ダイアン・フォッシー

コンゴ独立戦争の勃発により、ゴリラ研究は中断を余儀なくされる。戦後、マウンテンゴリラの野外調査をヴィルンガで再開したのがダイアン・フォッシーだ。

彼女は一九六七年にコンゴに入りゴリラの人付けに成功、ヴィソケ山のルワンダ側にカリソケ研究センターを設立した。フォッシーは、ゴリラが自らの意思で触れた、初めてのヒトとなったのだ。


『霧のなかのゴリラ―マウンテンゴリラとの13年』  ダイアン・フォッシー 羽田 節子・山下恵子訳(平凡社 二〇〇二年)原著一九八三年I):この書籍は一九八九年に映画化された。『愛は霧のかなたに(Gorillas in the Mist)』[編集部]

山極寿一. 2006. 「ゴリラの人付け、人のゴリラ付け」心理学評論. 49(3): 403-413.

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I. :この書籍は一九八九年に映画化された。『愛は霧のかなたに(Gorillas in the Mist)』[編集部]