●教育は人工知能の力を借りて個別化へ向かう

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●教育は人工知能の力を借りて個別化へ向かう http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/hc2015/071500007/
「テクノロジーによって教育をいかに向上するかを考える前に、教育や職業に対する考え方を柔軟にしなければならない」。00年代の「Oの時代」(オープンソース、オープンシステム、オープンスタンダード)、10年代の「Cの時代」(コラボレーション、コミュニティー、クラウドなど)を経て、「Pの時代」へ。「「パーソナリゼーション」(個人対応)、「プリファレンス」(好み)、「プレディクション」(予測)、「プロアクティブ」(先見的に行動)、「プロジェクトベース」(プロジェクト型)、「プロブレムベース」(問題解決型)」。

●MOOC等を活用した教育改善に関する調査研究 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/itaku/1357548.htm
日本にも試験的、先端的事例はなくはない。しかしコンテンツ制作の手間とコストが重くのしかかり、二の足。日本語教材とし反転授業に使うのはそろそろ認知が進んで居る。
産業界でも労働人材の流動性が高くない中では、自社の暗黙知に精通する方が昇進・昇格に結び付きやすいため、アリバイ作りの取り組みが主流。

●変わるオンライン教育。「学べる」から「学び、教えられる」が主流に? http://itlifehack.jp/archives/11816
「誰でも自分の講座をネット上に持ち、講師になれる」というオンライン教育サービス。それが2010年に5月にスタートしたudemy(ユーデミー)

●法政大学キャリアデザイン学部の主要ゼミ、東京大学アントレプレナー道場が、スクーの動画を教材として採用 http://edtech-media.com/2015/07/21/schoo-9/
自宅にいながらオンライン上で全国の大学の授業を受講できるサービスへ前進、それが「schoo(スクー) WEB-campus」。
もともと“仕事に活きる学習コンテンツ”を過去3年間で2,000本以上提供。これまでに蓄積してきたコンテンツを、今度は大学側が大学生の教材として活用することで、「アントレプレナーシップ」や「ITビジネススキル」など、大学の授業だけでは網羅しきれない領域を担当し、大学生の“学び”の深化を支援。

●iPadで板書を減らした「教室タブレット革命http://mainichi.jp/premier/business/entry/index.html?id=20150717biz00m010010000c
「授業をICT化することで、板書を書き写す無駄な時間をなくし、以前の1.5倍の量の問題演習をこなす時間を確保できた」。「全員の答えを電子黒板に一斉に映し出すスタイルをとっている。全員が答えを書くので参加意識が生まれ、よくある間違いなどを解説できる」。

プログラミング教育サービスの4つのパターンと、まだどこもやってないこと http://www.catch.jp/blog2a/2015/07/18/edtech/
Education(教育)をTechnology(技術)で進化させようと、次々と立ち上がっている教育系オンラインサービスの総称、EdTech。ここでは代表的なプログラミング学習サービスを、いくつかのパターンごとに紹介。パターン1:一般向け – オンライン教材/パターン2:プロ養成 – オンラインプログラミング講座/パターン3:子供向け – プログラミングツール/パターン4:子供向け – プログラミング教室。

●Microsoftが教育現場用のマインクラフト「Minecraft in education」を発表 http://spnews.auone.jp/column/news/?ID=ggz_CLM201507010003
ゲームアプリであるMinecraftについて、Microsoftが教育現場でより有効に活用できる新しいプログラム『Minecraft in education』を発表。スウェーデンのある学校では必修科目になっているほか、シアトルにある学校では、Minecraftをつかって計算を学習し、ロサンゼルスの学校では、人文学の授業にMinecraftが使われている。

●「ロボット教育」は、子どもをどう伸ばすのか http://toyokeizai.net/articles/-/76590
奈良のIT教育は全国でいちばん遅れている。ところがその中で2014年、国立奈良教育大学附属中学校の子供たちがロボットの世界大会である「WRO」で優勝。
教師の側から答えを教えない、という接し方が重要、と。学生はモチベーションさえ与えれば、C言語の勉強すら自分たちで始める。
また、「ロボットはツールに過ぎない」という視点も重要。「興味深いことに、科学部の活動を通じて、学校のさまざまな活動に積極的に関わるようになってきた子もいます。例えば、生徒会やクラスでリーダーになって活躍する子が出てきたんですね」。

●ロボットにお絵かきさせよう おもしろオープンソース組み替えロボが日本上陸! http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/359/359476/
“mCar”は3ヵ所に車輪がついたロボットカー。平面上に自由自在に走りながら絵を描ける。(関連サイト:https://www.makuake.com/project/mdrawbot/ )

●学校書店.com|デジタル教材制作支援サービス http://xn--48s27e34j67a.com/
学校書店.comでは、主に「学校独自の教材の電子化」「電子書店の開設」をサポート。教師が執筆した学術書やオリジナル教材の電子化を制作支援。一方、電子書籍はEPUBなどのフォーマットで制作でき、動画やAR/VRなどを取り入れることも可能。

●高校での導入が進むアクティブラーニングを応援 受験サプリでハーバード大学マイケル・サンデル教授の「哲学講座」開始 http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1507/29/news157.html
『What Money Can't Buy(それをお金で買いますか)』(早川書房)をもとにした高校生向けの特別講座。構成はイントロダクションに加え、問い(約2分)と具体的な事例を交えた回答案や哲学的な思考方法の解説(約8分)を合わせた約10分の講義。

●「教育の地域格差を解消したい」岩手県大槌町で一流カリスマ先生のオンライン授業開講 勉強サプリ×認定NPO法人カタリバがコラボレーション http://www.sankei.com/economy/news/150729/prl1507290063-n1.html
地方に住んでいるために近くに良い予備校や塾がなく通うことができない、また震災の影響で家では十分に学習できる環境にないという教育環境における「不」を解決。

●リクルートの「勉強サプリ」とNPOカタリバ、被災地で無料夏期講習講座を実施 http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1507/30/news115.html
オンライン教育サービス『勉強サプリ』は、いつでも・どこでも・圧倒的な低価格で、全国の超一流先生の授業を受講でき、さらに、何度でも、学年を横断して勉強できるため、学び直しや先取りなど個々人に合わせた習熟度学習が可能。

●変わる日本で、教師の卵たちが学ぶべきこと http://toyokeizai.net/articles/-/63266
教師間に教師観の変化が起きている。「以前、教師は学級王国を一人で作るということがありましたが、今はそれでは立ち行かず、「チーム学校」とみんな言い出しています。つまり、教職員が連携をしながら教育を行うことが普通になっています」。

●夏休みに読んでおきたい教育本 27選 http://ict-enews.net/2015/07/29ict-enews/
本選定のテーマは、アクティブ・ラーニングプログラミング/ICT活用教育/反転授業/タブレット活用他。