チンパンジーとボノボ

チンパンジー属の類人猿はコンゴ盆地周辺に生息し、コンゴ川の南側のボノボ(Pan paniscus)とコンゴ川の北側のチンパンジー(Pan troglodytes)に分かれた。

チンパンジーの中には、ゴリラが生息していないような東西アフリカの疎開林やサバンナにまで分布を広げた亜種も存在する。


■参考文献
『最後の類人猿―ピグミーチンパンジーの行動と生態』  加納隆至(どうぶつ社、一九八六年)

『ピグミーチンパンジー:未知の類人猿』 黒田末寿(以文社、一九九九年)

『チンパンジー:ことばのない彼らが語ること』 中村美知夫(中央公論新社、二〇〇九年)

『あなたはボノボ、それともチンパンジー?』 古市剛史(朝日新聞出版、二〇一三年)

『道徳性の起源:ボノボが教えてくれること』 フランス・ドゥ・ヴァール  柴田裕之訳(紀伊國屋書店、二〇一四年)原著二〇一三年

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