究極の低エントロピーの供給源としての太陽

開放定常系としての地球は、常に低エントロピー源としての太陽エネルギーを取り入れ、廃熱を宇宙空間に放出することによって、機能する。

石炭・石油・天然ガスといった化石燃料は、過去の太陽エネルギーが地上に蓄積したものであり、天然の核融合炉である太陽が究極の低エントロピー源である。※I):常に増大していくエントロピーを常に放出することによって、「系内のエントロピーを一定に保つことができる系」のことを「開放定常系」と呼ぶ。(『エネルギーとエントロピーの経済学』)


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I. :常に増大していくエントロピーを常に放出することによって、「系内のエントロピーを一定に保つことができる系」のことを「開放定常系」と呼ぶ。(『エネルギーとエントロピーの経済学』)