このように、わたしたちの認識は、常にすでに個的直観と本質直観が一対のものとして成立している。
個的直観と本質直観、これは、わたしたちの世界認識の仕方における、フッサールの言葉を借りるなら「諸原理の原理」なのである。
■参考文献
『イデーン Ⅰ-Ⅰ』 第三節 エトムント・グスタフ・アルブレヒト・フッサール 原著一九一三年
★この記事はiCardbook、『自由の相互承認—— 人間社会を「希望」に紡ぐ ——(上)現状変革の哲学原理』を構成している「知識カード」の一枚です。
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