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●本を「作る」ための工夫 「マッチング」のための工夫

PODでいまや、「一冊」からでも本を「作り/売れる」時代がやってきている。

おかげで紙版刊行にまつわる紙代、印刷代、製本代といった嵩むコストがハードルとなり、これまで没になっていた企画が陽の目を見る。しかし、「作る」ソリューションより、いま課題なのは「本と読者のマッチング」プロセスのデジタル化、デジタルトランスフォーメーションによる新流通パイプの開発だ。

AI選書
「抜き書き」の公開
ニュースと作品(書き物)との相互乗り入れ
読み放題(サブスクリプション・モデル)
アイカードブック(iCardbook) Continue reading

 

●デジタル化はゆっくりとただし着実に紙の世界を変えていく

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●有川浩さん、出版業界と読者に期待しても、もうダメですよ…。 : まだ東京で消耗してるの? http://www.ikedahayato.com/20160310/56272674.html
自己出版のプラットフォーム「note」で十分食べていけるよ、という話。noteは「文章、画像、音声、動画など、さまざまな形式の作品を、かんたんに投稿できて多くの人に見てもらえる」サービス。
「作品を販売してもよし、ブログのように使うのもよし、自分だけのメディアをつくるのもよし。使いかたは自由自在」のサイト。
かつて菊池寛は、新聞社を辞めて小説家になったのだが、1923年(大正12年)、私費で雑誌『文藝春秋』を創刊し大成功を収め、多くの富を手にした。日本文藝家協会を設立。芥川賞、直木賞の設立者でもある。noteでそれと同じ同人誌活動ができるのでは、との論。

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知のパラダイムシフト

●「一人出版社、構想から立ち上げ、運用まで、苦難の道のり」

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●「一人出版社、構想から立ち上げ、運用まで、苦難の道のり」 http://society-zero.com/chienotane/archives/1527
電子出版では、いかに知ってもらうか、いかに買ってもらうかが重要。海外の有名作家の成功譚や大企業による事例紹介、本になったセオリー、ノウハウはいくらもあるが、いずれも、「あなたが個人レベルで自己出版をめざずのには不向き」。
個人で電子出版をする場合には別の方法がある。インストラクショナル・デザイナー、境祐司氏による9か月の奮闘の総括、成功のヒント

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知のパラダイムシフト

●出版物の分類別売上推移をグラフ化してみる(2014年)(最新)

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●出版物の分類別売上推移をグラフ化してみる(2014年)(最新) http://www.garbagenews.net/archives/2101334.html


分野別・市場シェアの変遷。2000年から最新の2013年で、構成比・シェアが増加したのは「コミック」「文庫」「児童書」。一方、「雑誌」「文芸」「新書」はシェアを落としている。但し実額(売上金額)で伸びているのは児童書のみ。

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