●第4の産業革命を背景に、教育のあり方はどう変わる?

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●第4の産業革命を背景に、教育のあり方はどう変わる? http://gereports.jp/post/121177081969/education-game
仕事と教育の将来を方向づける重要な3つのトレンド:データ・アナリストの必要性/ロケーションフリーでインタラクティブな教育/協働型ロボットなどテクノロジーのさらなる発達。

アクティブラーニング失敗事例ハンドブック【公刊版】 http://www.nucba.ac.jp/research/community/entry-14562.html
アクティブラーニングそのものの実践ハンドブックであると同時に、一般的な授業運営ノウハウの不足に対する反省ポイントも見えてきて参考になる資料。

●日本産業再興プラン. 文部科学省提出資料 http://wwwa.cao.go.jp/wlb/government/top/hyouka/k_33/pdf/s2-3.pdf
成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進が課題になっている。しかしいったい誰が、教えるのか。
文科省は大風呂敷に、「専修学校、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、高等学校等と産業界等が産学官コンソーシアムを組織し、その下で職域プロジェクトを展開し、協働して、就労、キャリアアップ、キャリア転換を目指す社会人、生徒・学生、育児休業中・子育てのために離職している女性等に必要な実的な知識・技術・技能を身につけるための学習システム等を構築する」、と言い。
その中には小学生のための「土曜日の教育支援体制」まで含まれている。

●その学部、本当に必要? 全国立大に見直し通知、文科省 http://www.asahi.com/articles/ASH685CJLH68UTIL01W.html
「文科省によると、自然科学系の研究は国益に直接つながる技術革新や産業振興に寄与しているが、人文社会系は成果が見えにくい」、と。

●国立大学が「文系廃止」を推し進める裏事情→安倍晋三首相の存在? http://news.livedoor.com/article/detail/9310435/
「「国立大学」は2004年に設置形態が変更され、国立大学法人という独立行政法人となった。文科省のHPなどには、大学の自主性を高め柔軟な教育研究をすすめるためと謳われているが、国からの運営費に頼らざるを得ない財政構造になっていることから、結局、国すなわち時の政府の方針に逆らうことができないのが実際だ」。

●大学の役割とは何か? 国立大学改革の行方 http://www.asahi.com/articles/ASH653VNRH65UPQJ001.html
社会も産業も大きく変わっているいま、大学も変わっていかないといけない。そんな認識が、国立大学改革の出発点としてある。それには誰も異存はないのだろうが、文科省の指示は待ったなし。
「キーワードは「機能強化」。各大学には「地域活性化の中核的役割」「特色のある全国的教育研究の展開」「世界最高の教育研究の展開」といったなかから進むべき方向」を明確にせよ、と。

●2030年に向けた国内大学のパラダイムシフト (1) イントロダクション - 迫りくる国内大学の危機 http://news.mynavi.jp/series/education3/001/
「2018年問題」。
2009年以降は120万人前後で推移していた18歳人口が、2018年以降に再び減少に転じる。一方、大学進学率は2010年の52.2%を頂点に、ほぼ横ばい。結果、2013年時点で61万人程度いた大学入学者数は、2031年には50万人程度まで減少すると予測される。単純に考えると2031年には8万人分の定員割れが生じる計算になる。

●平成26年度「学校図書館の現状に関する調査」の結果
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/link/__icsFiles/afieldfile/2015/06/02/1358454_01.pdf
全校一斉の読書活動の実施状況は小学校96.7%、中学校88.3%、高等学校42.9%。その一方で、司書が常駐している図書館は、小学校54.3%、中学校53.0%、高等学校64.5%。

●早稲田大学は、ソニーの「デジタルペーパー」に何を期待したのか http://toyokeizai.net/articles/-/68530
「実証実験には学生たちも参加しており、その中では論文やレポートを書く前段階の、思考をまとめる作業にデジタルペーパーが大きな力を発揮することが見えてきたという。手書きのため、ふと思いついたアイデアを文字や絵ですぐ表現できる。自分の考えをスムーズに可視化し、情報を整理することで、論理的な思考が身につく」。

●ちょっと待った!小中学校でのプログラミング教育 http://www.rubyist.net/~matz/20130612.html
必要性は認めるが、全員悉皆で無ければらならないかに疑問。また悉皆にするだけの体力が学校側にはない、との指摘。

●中学生、高校生のためのプログラミング・ITサマーキャンプ https://life-is-tech.com/summercamp2015/
iPhoneアプリ開発、ゲーム、WEBなど11コースの中から。参加者の約8割が、プログラミング経験のない初心者。東京大学、京都大学、名古屋大学などの名門大学のキャンパスで学べるのも大きなポイント。

●「京都ICT教育モデル構築プロジェクト」を開始します。 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/events_news/department/media/news/2015/150602_1.html
生徒に1人1台のタブレットPCを貸与して、家庭での学習記録や端末使用状況などのログデータを蓄積。生徒1人1人について詳細な学習ログを取得することで、個人適応型(テーラメイド)の学習指導を展望。学習ビッグデータを将来の学びに活かす。

●教育現場の「著作権」巡り識者が議論、教育のICT利活用で続出する課題 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/060801909/
子どものスマホが、いまの教育を超えていく時、大人は変わらなければならない。法制度も。
「インターネットを利用した学習スタイルの多くが著作権法35条で認められた『教育現場の例外措置』の範囲を越えている」。