注意したいこと|「読み放題モデルってどうなのよ」手元メモ その1

昨年度から、「版元大集合…この先10年の出版を語ろう!茶話会」を企画、運営してきたJEPA(日本電子出版協会)のビジネス委員会が6月20日、2018年度版をスタートさせる。

今回のテーマは、「読み放題モデルってどうなのよ」。原則JEPA会員だけの会合だ。

・6月20日 「この先10年の出版を語ろう! 茶話会2.0」 https://kokucheese.com/event/index/523122/

いい機会なので、自分用の手元メモを整理してみた。

まずは、出版・本・読書の議論で注意したいことContinue reading

 

世界に変化を望むなら、自らがその変化になりなさい【セミナー備忘録】

◎2015年あたりから出版業界の中で、絵本革命とも称される現象が起きている。凋落する出版統計の中で唯一絵本は、それが対象とする14歳以下人口の縮小トレンドの中で、むしろ増加基調を続けている。その立役者のひとり、「絵本ナビ」の金柿秀幸氏の話を聞いた。

■セミナー概要:電子出版アワード大賞『絵本ナビ』 無料で全頁読めるビジネスモデル

読み放題1000万人が利用するNo.1絵本情報サイト『絵本ナビ』は、全ページためし読み、市販絵本の読み放題など、電子×紙の議論を超えた独自の視点で新しい価値を提供し続けています。
(参加者限定セミナーとし、資料の配布、講演映像の公開は行いません。)

■講師:株式会社絵本ナビ 代表取締役社長 金柿 秀幸 氏
銀行系シンクタンクを経て、2002年に絵本選びが100倍楽しくなるサイト『絵本ナビ』をオープン。「パパ's絵本プロジェクト」を結成し、全国で絵本おはなし会を展開。現在は、『絵本ナビ』のほか『まなびナビ』『できるナビ』など、親子のためのサイトを広く運営している。NPO法人ファザーリング・ジャパン初代理事。 Continue reading

 

出版を含め、AIを使いこなすもののみが生きのびられる 【セミナー備忘録】

◎「デザイナーなどのプロフェッショナルが可もなく不可もない作品を作っていると、瞬く間に、安価なAIベースのツールを使う素人に追い抜かれていく時代がやってきた」、これが本日のセミナーの境さんからのメッセージです。
(5分ほどのポッドキャストにそのエッセンスが語られています。http://admn.heteml.jp/podcast/2017/12/21/20171221-AI.mp3

◎背景認識として、デジタルコンテンツ業界(すでに出版もその中に取り込まれている。意識するとしないとに関わらず)で起きているグレートデカップリング問題があります。

 関連知識カード:グレートデカップリング – iCardbook|知の旅人に http://society-zero.com/icard/619438

◎生きのびるための、ひとつのツール、「 Creative CloudとAdobe Sensei」の講義の、はじまり、ハジマリ。 Continue reading

 

大学生の読書離れは高校までの読書習慣が原因

全国大学生活協同組合連合会が毎年実施している学生生活実態調査の2017年版(第53回)を公表した。学生が本を買わなくなるトレンドは不変。

下記に、2015年までの大学生の生活費(≒収入)に対する書籍購入比率を抜き出しているが、この減少トレンドは変わらず、2017年1.3%%(下宿生)、2.1%(自宅生)。1975年の7.6%、12.4%(下宿生、自宅生)、1980年の6.5%、10.2%(同左)からは大きく乖離している。

(大学生は本を買わない (コミック、教科書以外)本を読まない | ちえのたね|詩想舎 http://society-zero.com/chienotane/archives/3775Continue reading

 

CES 2018「最新ICT動向」紹介 【セミナー備忘録】

◎出版関係者にぜひ紹介したい映像があった(目次番号の2.)。この映像はアクセシビリティ対応が決して、「出版」の周辺にある出来事でなくなっていること。そしてアクセシビリティ関連技術は「出版」を、そして「読書」を、「音声」から刷新する可能性がある、という点だ。これは清水氏がいうところの「技術や社会変化の先を読むには、「境」をよく読むことが大事。改革者は周辺からやってくる」にまさに該当する事象だろう。

