では「自由」の本質を、わたしたちはどのように描き出すことができるだろうか?
この問いを解明する前に、まず「自由」にまつわる三つの〝表象〟(表面的なイメージ)を解体しておかなければならない。
一つは「因果からの自由」、二つ目は「恣意としての自由」、そして三つ目は「解放としての自由」である。
■参考文献
『「自由」はいかに可能か―社会構想のための哲学』 第二章 「自由」のイメージを解体する 苫野 一徳 二〇一四年
★この記事はiCardbook、『自由の相互承認—— 人間社会を「希望」に紡ぐ ——(上)現状変革の哲学原理』を構成している「知識カード」の一枚です。
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