日本の教育情報化遅滞や情報機器死蔵率【セミナー備忘録】

GKB48主催の「これからの「教育」の話をしよう2・3出版記念会」で行われた講演。

(個人用のメモです。議事録ではありません。記事中の図画で、引用元を表記していないものはプレゼン公開資料を使用しています。今回特に豊福晋平さんにお願いをして、特別にプレゼン資料をアップロードしていただきました。先生、ありがとうございました。)

私の3歳の孫娘はテレビをスワイプしようとします。ハハ、おかしいですね。でもそれくらい、スマホ画面でのスワイプがこの娘にとって「日常」になっているのですね。

もうひとつ。21世紀は20世紀のメディアの雄、映画とテレビが「書籍化」した時代だということをご存知ですか。クラウドに映画とテレビの映像が格納され、「いつでも、どこでも」鑑賞できるようになりました。20世紀、映画もテレビも、決まった時間に決まった場所に行かなければ見ることはできませんでした。この点、本は「いつでも、どこでも」でした。21世紀、映画とテレビが「書籍化」した社会を私たちは生きています。

このふたつのエピソードを踏まえて、豊福晋平さんのご講演の内容をふりかえってみたいと思います。 Continue reading

 

「井筒俊彦と内面の人工知能」【セミナー備忘録】

(個人用のメモです。議事録ではありません。特に今回は、哲学の話で専門用語も多く、自分が理解した(と思った)ところを、どちらかというと自分の言い回し(とりわけ[ ]の部分)で記述しています。内容と表現、両方の点で正確には三宅さんが「こういった」というものでない点、ご容赦ください))

■セミナー概要

SIG-AI「人工知能のための哲学塾」東洋編 第弐夜「井筒俊彦と内面の人工知能」

SIG-AI正世話人の三宅陽一郎が、日本が生んだ天才哲学者によるアラビア哲学と東洋哲学の思索を頼りに、「心や意識がどのように立ち上がるのか?」について解説します。

日時 2017年5月15日(月) 19:30-22:15(開場19:15)
会場 株式会社Donuts(東京都渋谷区代々木2丁目2-1 小田急サザンタワー8階)

■全体の位置づけ

三宅さんの立ち位置ははっきりしている。極めてシンプル。

ゲーム・プログラミングを進化させたい。

エンターテイメントとしてもっともっと楽しんでもらえるよう、豊かな表現ができるゲーム・プログラミングにチャレンジしていきたい。

しかし21世紀を迎えたあたりから、ゲームのプログラミングは新しい局面を迎える。「身体」をゲームキャラクターが身にまとい始めたからだ。 Continue reading

 

「クリエイティブな人のための哲学塾」【セミナー備忘録】

(個人用のメモです。議事録ではありません。特に今回は、哲学の話で専門用語も多く、自分が理解した(と思った)ところを、どちらかというと自分の言い回し(とりわけ[ ]の部分)で記述しています。内容と表現、両方の点で正確には三宅さんが「こういった」というものでない点、ご容赦ください)

■セミナー概要
「クリエイティブな人のための哲学塾」

『人工知能のための哲学塾』の著者 三宅陽一郎さんによる、創造性と哲学の関係を探求する講座がスタートします。
「創造性とは何か?」「哲学とは何か?」
これまで哲学を足がかりに「知能」を追求してきた三宅陽一郎が、「創造性」というテーマで「哲学」を語ります。
日時:2017年5月9日(火)18:50〜21:00
場所:ドコモ・イノベーションビレッジ
東京都港区赤坂一丁目12番32号 アーク森ビル31階 Continue reading

 

■開催にあたって(「クリエイティブな人のための哲学塾」)

(講師:三宅陽一郎氏からのメッセージ)

人の知能は、環境、身体、知能からなります。

 

我々の知能は毎日、周囲の環境の中で刺激と情報にさらされます。知能はこのような刺激と情報から、自らを中心とした自分の世界を頭の中で再構成します。知能は単に受け身ではなくて、あらゆる瞬間に自分の世界を環境と共に創造しているのです。

 

またその結果、行動も同様に創造的に生み出されます。行動は生物が一人で作るものではなく、環境と共に創造するものです。それは環境と共に演じるダンスでもあります。生きること、考えること、認知すること、行動することは、すべて世界と協調した創造的な行為なのです。生物は日常を創造的に生きる存在なのです。

 

このように創造性は特殊なものではなく、生物の根源的なプロセスです。しかし、そういった創造性は通常は、生活や生存を構築するために収められています。それらを逸脱して、創造性を発揮することは芸術と呼ばれます。芸術を鑑賞することは、何かの理由で弱っている人の創造性、つまり生きる力を与える役割を持ち、また芸術を作ることは、我々が共通に持つ創造性の源泉に遡り、その力を導くことでもあります。

