Tag Archives: リモートワークス

●「コロナ後のニューノーマルへの備え」と「社会の危機を変化の入口に」

フランスのマクロン大統領は、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)には資本主義を作り変える力がある。」、とフィナンシャル・タイムズのインタビューでコメントしています。

世界中が感染症対応と、その対応がもたらす社会インフラ破壊への手当てに追われています。このコロナ危機のさなか、しかしコロナが収束しても、もはや「元の世界」には戻れないのではないか、どういう世界がその先に待ち受けているのかについての思索が、世界では始まっているのです。感染爆発ならぬ企業倒産の多発で、モノとサービスの供給体制が瓦解する「倒産爆発」の後では、もう元の状態に戻れないと考えられるからです。 Continue reading

 

●新型コロナが炙り出す適者生存 日本社会のゆくへ

新型コロナという環境変化

『種の起源』でダーウィンは後に「進化論」と命名される考え方を明らかにしました。ただ、私たちは個体の生物学的な視点からのみで進化論をとらえようとしがちです。しかし彼は『人間の由来と性淘汰』で個体と環境とのかかわりだけではなく、個体どうしの「社会」も、繁殖競争などを通じて進化の舞台となることを予言していました(ダーウィンが開いた動物社会学の道 | iCardbook|知の旅人に https://society-zero.com/icard/520444 )。 Continue reading

 

●働き方改革のもう一つの視点

170616 PM
┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

働き方改革の視点のひとつに、私たちのICT苦手意識の存在や心理学の学術成果(「本来の自分を曝け出」せる効果)もいれるべきかもしれない。 Continue reading

 

「クラウドと携帯端末」が産みだす、新しい格差の温床

170415 PM

各種端末からのデータをクラウドに集め、解析し、仕事の現場の生産性をあげることができる時代がやってきた。

たとえばそれを不可逆的に進む高齢化に伴う介護人材需要/供給のギャップ(前者のテンポに後者の供給テンポが追いつかない)に活用すれば、労働者をhappyにしつつ生産性があがる。ところがフリーランスに対して適用、仕事のアウトソーシングとフリーランサーとのマッチングに使うと、ワークライフバランスの改善策として労働者をhappyにはしても、それだけとどまらない結果を生む可能性がある。 Continue reading