Tag Archives: 資本主義

●米国ではミレニアム世代が、日本では女性誌が、変革の深部に

160311 MP

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●[FT]米国分裂の危機に終幕するオバマ大統領時代 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO98116970X00C16A3000000/
「過去は決して死なない」。作家ウィリアム・フォークナーはこう言った。「過ぎ去ってさえいない」。
「トランプ氏が先月、予備選を楽に制したサウスカロライナ州の出口調査によれば、同氏に投票した人の2割がエイブラハム・リンカーンが奴隷を解放したのは間違いだと考えていた。3分の1強の人は、南北戦争で南軍が勝っていた方がよかったと考えていた」。

Continue reading

 

データ集 トマ・ピケティ『21 世紀の資本』

データ集 トマ・ピケティ『21 世紀の資本』 http://www.slideshare.net/sasazamani/21-57491313

これは『21世紀の資本』翻訳者、山形浩生氏の「日本語サポート」ページから転載したものです。
山形浩生氏はこのデータをCreative Commons の「 表示 - 継承 2.1 日本 」をベースに公開されているため、本Slideも同様に公開されます。

出典:ピケティ『21世紀の資本』オンラインページ http://cruel.org/books/capital21c/index.html

表示 - 継承 2.1 日本 — CC BY-SA 2.1 JP http://creativecommons.org/licenses/by-sa/2.1/jp/

 

 

●資本主義と国民国家 その両方が岐路に立っている

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

1.異次元緩和は失敗だった。クルーグマンの『Rethinking Japan』を読む http://www.mag2.com/p/money/6246
急激な財政拡張策は、日本のための政策にはならないだろう

Continue reading

 

●資本主義はマーケティングを必要としている? 人口減少社会の時代に

151030 MP

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●「資本主義経済が直面する大きな課題」フィリップ・コトラー教授の提言とは - http://news.mynavi.jp/articles/2015/10/15/wmsj2015/
「ワールド・マーケティング・サミット・ジャパン2015」での発言。ホモ・ファーベル(作る人)からホモ・ペイド(支払う人)への大転換が20世紀行われた。人々が「支払う」、つまり「買う」という行為を行わなくなれば、資本主義経済は崩壊してしまう。
だから、「資本主義はマーケティングを必要としている。生活の質を高めよう、より良いものを手に入れたいという消費者の需要を生み出し、需給のギャップ(=需要が供給を上回る状態)を生み出すためのマーケティングをすることが、資本主義の原動力だ」。
ところが21世紀は基本的にデフレが常態化する世界。そこでは人々が「お金を借りる=後払いするということに不安を感じ」る。「支払う」行為もサイズダウンしがちに。
従業員に給与を支払う「企業の利益分配システム」の改革が、マーケティングとともに重要な現状打開策。



Continue reading

 

●知られざる通貨の歴史。円も人民元も¥表示のなぜ?

150904 MP

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●知られざる通貨の歴史。円も人民元も¥表示のなぜ? http://diamond.jp/articles/-/77712
ドルの通貨記号$のSはシルバー(銀)のS、そして日本の円と中国の元は実は同じ通貨記号を使っている、つまり「¥」。
「中国人民元はRMB(Rénmínbì:人民元)ともいわれますが、ISOの登録では“CNY(Chinese Yuan)”です。つまり“エン”」。なぜなら、「日本・中国・韓国は、元々は“圓”という同じ通貨(名)を使っていた」から。

Continue reading

 

●米国の所得格差問題

150828 MP 9月第一号

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●教育レベルや収入によって利用するソーシャルメディアは違う?:アメリカで調査 http://newclassic.jp/27775
米国の話。Facebook、Twitter、LinkedInなどのメディアではユーザーの高年齢化が顕著。ジェンダー・収入・教育レベルによる差異も。
Continue reading

 

