●ビル・ゲイツ、トマ・ピケティの『21世紀の資本』に共感するも「富裕税への増税には賛成できない」

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┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

ビル・ゲイツトマ・ピケティの『21世紀の資本』に共感するも「富裕税への増税には賛成できない」 http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/05/piketty-bill-gates-not-pay-more-in-taxes_n_6420418.html

富める者一人一人が自らの富をどのように使っているかを考慮せずに、富裕層をひとまとめにしている点は間違っていると主張。米国には寄附の運動や、ボランティア活動の習慣がある。

●東日本大震災への米国からの寄付が7億3000万ドルに http://www.jcie.org/researchpdfs/311/JCIE_USGivingReport4J.pdf
日本への寄付金を届ける活動をした非営利組織は330以上の団体。全米各地の日米協会のネットワークなど、日米の文化・草の根交流によって築かれたつながりがベースとなった。

●米ハーバード大に史上最大の寄付367億円、超大型寄付相次ぐ背景 http://media.yucasee.jp/posts/index/14300

米名門私大の収入構造は日本とだいぶ違う。寄付金が予算の30%以上を占める。

◯(2014衆院選)税に思想はあるか 諸富徹さん http://digital.asahi.com/articles/DA3S11480602.html

「人への投資は日本の生産性を高めます。これからの経済成長は、製造業の生産拠点としての整備ではなく、いかに質の高いサービスを生み出す人を育てられるかにかかっているからです。人的資本が鍵です。人に投資せずに、経済成長はあり得ない。人への投資を重視する社会的投資国家への転換をめざすべき」。ピケティのグローバル課税と同時に、あるいはそれより先にやるべき、税制度の発想の転換。

●実は、ピケティはこうも言っている ピケティ勉強会(4) http://society-zero.com/chienotane/archives/24
マルクスは読んでいない/不平等、格差が絶対いけないとは言っていない/税は社会正義のために使え(成長のために使うな)。

●格差拡大:改善の方法とは? - OurWorld http://ourworld.unu.edu/jp/rising-inequality-how-to-reverse-it

2000年以降の10年間にラテンアメリカの広い地域で格差の縮小が観察された。その原因は3つ:技能労働者と非技能労働者の賃金比が減少/扶助という形態での所得の社会的移転/資本所得の集中の緩和。背景にそれ以前に比べ民主主義が機能していることあある、と、

●ロボット新戦略のポイント-ビジョン・戦略・アクションプラン http://www.meti.go.jp/press/2014/01/20150123004/20150123004d.pdf
ロボットを巡る新たな国際競争の背景には、デジタルデータやバーチャルネットワークが中心となる IoT 時代の本格的な到来がある。それはAIの勃興とデータ駆動型イノベーションとも関連している。これらとの連携を展望した、新しい「ロボット革命」像の確立と政策への落とし込みが重要。(ロボット新戦略 要約 http://bit.ly/1z3vxCr )

●介護ロボットが普及するには何が必要か~介護分野を取り巻く問題の抜本的解決に向けて http://www.dir.co.jp/consulting/theme_rpt/public_rpt/healthcare/20141229_009300.pdf
「介護は人の手が一番」との意見が大半なのが現状。ロボットの出番はどこなのかの見極めが大事。

●ロボット普及へ官民で1000億円 5カ年戦略案、介護保険の適用拡大 http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS22H5R_S5A120C1PP8000/
介護保険を適用するロボットをふやす方針。

●デザインドリブン・イノベーション : 技術で拓く http://www.mri.co.jp/opinion/column/tech/tech_20150121.html




デザインドリブン・イノベーションを起こすには、二つのアプローチがある:異分野技術の融合によるアプローチと潜在的なニーズ探索によるアプローチ。異分野技術の融合の事例:Wiiはエアバッグで用いられていた加速度センサーをゲーム機のコントローラーに活用した。ルンバは軍事技術で培った人工知能を掃除器に適用し、デザインドリブン・イノベーションを起こした。潜在的なニーズ探索の事例:iPadはスマートフォンとノートパソコンの中間にあった潜在的なニーズを掘り起こした。ダイハツ工業のタントは、家族が車で移動する時の障壁を取り払うことで、成功を収めた。

┃Others あるいは雑事・雑学
●世界の宗教の聖典を日本語で読む|Colorless Green Histories http://hi.fnshr.info/2015/01/24/holy-books/