Tag Archives: アクティブラーニング

●読むのも書くのも、140文字だけでは済まされない領域がある

教育議論、メディア論、ネット功罪論などで忘れられがちなポイント。生活シーンや社会活動の中で思考を巡らそうというとき、数千字、数万字の文章でないとたどり着けない結論がある、ということ。

そのための訓練の場が高等教育、大学の場であるはず。訓練には膨大な「知識」と、その知識の構造体としての「文脈」「思想」が必要だ。 Continue reading

 

●制度や仕組みのリ・デザイン 教育界にも

エドテックもプログラミング教育も、アクティブラーニングも、正しくその概念が産まれ出でた「文脈」を理解して対応するのでないと、間違える。

社会がsociety5.0へと変容しようとしている現実がまずあって、それへの対応にデジタルの力を借りよう、ということであって、技術ありき、ツールありきなのでない。 Continue reading

 

●Scratch Minecraft Qubena

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●「超スマート社会」で活躍する人材の育成・確保 http://www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2016/05/19/1371168_009.pdf
平成28年度版「科学技術白書」も教育のICT化に言及。
「最新技術に精通した人工知能技術者」「データサイエンティスト」「サイバーセキュリティ人材」「起業家マインドのある人材」を列挙。変化の激しいこれからの時代を生き抜くためには、想定外の事象や未知の事象に対しても、持てる力を総動員して主体的に解決していこうとする力こそが重要。これを支えるのが「アクティブ・ラーニング」。
単に知識の受容を効率よく行うことが必要な分野では、「アダプティブ・ラーニング」が大事、と。

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●「何を知っているか」から「何ができるか」へ、

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●教育ICT:アメリカ最新動向 2016 【セミナー備忘録】 http://society-zero.com/chienotane/archives/4108
 「何を知っているか」から「何ができるか」へ、
 「知識注入型」教育から「参加学習型」教育へ、
 ICT教具論(教員主導型)から、ICT文具論(学習者中心型)へ、

こういった方向へはっきりと米国は舵を切った。

そのために、ICTの加勢をもらう発想。相互運用性、規格標準化が肝。
加勢のおかげでデータ活用によるその子にあった教育プログラムが可能に。そうなると固定した内容の教科書はいらない=単元IDさえしっかりしていれば。



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●社会が変わったら、教育も変わる

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●今の日本に本当に必要なのは、誰に何の教育か? http://www.huffingtonpost.jp/jpolicy/japan-education_b_8324186.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001
製品にはプロダクト・ライフ・サイクルがある:「導入期→成長期→成熟期→衰退期」。同様に「組織や制度にも寿命というものがあります。教育制度も、けっして例外ではありません。戦後70年間、現在の教育制度は素晴らしい機能を果たしました。しかし、今は変化が必要なのです」。

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●変わる教育 図書館入試から「Quipper」まで

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●生徒も先生も親も変わる!世界の教育の最前線でいま起こっていること https://mirai.doda.jp/series/interview/quipper/
「教育をパーソナライズできること。テクノロジーが教育にもたらすメリットの多くはこれに集約される」。
「新興国は優秀な教師を集める力、教師ひとりあたりの生徒数、教材の質と量に大きな課題を抱えています。ですから、新しいテクノロジーに対して、教育の課題を解決することを求める思いが強い」。日本発「Quipper」も新興国で人気=フィリピンでは「Quipper」という言葉が「宿題」と同義で使われている。
「Quipper」は親子のコミュニケーションの促進にもつながる。「子どもが成長するプロセスにおいて「親」という存在が復権を果たすようになるのではないでしょうか」。

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●学校向けSNS/学習プラットフォーム

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●Facebookがトップクラスの公立学校とパートナーシップを締結、その狙いは? http://gigazine.net/news/20150904-facebook-partnership-summit-school/
アメリカに11の公立学校を展開するSummit Public Schoolsは、卒業生の99%が4年制の大学に少なくとも1校合格しており、アメリカ全体の平均である28%を大きく上回る実績を持つ学校。そことFacebookがパートナーシップを結んだ。
両者は、すでに「Personalized Learning Platform(PLP)」というソフトウェア開発で実績を有する。PLPは年間カリキュラムの概要、生徒が授業や勉強時間を管理するためのカレンダー、授業で使う資料やテストをまとめて管理できるソフトウェア。

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●教育は人工知能の力を借りて個別化へ向かう

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●教育は人工知能の力を借りて個別化へ向かう http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/hc2015/071500007/
「テクノロジーによって教育をいかに向上するかを考える前に、教育や職業に対する考え方を柔軟にしなければならない」。00年代の「Oの時代」(オープンソース、オープンシステム、オープンスタンダード)、10年代の「Cの時代」(コラボレーション、コミュニティー、クラウドなど)を経て、「Pの時代」へ。「「パーソナリゼーション」(個人対応)、「プリファレンス」(好み)、「プレディクション」(予測)、「プロアクティブ」(先見的に行動)、「プロジェクトベース」(プロジェクト型)、「プロブレムベース」(問題解決型)」。

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●第4の産業革命を背景に、教育のあり方はどう変わる?

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●第4の産業革命を背景に、教育のあり方はどう変わる? http://gereports.jp/post/121177081969/education-game
仕事と教育の将来を方向づける重要な3つのトレンド:データ・アナリストの必要性/ロケーションフリーでインタラクティブな教育/協働型ロボットなどテクノロジーのさらなる発達。

アクティブラーニング失敗事例ハンドブック【公刊版】 http://www.nucba.ac.jp/research/community/entry-14562.html
アクティブラーニングそのものの実践ハンドブックであると同時に、一般的な授業運営ノウハウの不足に対する反省ポイントも見えてきて参考になる資料。
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●デジタル教科書の位置付け、1年半にわたり検討

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

デジタル教科書の位置付け、1年半にわたり検討 http://resemom.jp/article/2015/05/13/24487.html
文部科学省が公立小中学校の全教科の教科書をタブレット1台にまとめ、児童生徒に配布することを想定した検討を開始。早ければ2020年度から。「デジタル教科書は、教科書と副教材があり、現在普及しているのはデジタル副教材。電子ワークブックもあり、教科書の分類をしたうえで議論を進めるべきだ。現行の教科書のデジタル化は、法制度改正も伴うので、日本の教育の根幹にも関わってくる」。


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