●グーグルがアルファベットに社名変更

150821 MP

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

●グーグルがアルファベットに社名変更 ティッカー(GOOG、GOOGL)はそのまま http://markethack.net/archives/51976638.html
新会社を設立し、今のGoogleはその持ち株会社の子会社のひとつに。そして持ち株会社の名前が、「アルファベット」。ただし、スペルは、「Alphabet」={意味としてはAlpha-bet、つまり通常以上のリターンを出す(=Alpha)賭け(=bet)というわけ」。
そして、グーグル・クロームの責任者、スンダー・パチャイがグーグルのCEOに就任。ラリーとセルゲイは、持ち株会社という立場から、グーグルに対し引き続き「親分風を吹かす」ことに。

Continue reading

 

●私たちは2025年に向け、「働く」を再発明する

150612

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●「2025年の働く」予測 http://www.works-i.com/pdf/150528_2025yosoku.pdf
「働く人たちは安い賃金で我慢し続けている」と「(企業は)競争に打ち勝つために、大いなる我慢をして、人を雇い続けている」。この構図のママで、これから生じる難題に立ち向かうのでは、日本全体がじり貧の未来図。なぜなら、
・2025 年には、団塊世代が 75 歳を、団塊ジュニア世代が50 歳を超え、団塊世代の介護を団塊ジュニア世代が担うようになる。
・主婦、高齢者が働く上での成約は多いまま。
・就業意欲を失う人が増えている。
・キャリア形成支援の財源に危険信号。
・必要とされる技能、能力のシフトが生じつつあり、この傾向は加速する方向。
だから私たちは2025年に向け、「働く」を再発明する必要に迫られている。

●「高齢化ショック」、日本格下げの教訓(2) http://japanese.joins.com/article/594/200594.html
「日本国債の格下げは、高齢化による財政悪化を避けるために世代間の不平等を減らし、租税負担に対する合意を基礎に持続可能な社会保障システムを強化しながら、財政が持つ経済活性化機能を向上させることが重要だという点を暗示している」。

●企業ばかりが儲かって、賃金が上がらないのはテクノロジーのせい? IT革命の敗者はオフィスワーカーだ http://markethack.net/archives/51968283.html
企業はデジタル技術を利用し、それまでオフィスワーカーがやっていた仕事をコンピュータに置き換えることでGDPに占める利益を伸ばしている。その反面、GDPに占める賃金の割合はダダ下がり。

●「今の仕事なくなる。歴史の転換点」 堀江氏が語る未来 http://digital.asahi.com/articles/ASH6B6TPLH6BUEHF013.html
「仕事がなくなることを心配する人もいるが、前向きに考えよう。百年前の社会はほとんどが農民だったが、彼らが今の人を見たら『遊んでいるじゃないか』と思うだろう。十年後の人も、今の僕たちには遊んでいるとしか見えない仕事をしているに違いない。もっと楽をして好きなことをやればいい」。

●学歴がなくても、世界で活躍する人の真実 http://toyokeizai.net/articles/-/17012
「米国ではそういう、好きだからやっているベンチャーのファウンダーと、儲けたいという欲望が根本にある資本主義がうまくマッチしている。だから、オープンソースの上にビジネスが乗っかって、ネット起業家やベンチャー起業家にまでお金が回るシステムができているんです。
ところが日本では、こういったネット社会に即した資本主義の循環がまだ機能していないようで、個人とお金が乖離している。そういうところでは、みんなで共有して楽しいことを起こそうとか、社会に役立つことをしようとかいうベンチャー精神は起こってこないんじゃないかな」。

生活費が高い国・安い国が一目瞭然のインフォグラフィック http://irorio.jp/sousuke/20150121/197592/
食料品や交通費、外食費、電気・ガス・水道料金などから算出された、消費者物価指数を元に作成された。

●「子どもの貧困」について考えるための5つのインフォグラフィックス http://gendai.ismedia.jp/articles/-/43376
日本では、税金を納める「現役世代」への支援が乏しい。

