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●人工知能とベーシックインカム議論 共倒れかイノベーションか

160219 MP

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●人工知能で技術的失業をした人びとの第二の人生は? 経済学者からのヒント http://ja.catalyst.red/articles/ai-tomohiro-inoue
「「ベーシックインカム」(以下、BI)が21世紀型技術的失業対策として有効。なぜなら、「現代の高度なテクノロジーと人間という新たなコラボレーションは、過去の産業革命でもたらされたものとは異なり、それほど雇用の創出を生」まない。なぜなら「デジタル空間で完結するテクノロジーは、制約はあるもののあまり費用をかけず「コピー」できてしまうから」。
「今後経済構造は、生産要素として労働が必要なくなり、資本と技術水準のみで産出量が決定される「AK型生産経済」へと変化していく」。
だから「人びとのはたらくことに対する意思やパフォーマンスに関係なく国民全員に一定の所得を支給し、最低限の生活を保障する制度」、BIが重要に。それも2種類のBIを使い分ける必要が。「変動BI」と「固定BI」
変動BIとは、人びとの消費需要を高めることで、人工知能によって徐々に起こっていく失業を減らすための金融政策。固定BIとは、完全に仕事が代替されてしまい、溢れてしまった人びとの生活を保障するための給付金」。
「私は、人工知能が雇用を破壊するか否かは政策次第だと考えています。変動BIと固定BIからなる「二階建てBI」を実施することで、技術的失業の問題を和らげることができるのではないでしょうか」。

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