Tag Archives: EPUB3

●「有料」エリアと「無料」エリアをどう結び付けるか コンテンツ・ビジネスの肝

クローズの「有料」エリアと、オープンの「無料」エリアをどう橋渡しするか。デジタル化時代のコンテンツ・ビジネスの知恵の出しどころ。ただ大方のコンテンツ関連企業の対応は鈍い。その中で少数ながら新聞、雑誌、書籍、それぞれの特性を生かした様々な取り組みが続いているのは心強い。紙版と電子版が共存しながら、コンテンツ(作品)のユーザーによる発見とそこから産まれるエコシステムの維持に、寄与する道が発見されなければならない。

注目すべきは、W3Cでクローズとオープンの橋渡しのアイデアが熱心に検討されていることだろう。

両者の接点にあるのが、HTML/CSSの技術群だ。

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●社会が変わったら、教育も変わる

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●今の日本に本当に必要なのは、誰に何の教育か? http://www.huffingtonpost.jp/jpolicy/japan-education_b_8324186.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001
製品にはプロダクト・ライフ・サイクルがある:「導入期→成長期→成熟期→衰退期」。同様に「組織や制度にも寿命というものがあります。教育制度も、けっして例外ではありません。戦後70年間、現在の教育制度は素晴らしい機能を果たしました。しかし、今は変化が必要なのです」。

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ラーニング・アナリティックス(LA)|EdTechPedia

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電子教科書と電子図書館の用語集(カテゴリーごと一覧)

ラーニング・アナリティックスとは

どういう「学び」が、学習の場で実際起きているのかを把握・分析する活動。そのために、学習履歴を学習者特性や学習環境のコンテキストとともに記述、そして分析していく。この活動の目的は、学習活動と学習環境をどうやって「最適化できるか」を検討、具体化することにある。略称LAがよく使われる(Learning Analytics)。 Continue reading

 

学びのイノベーション事業|EdTechPedia

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学びのイノベーション事業とは

文科省のプロジェクト。EPUB3をベースにした電子教科書の構想が含まれている。1人1台の情報端末や電子黒板、無線LAN等が整備された環境の下で、情報通信技術(ICT)を効果的に活用して、子供たちが主体的に学習する「新たな学び」を創造するための実証研究。2013年度までの実証研究の成果をまとめた報告書が発行されており,試作された教材の使い勝手、タブレット端末の管理運営方法、実際の授業運営やトラブル管理など導入に伴う今後の課題をあげている。

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知のパラダイムシフト

正字って、何? 外字って、何?

新訳、『シャーロック・ホームズの冒險』

特定非営利活動法人文字文化協會(※註)は2015年3月、翻訳家兼武 進氏がコナン・ドイルの『シャーロック・ホームズの冒險』を正字・正假名を使い新訳した日本語テキストを、EPUB3を使った電子書籍として刊行した

正字・正假名を電子書籍に表現するには「外字」問題が立ちはだかるが、それを文字文化協會は「文字鏡SVG画像フォント」を用いることにより各電子書籍ストアの読書端末で表示させることに成功したのだ。

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