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●「クローズからオープンへ」を具体化、企業化する個人(起業家)がいるか

●ビジネスモデルの歴史的大転換に、日本だけが取り残されている(野口 悠紀雄http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52940
新しい技術、新しいコンセプトの登場に対し、日本企業はえてして、「どう使うか」でなく、「どれだけ(儲かるか)値上がりするか」にしか興味を示さない。その技術がもたらす、パラダイム転換に思いが及ばない。いまその性癖が日本の産業界、日本国の経済的な力に決定的なダメージをもたらそうとしている。彼らは気付けないのだ、90年代の終わり頃から、産業革命から続いてきた潮流に大転換が起きていることに。 Continue reading

 

●「検索」が変容し「広告」を揺るがしているが、イッシューはそれだけではない。

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

脳の中でニューロン同士をシナプスが結ぶことで、またそのネットワークが複雑に生成されることにより、人間の記憶が作られる。が、その記憶は意識下でより、無意識下での生成のほうに奥行きがあることが知られている。しかも無意識下での記憶には情動の働きが強く作用している、ことも。

さて、ネット上で近年、情報取集が検索エンジンの活用によるものから、SNS等でのエンゲージメント経由のものに変わりつつある。その爆発力は企業の広告戦略に見直しを迫っている。だがここで、エンゲージメントが共感、感動といった(無意識下で働く)情動に駆動されていることにもっと留意することが重要だろう。 Continue reading

 

●生活感や幸福論における世代間格差

160219 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●新しい時代に適応しつつある、日本の若者5つの特徴 http://tabi-labo.com/222531/anxiety-power03/
日本は停滞しているように見えるかもしれないが、生活感や幸福論において静かな革命が起こっているように私は思う。それは、特に若い人たちを中心に広がっている」。
「実は超少子高齢社会である日本において問題を抱えているのは、自分の人生に対しての指揮権を所属していた組織に委ねてきてしまった中高年世代の方なのかもしれない」。

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●人工知能のこと、もっときちんと知りたい?

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●IT、都市、ヘルスケア、あらゆる領域で人工知能と人間が共創する未来 http://wired.jp/innovationinsights/post/analytics-cloud/w/cocreation_with_ai/
人工知能が連れていく二つの世界。ひとつは「知能化」への道。接頭に「インテリジェント~」や「「スマート~」が付く。それまで「知能的でなかったものが知能的になる」という「知能化」の流れ。
もうひとつの流れは、知能全体をつくろうとする「総合的知能」。「「総合的知能」の特徴は、以下の4つの条件を満たすものとされています。
身体をもち、その世界に属する
環境から情報を収集する感覚をもつ
自分自身で意思決定する能力をもつ
自分の身体を使った行動を生成することができる」。


しかしビジネス界の知者達はネット世界から再び、現実空間そのものを変化させようとしている。

その時ロボットは? ロボットは「ロボットの頭の中でローカルに処理できるものは処理しておく、そして、より難しく複合的な問題は、世界中から情報が吸い上げられたクラウド上の人工知能が担います」。
そうやって、少子高齢化社会の救世主に、人工知能とロボットはなってゆくのだ。

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●「コンテンツが王様」なら「コミュニティは王女様」

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●「コンテンツが王様」なら「コミュニティは王女様」だ:愛される王女を育てる4つの秘訣 http://digiday.jp/agencies/content-is-still-king-but-community-management-is-queen/
「コンテンツをターゲットオーディエンスに届けるという観点から見ると、FacebookやTwitterなど大手ソーシャルプラットフォームのリーチ力は、テレビにも引けを取らない」。
「しかし、ここでもっとも重要なのは、コミュニティマネジメントを通じての消費者との交流であり、この交流こそがコンテンツの内容を補完する。コンテンツが扉を開き、コミュニティマネジメントが要望をもってくる消費者を出迎えるというのが理想的だ」。

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●時間と仕事、土地 その所属、所有の在り方を再定義する

151106 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●これは意外!スマホゲームと地域おこしの組み合わせ http://business.nikkeibp.co.jp/atclcmp/15/102600007/102600001/
Ingressに「1年ほど前に「MISSION(ミッション)」という機能が追加された。この機能に、地方自治体や地域の商店街などが少しずつ注目し始めており、各地でIngressを使った地域活性イベントが増えつつある」。

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●都市化こそ、脱「所有」、シェアの上に構築されるべきもの

151030 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●江戸時代はハゲ山だらけだった!?   現代の森林飽和と海岸線の関係 http://matome.naver.jp/odai/2138511714366732101
かつて木は今の石油、つまり薪として、エネルギー源だった。農業含めた産業化がエネルギーを必要とするほどに、森林は縮小していった。例えば、「儒学者熊沢蕃山は、森林荒廃の理由の一つに製塩燃料の伐採を挙げてい」る。
平安時代に産まれた「シェア、共有地=里山」の価値観が一度捨てられ、その後見直されたのが江戸時代後期から明治時代。
都市化が進んだ「江戸時代に産まれた村人が見渡す山のほとんどは、現在の発展途上国で広く見られるような荒れ果てた山か、劣化した森、そして草地であった。この事実を実感として把握しない限り、日本の山地・森林が今極めて豊かであることや、国土環境が変貌し続けていることを正確に理解することは出来ないと思われる」。

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●メッセージを伝える『メディア』、本棚 シェア・分かち合いの原型

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●(インタビュー)書棚から見える中国 書店「万聖書園」店主・劉蘇里さん http://digital.asahi.com/articles/DA3S11960606.html
いまは北京で書店を営む、天安門事件で拘束された元活動家のインタビュー。「人は知識を得ることが力となるし、知識を社会に提供できる仕事をしようと考え、書店を開いた。自分の選んだ本が並ぶ書棚が、私のメッセージを伝える『メディア』でもある」。
「5年ほど前から、日本にかかわる本が売れ始めました。文学、政治、経済、法律、歴史や実用書など非常に幅広い分野にわたります。日本について、もっと深く理解したいと考える中国人が増えているからです。この100年で初めてのことでしょう」。

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●スマホが世界を変えていく そこは視覚優位の世界

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●コンシューマーのアプリの利用時間がテレビの視聴時間を初めて超えたhttp://jp.techcrunch.com/2015/09/11/20150910u-s-consumers-now-spend-more-time-in-apps-than-watching-tv/
米国の話。平均的なコンシューマーは毎日198分間アプリを使用し、168分間テレビを視聴している。テレビの時間はあまり変わらないが、アプリの時間が伸長し、ついに逆転。
そのアプリで過ごす時間の中で、「Netflix、Hulu、HBO NOW、Spotify、Pandora.などのメディアやエンターテインメント企業がこの分野で成功を収めてい(る。これらは)アプリランキングの上位に位置し、アプリストアのランキングをゲームが独占することを阻んだ」。

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●地方創生はIT、サテライトオフィス、シェア、再生エネルギー、市民の自立で

150925 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●田舎企業はサテライトオフィスに学べ! | 地方創生のススメ http://regionwire.com/?p=4732
日本企業社会の難問、ワークライフバランスの解消には通勤(痛勤)時間の短縮が鍵。サテライトオフィスはもともとこの文脈で語られてきた。企業または団体の本拠から離れた所に、衛星のように設置されたオフィスがサテライトオフィス。
これがさらに地方の企業、大学の東京拠点として機能を発揮すると期待され、意味と機能を拡張させた。
そしてさらに最近、東京から地方へ、企業にとっては多様性、クリエイティブ性の獲得、地方にとってまさに地方創生に使える、という流れが出てきて、意味と機能が格段に増強されようとしている。

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