 

不謹慎とは言え、サバンナの動物たちの争いは時に芸術的でさえあります。追い追われつつ逃げきる動物たちの運動は一瞬一瞬の絶え間ない創造性の発露です。人間の社会は、周囲の環境を変え、見事な都市と移動手段を作り出しましたが、同時に、我々はその揺らぎ続ける世界の中でどのような現実を再構成して生きるべきかを常に問われています。そういった世界では、うまく現実の像を結べないもどかしさと主体的行為の減衰があります。しかし、同時に、これまでになかった新しい行為の創造が可能となって行く時代でもあります。我々は「自分」と「現実」と「デジタル世界」を再構成する時期に来ているのです。哲学とは古い書物の上に思考を限定することだけではなく、変わり続ける世界の中で、確かに、正しく、そしてより広く生きる可能性を見つけ出すことです。

 

本講演では、我々がいかに毎瞬間において創造的な精神活動を行っているか、またその源泉から創造へ至るプロセスを説明して行くことで、生物誰もが本来的に持っている創造性について説明したいと思います。またそこで、我々の鏡面である人工知能たちの創造性とどのように関係して行くかを説明できればと思います。

◆関連URL
「クリエイティブな人のための哲学塾」【セミナー備忘録】 | ちえのたね|詩想舎 http://society-zero.com/chienotane/archives/5336
<人工知能>と<人工知性>— 環境、身体、知能の関係から解き明かすAI— http://society-zero.com/icardbook/006/index.html

アイカードブック(iCardbook)| 詩想舎 http://society-zero.com/demo/index.html

人工知能と人工知性

人工知能と人工知性

 

 

『21世紀の資本』を一言でいうと


(出典: http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43114

『21世紀の資本』は一言でいうと、著者ピケティがその師匠筋、先輩にあたるクズネッツの教えに忠実に研究を続けたところ、師匠の業績(正確には、世間がそう言い立てたもので、クズネッツ自身は「仮説」を提示したのみだったのだが)を修正する結果が出てきた。そのことを報告した作品だ。

自分の給与明細とテレビのニュースからわかる日本の社会情勢との間に、なんとなく違和感を感じる人は手に取ってみるといい本。 Continue reading

 

「広告収入」モデルから「定額モデル」へ【このグラフ・このイラスト】


◎デジタルがフィジカルを初めて上回った2015年の世界の音楽市場の構成:
定額制モデルからの収益は推定ユーザー数6800万人に対して約20億ドルだったところ、広告モデルでは推定ユーザー数9億人で収益が6億3400万ドルだった。 Continue reading

 

●「思考力がある人にプログラミングを教える」と、「プログラミングで思考力をつける」とは違う

●なぜ子どもにプログラミング教育が必要なのか 中央大学 岡嶋裕史先生に聞きました! http://gakken-tech.jp/article01/
「「プログラミングを習わせる=プログラマーを育てる」と思っている人も多いですが、実はそうではないんです。
なぜプログラミング教育が必要なのかといえば、これからの社会において仕事の進め方が大きく変わっていくからです。Continue reading

 

●クラウド社会に舞い降りた真の「あなたがメディア」、マストドン(Mastodon)

●第1回 マストドンの始め方。アカウント登録から,はじめての「トゥート」まで http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/mastodon/0001
分散型SNS、あるいは分散型マイクロブログ・ツール。それがマストドン。つまり誰でも自分のサーバーにマストドンを立ち上げることができる。その「一つひとつのマストドンサーバーのことをインスタンス,マストドンサーバーの緩やかなつながりのことを「連合」(⁠英語ではfederation)と呼」ぶ。

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●「映像や音声がないというのは、本の機能であり、欠陥ではない」※

(※出典:Richard Nash 『What is the Business of Literature』)

●本はまだ死んでいない―、ウェブメディアが出版業をはじめた理由 http://jp.techcrunch.com/2017/04/13/20170410book-publishing-in-the-digital-age/
「VRデバイスが、ユーザーの脳を包みこんで別の世界を映し出す一方、本は読者の脳を働かせ、彼らと本の創造的なやりとりを通して、違う世界を映し出している」。つまり、「映像や音声がないというのは、本の機能であり、欠陥ではない」のだ。
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●お金に対する感覚とお金が引き起こした現実、そして幸福

170415 PM

●アクサ生命、「将来のお金に関する意識調査」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000025112.html
・半数以上の人が定年退職後の備えはノープラン・ノーケアの状態。
・年金に対する不安が大きい(59.5%)ものの、ほとんど対応策は講じられていない(54.9%)。

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