Tag Archives: 電子教科書

学びのイノベーション事業|EdTechPedia

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電子教科書と電子図書館の用語集(カテゴリーごと一覧)

学びのイノベーション事業とは

文科省のプロジェクト。EPUB3をベースにした電子教科書の構想が含まれている。1人1台の情報端末や電子黒板、無線LAN等が整備された環境の下で、情報通信技術(ICT)を効果的に活用して、子供たちが主体的に学習する「新たな学び」を創造するための実証研究。2013年度までの実証研究の成果をまとめた報告書が発行されており,試作された教材の使い勝手、タブレット端末の管理運営方法、実際の授業運営やトラブル管理など導入に伴う今後の課題をあげている。

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標準化|EdTechPedia

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電子教科書と電子図書館の用語集(カテゴリーごと一覧)

標準化とは

複数の要素間で、仕様や構造、形式を同じものに統一すること。製品、部品、原材料、機械設備といったモノの面だけでなく、作業方法、事務手続、業務の流れ、商品としてのサービス内容など、ソフトの面でも行われる。2013年以降電子教科書では内外でその規格標準化の動きが活発になっている。なぜなら、電子書籍端末は「電子機器」、電子書籍は「電子ファイル」でいずれも工業製品。その普及には標準化が必須だといえる。とりわけ学習・教育・研修の活動といった、ソフト面をも含めた統合的な標準化が重要。 Continue reading

 

ICEプロジェクト|EdTechPedia

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ICEプロジェクトとは

電子教科書規格標準化活動のひとつ。米国を中心とするeラーニングの団体、IMS GLC(Global Learning Consortium)による電子教科書の仕様に関する活動。2013年の発足。ICEはInteractive & Connected Educational e-Bookの略。会員以外には非公開。IMSは現在、むしろEDUPUBプロジェクトへの参画とその活動に人員を割いている模様。
国内外の電子教科書規格化の動向

出典:●デジタル教科書の最新動向 http://www.cccties.org/wp/wp-content/uploads/2015/04/20150314_02.pdf


◇関連クリップ
●Interactive & Connected Educational e-Book (ICE) http://www.imsglobal.org/icecallforParticipation.html

●電子教科書の規格標準化の意義~【セミナー備忘録】EDUPUB TOKYO 2014 公開セミナー | 詩想舎の情報note https://societyzero.wordpress.com/2014/09/20/00-90/
●デジタル教科書の国際標準「EDUPUB」 第5回 【セミナー備忘録】(下) http://society-zero.com/chienotane/archives/474
●電子教科書の現状 https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/57/5/57_307/_pdf 

 

ICT CONNECT 21|EdTechPedia

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ICT CONNECT 21とは

官民学が一緒になって、世界的にみて遅れている日本の「小中高」の教育のデジタル化を早急に進めるため設立された団体。2020年度を目標として、文科省が青写真を作っている「一人1台学習端末」を具体化するのが最大のミッション。組織は幹事会、ビジョン委員会、技術標準化WG、普及推進WGの4つ。なお、「ICT CONNECT」の「CONNECT」は、「Collabration Open Network for New Educational Concept with Technologies」の略。
●構成 | ICT CONNECT 21 http://ictconnect21.jp/about/working-group/ Continue reading

 

Actionable Data Bookプロジェクト|EdTechPedia

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Actionable Data Bookプロジェクトとは

電子教科書規格標準化活動のひとつ。米国の団体、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)のプロジェクト。Actionable Data Book(ADBook)と呼ばれる、理数系教育(STM Education)をもサポートする電子教科書仕様を検討する活動。 Continue reading

 

●電子教科書 vs デジタル教科書

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●新聞トレンド powered by 日経テレコン  キーワード:電子教科書 vs デジタル教科書 http://ntrend.nikkei.co.jp/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8/%E9%9B%BB%E5%AD%90%E6%95%99%E7%A7%91%E6%9B%B8/?termFrom=20100423&termTo=20150421
日本では「電子教科書」より、「デジタル教科書」に目が向いている。
電子教科書 vs デジタル教科書https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/04/電子教科書 vs デジタル教科書-1024x683.jpg 1024w, https://society-zero.com/chienotane/wp-content/uploads/2015/04/電子教科書 vs デジタル教科書.jpg 1200w" sizes="(max-width: 530px) 100vw, 530px" />

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●「利他的な夢」を描け…学習意欲復活への道

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

●「利他的な夢」を描け…学習意欲復活への道 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/special/CO015131/20150407-OYT8T50226.html
入学時に語られる言説を180度回転させてみよう。通常は、「あなたは、あなたのために学びなさい」という論理になりがち。将来役に立つから、と。しかしここで、利己から利他へ。「自分のために学ぶのでなく、誰かのために学ぶ。(これまで)多くの人たちが作った社会から恩恵を受けてきたはずだ。(これからは)社会に貢献できる人間へと成長し、恩を返すべきである」。

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デジタル教科書の国際標準「EDUPUB」 第5回 【セミナー備忘録】(番外編)

(上中下の三回の記事で書き漏れたことで、おやと思ったり、なるほどと感心したことをランダムにメモっておきます)

これから重要視されるイッシュー

・毎週電話会議で世界の参加者が活発な議論を繰り広げている。
・議論をしていく中で、新たに出て来たイッシューで重要なもの下記3点。 Continue reading

 

EDUPUBの位置づけ

デジタル化

デジタル化は知の生成と流通に大きな変化をもたらしている。つまりデジタル化で空間軸から時間軸への、知識循環の再編成が生じている。

知識循環、知識の再生産プロセスは500年前の、活版印刷の西洋における普及を通じて確立された、リアル世界の<生産→流通→消費>の空間軸での組織化をベースにした仕組みから、ネット空間に登場したGoogleの検索窓、日々の検索行動が日常化したことを通じて一般化した、<蓄積→検索→再利用>の時間軸による組織化をベースにした仕組みへと転換しつつある。

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●「BookWeb Pro」がKinoppyと連携、公費による決済

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

●法人向けオンラインストア「BookWeb Pro」がKinoppyと連携、公費による決済が可能に https://www.kinokuniya.co.jp/c/company/pressrelease/20150120140021.html

Kinoppyで配信している電子書籍を公費対応の請求書による決済で購入可能とした。大学の研究室が本を買うとき、「公費」でという形態が当たり前。だからこれは、国内学術書の電子書籍化を出版各社に促すための、有力ツールともなる事件。

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