■セミナー概要~CES 2018のレポートとそこから見えてきたテクノロジーの動向と2018年の方向性を展望する。

Google、Amazon、Apple、Microsoft、Facebookなどが主導する、自動運転、スマートスピーカーなど、AI(人工知能)技術の様々な分野への応用が話題となっています。毎年1月にラスベガスで開始されるCES(Consumer Electronics Show)では様々な最新技術が公開されます。20数回CESに参加されている清水計宏氏に解説していただきました。
出版界、電子出版界の皆様も最新ICTの動向を把握しておくべきと思い、このセミナーを企画しました。

■講師:清水計宏氏
1977年日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)入社。82年同社退職後、テレコミュニケーション、コンピューター関係の専門紙、雑誌の編集者・記者を経て、89年映像新聞社入社。
90年に映像新聞編集長、92年取締役・編集長。2001年10月映像新聞社を退職し、独立。
主宰する「BUSINESS HINT!」セミナーは、先端技術や新規事業の紹介で有名。
【⇒プレゼン資料

日時:2018年2月20日(火) 15:00-17:30(14:30受付開始)
会場:麹町/紀尾井町:株式会社パピレス 4階セミナールーム
主催:日本電子出版協会(JEPA)

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●「読む力」が「学ぶ力」の中心 そしてそれは21世紀を生き延びる力

●リーディングスキルテストで測る読解力とは http://www.nii.ac.jp/userimg/press_20160726-1.pdf
「読む」が11のプロセス、あるいはレイヤーで構成されているとの分析から、「読めているか」を判定する、「リーディングスキルテスト」(RST)を国立情報学研究所が開発した。 Continue reading

 

「出版」からの解放 それはPubTechの始まり? ~「今年の電子出版トレンド」~【セミナー備忘録】

◎出版人が気付かないといけないこと、それはわれわれがいま、時間争奪戦の中にいるのだということ。「紙か電子か」論争はもう置いておけ。そうではなく、「ゲームか動画かSNSか読書か」という時間争奪戦時代をいかにデジタルの力を借りてサバイバルするのかという視点、「「出版」からの解放」の自覚と覚悟が求められている。
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●「クローズからオープンへ」を具体化、企業化する個人(起業家)がいるか

●ビジネスモデルの歴史的大転換に、日本だけが取り残されている(野口 悠紀雄http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52940
新しい技術、新しいコンセプトの登場に対し、日本企業はえてして、「どう使うか」でなく、「どれだけ(儲かるか)値上がりするか」にしか興味を示さない。その技術がもたらす、パラダイム転換に思いが及ばない。いまその性癖が日本の産業界、日本国の経済的な力に決定的なダメージをもたらそうとしている。彼らは気付けないのだ、90年代の終わり頃から、産業革命から続いてきた潮流に大転換が起きていることに。 Continue reading

 

●巨大組織、神社本庁の腐敗 「鎮守の森」への原点回帰こそ

習近平が中国で指摘、その撲滅に邁進している「組織の私物化現象」。同じことが、日本の組織でも起きている。

有名企業のルール無視(東芝、日産、神戸製鋼など)、行政官庁の恣意的な文書管理(森友問題など)。
そして今回明らかになった、神社組織。 Continue reading

 

●ロジックと共感はトレードオフ

●脳科学者中野信子が語る 論理と感情の関係 http://logmi.jp/215243
「ロジックと共感はトレードオフ」。論理と感情、社会コミュニティとの関連性について。
「集団の判断が正義であるとする、つまり全体主義は、歴史を振り返ってみたり、他国のことであったり、物語を読んだりしているときであれば、「恐ろしいものだ」と直ちにわかります。私たちは、そのとき外部にいるからです。
でも、自分が内部にいて、当事者になるとできないんです。客観的に見られなくなるようにできているんです、ヒトは。」 Continue reading