そして熱い思い。「ひとり親世帯や核家族の子どもを地域全体で育めるようにしたい」。ネットやソーシャル・メディアなど「仕事に関する」アクセス性、生産性という幸運に恵まれた時代だからこそ。

●沖縄の女子高生が15歳で起業。地元発メディアで勝負に挑む。 https://collegino.jp/2015/09/rolemodel-okinawa/
日本でだって。沖縄に存在する情報格差を無くしていくのが狙い。
「沖縄」から日本、世界に出て活躍しているロールモデルとなるような人に事前に中高生から質問を集め、インタビュー。

●スマホやPCの利用で中年世代の脳が活性化、50歳でも42歳の頭脳に若返るとの調査結果 http://irorio.jp/karenmatsushima/20150906/258278/
端末を利用するには、実際に手先を動かすことに加え、パスワード記憶なども伴う。これらが、脳のいいトレーニングとなっている。

●飛行機・タクシー・高速道路などが安くなる?知らないと損をする、介護割引について http://kaigolab.com/distance/148
「介護割引」については、やはり、航空会社が進んでいる。「その理由は簡単で、航空会社各社が、フェアな経済原理を基本とした「競争」をしているからです。今となっては「介護割引」のない航空会社は、介護者から選ばれにくい」から。

 
┃Others あるいは雑事・雑学

●話題の絵本「せいめいのれきし」今、注目を浴びている2つの理由 http://www.ehonnavi.net/style/37/4/?ex_media_fb_264

●なぜ必ずと言っていいほど乳幼児はアンパンマンを好きになり、突然卒業するのか? http://togetter.com/li/871055

●SNSでの育児や家庭問題の相談が急増中! でも頼りすぎにはご用心 https://www.circl.jp/2015/09/06/4059/

●ここ、日本です。まさかの発泡スチロールでできたホテルが美しすぎると話題 http://by-s.me/article/187760170179562229

●よくわかる、なぜ「五輪とリエージュのロゴは似てない」と考えるデザイナーが多いのか? http://bylines.news.yahoo.co.jp/takayukifukatsu/20150907-00049112/