●社会的排除と子どもの貧困/特集:となりに潜む、子どもの貧困 http://rengo-soken.or.jp/dio/pdf/dio305.pdf
「組織社会の「内部」に入り損ねた人々からなる「外部」は、安価な周縁労働力の草刈り場になっているのが実情である。子どもの貧困と若者の貧困は滑らかに接続されている」。

●博報堂こそだて家族研究所:調査レポートvol.6「現代パパの子育て事情(前篇)」編 http://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/21700
必要だとは思っているが、実現は無理とも感じている、現代パパの仕事と子育ての両立。「学校行事などの大きなイベントや子どもの看病などの突発的な理由は、職場の理解が比較的得やすいものの、子どもの送迎のための早退など日常的な育児については、職場の理解が得づらいと感じている」。

●「情報通信機器を利用した多様な働き方の実態に関する調査結果(企業調査結果・従業員調査結果)」 http://www.jil.go.jp/institute/research/2015/140.html
テレワークのメリット:「仕事の生産性・効率性が向上する」/「通勤による負担が少ない」/「顧客サービスが向上する」/「ストレスが減り心のゆとりが持てる」。

●こりゃ斬新!クロネコヤマトが「バス」で宅配するらしい http://matome.naver.jp/odai/2143338548764718201
過疎だけでまだ路線バスが走っているなら、今のうちですよ。名アイデア。ヤマト運輸×地方バスのコラボ。

┃Others あるいは雑事・雑学

●トーマスSL運行開始! 大井川鐵道広報に聞いた“隠れたアトラクション”&チケット入手法【2015年決定版】 http://www.excite.co.jp/News/column_g/20150607/Urepia_37999.html

●図書館で偶然見つかった楽譜から多声音楽・ポリフォニーの起源が明らかに http://gigazine.net/news/20141228-origins-of-polyphonic-music/

 

●子育てしやすい国へ――小室淑恵、田中俊之、中野円佳

150527 PM

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生命/生活/人生)
働くって? 育児、教育、ケア、地域、時間、eco、社会保障など

●子育てしやすい国へ――小室淑恵さん、田中俊之さん、中野円佳さんと考えた、これからの働きかた http://www.huffingtonpost.jp/2015/05/22/huffpost-2nd-anniversary-event-kosodate_n_7420734.html
人口オーナス期に当然なこと、必然なことを清々と進めるべき。「人口オーナス期は、人口が少なくなって労働力が減るので、男女をフル活用した組織しか勝てないんですね。時給が上がるので、短時間で効率的に働かなければ勝てない。3つ目が一番大事なんですが、高い付加価値を生み出さなければ勝てないビジネスに変換するので、多様な人が異なるアイデアをぶつけ合って、思いも寄らないイノベーションを起こしていかないと生き抜けない」。人口ボーナス期の発想のままでは、「男性の20代、30代は、週50時間働いている」し、「子供を産んだ女性は、出産後に二極化する」。だから、男性の働きかたを見直すことで社会を大きく変えていく必要がある。

Continue reading

 

◯『ゼロ・トゥ・ワン』対談 ピーター・ティール × 糸井重里

150508 MP

┃Economy あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
成長と生産性、ビジネスモデル、経営、、国家、民主主義など

◯『ゼロ・トゥ・ワン』対談 賛成する人がいない、大切な真実とはなにか。 ピーター・ティール × 糸井重里 http://www.1101.com/peter_thiel/2015-04-17.html
『ゼロ・トゥ・ワン』はスタンフォード大学の学生に向け行った「起業についての講義」の議事録がもとになっている。「起業は科学ではない」、つまりすべての事象が唯一無二のもので、再現可能でない。「新しいアイディアをかたちにするとき、新しいビジネスをはじめようとするとき、世界を新しい視点で見ようとするとき、非常に居心地の悪い思いをすることになります。そこでは、聡明さよりも、定説や常識を打ち破る勇気が必要になります。そして、この世の中では、天才よりも勇気のある人のほうが不足している」。

Continue reading