カリソケには多くの研究者が訪れた。山極も一九八〇年からニ年間、フォッシーの指導のもとマウンテンゴリラの研究を行…
タグ: 霧のなかのゴリラ
ダイアン・フォッシー
コンゴ独立戦争の勃発により、ゴリラ研究は中断を余儀なくされる。戦後、マウンテンゴリラの野外調査をヴィルンガで再…
子殺し行動の共通点:誰が殺すか、子を殺された母の行動
ヴィルンガでの子殺し行動の各事例を詳細に分析すると、いくつかの共通点が浮かび上がってきた。 殺されたのは全て離…
マウンテンゴリラで複雄群ができる理由
ヴィルンガで複雄群がよく観察されるのは、群れで育った息子が成熟しても群れから出ていかないことがあるためだ。つま…
子殺しを避けるため、単独で移籍するヴィルンガの母ゴリラ
この子殺し行動の影響のためか、ヴィルンガでは普段のメスの移籍のパターンもカフジと異なる。元の群れに成熟オスがい…
ゴリラの父性行動とインセスト回避
ゴリラのオスは生まれたばかりの新生児には興味を示さない。しかし、一歳を過ぎてお乳以外の物を口に入れ始めると、母…
ドラミングの本当の意味
しかし、ゴリラのドラミングは決して敵への威嚇などではなかった。 二十世紀後半、ジョージ・シャラーやダイアン・フ…