Tag Archives: 共有地

●共有地発想とICTが地域再生

160325 PM

●これは限界集落の一つの未来かもしれない。8300枚の棚田を復活させ、最新型モビリティで走る、岡山県「上山集楽」で始まった自立型集落への道 http://greenz.jp/2016/03/16/tanadadan/
「極端な話をすれば、集落を封鎖して既存の車が入れないようにしてもいいと、僕は思っているんです。そうすれば道は公道でなくなり、集落全体が大きな広場のようなもの。法規制とは関係なく、車と違う新しい乗り物を使うような可能性も広がります」。
共有地の発想の復権。
(サイト:http://tanadadan.org/)

http://gre enz.jp/main/wp-content/uploads/2016/03/04_membershugo.jpg

Continue reading

 

●デジタル化は「所有からアクセス」へビジネスモデルの変更を促す

日本と異なり、米国ではニュースに対する知的関心が高い。そこで米国では『Snapchat』内に「Discover」という独自のニュース機能を追加。またフェイスブックがウェブ上のニュースを即時に読み込めるようにと決断したのが2015年。アップルのiOSの最新版では、iPhoneでニュースを読むための独自アプリが搭載され、ツイッターは「Moments」でニュース競争へと足を踏み入れた。

一方プラットフォームにおける「あ、これこれ、自分が欲しかった情報は」という「カスタマイズ」機能。ありがたかったし、当初はそれがきちんとワークしていない、という不満もあった。不満は期待の裏返しだ。しかしいまは、それでいいのか、セランディプティも必要ではないか、それでないと、自分の知識や関心が広がって行かないのではないか。そういう懸念に、またそのことの「不幸」に、人々は気づき始めている。

そのことと、ニュースコンテンツ生成を担当するメディア側の懐疑とは裏腹の関係にある。2016年は、2015年にあった「パブリッシャーは、プラットフォームにある種の「管理権」を譲り渡すことで「利益を生み出す共生関係」へ向かう志向」に、迷いが芽生える年に。

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●ニュースメディアの原理/ビジネスを構想するための視座として http://mediadisruption.net/2016/01/02/bipolarizationofnewsbiz/
ニュースが価値をもたらすその根本理由:事象を知る……驚き、感動、怒り、悲しみなどの感情面の刺激に始まり、それを理解する、対処するなど、知見のひろがりと行動を喚起する価値/事象を深く理解する……事実の背景、そのもたらす影響などを客観化したり、他の事象と関係づけるなどして、世界や社会への視点を形成する価値。

Continue reading

 

●都市化こそ、脱「所有」、シェアの上に構築されるべきもの

151030 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●江戸時代はハゲ山だらけだった!?   現代の森林飽和と海岸線の関係 http://matome.naver.jp/odai/2138511714366732101
かつて木は今の石油、つまり薪として、エネルギー源だった。農業含めた産業化がエネルギーを必要とするほどに、森林は縮小していった。例えば、「儒学者熊沢蕃山は、森林荒廃の理由の一つに製塩燃料の伐採を挙げてい」る。
平安時代に産まれた「シェア、共有地=里山」の価値観が一度捨てられ、その後見直されたのが江戸時代後期から明治時代。
都市化が進んだ「江戸時代に産まれた村人が見渡す山のほとんどは、現在の発展途上国で広く見られるような荒れ果てた山か、劣化した森、そして草地であった。この事実を実感として把握しない限り、日本の山地・森林が今極めて豊かであることや、国土環境が変貌し続けていることを正確に理解することは出来ないと思われる」。

Continue reading