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ビッグデータによる学習解析研究の意義 【セミナー備忘録】

(個人用のメモです。議事録ではありません)

□ 「学習ビッグデータ分析(LA:Learning Analytics)最前線」 - グローバルな最新情報と学習理論からの考察 - http://www.asuka-academy.com/seminar/20150729.html

■「ビッグデータによる学習解析研究の意義 - 学習理論・教材開発論の観点から」
(講師:放送大学教授 山田恒夫先生)

◎全容は下記動画で確認できます。ここでは個人的に面白いと感じた3点をメモしておきます。
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=1aHEgmzxHvo

1.明治二十年問題とe-ラーニング・システム

インターネットを活用した遠隔教育、あるいはe-ラーニングの活動とこれまでの実績が、「明治20年問題」同様の変革の時期に来ている、との指摘があった。つまり、電子教科書がいまやプラットフォームを目指している。それゆえ、LMSやMOODLEは今後電子教科書にとって代わられる可能性がある、というのだ。

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「知識カード」と5万年前の人類の知恵

1.分散型の知恵

狩猟社会が近年の研究で分散型の社会構造を維持し、平等を実現しながら豊かな社会であった可能性が指摘されている。

一方階層型社会構造は資本主義と国民国家、そして民主主義の三位一体のバランスの中で20世紀、いったん念願の自由と平等、そして豊かさを実現したかに見えた。しかし最後の四半世紀あたりから誰の目にも、その矛盾が露呈、中央集権的発想で解決が困難な問題が続出している。

狩猟社会の時代、人々は階層的な構造が紛争や不安定の要因となると考えていたようだ。とするなら、分散型社会構造の持つ知恵で、私たち21世紀社会の閉塞感を打破する経路が拓かれるのかもしれない。そしてカード化は、本を分散型へシフトする工夫のひとつだ。

2.コラボレーションから言葉が生まれた

言葉の登場以前、人間は脳の中に3つのモジュールを持っていた。3つのモジュールは「博物的知能」、「技術的知能」、「社会的知能」で、それぞれ独立して物事を認識し、問題の解決にあたっていた。

およそ20万年前、比喩の機能がこの3つをつなぎコラボレーションさせた時、言葉が生まれ、新しい概念や技術を生み出し、人類は環境の変化に適応することができるようになった。

3.カード型メディアで知識のコラボレーションを目指す

ページを単位にした、現在の知の生態系に分散型の構造を接ぎ木する。そのために「詩想誌(知識カード)」は構想された。

世界を平等な場所に変革するのに、もっとも重要な力を持つのはネット上のコラボレーション

まずカード化された新しい本、「詩想誌」はクローズな従来型の本同志を接続させる。

次に「棚の力」に替えて「詩想誌」は、異界の知同士を引き合わせる、セレンディピティを演出したい。この仕掛けで、多様性と複雑性を増す現代社会の諸問題を解決するのに、専門知、技術知、生活知がメッシュ構造をもった「知の生態系」上でコラボし、「知の創造的爆発」を引き起こすだろう。そのためにはカードが、オープンな機構に格納され、ネット上の住人となる必要がある。
→「クローズとオープンの入れ子構造」が課題。

(関連図書:『帝国の構造』 柄谷行人、『家族進化論』 山極寿一、『フラット化する世界』 トーマス・D・フリードマン)

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詩想誌 3

 


「詩想誌」と「知識カード」

「知識カード」と5百年前のページネーション

「知識カード」と5万年前の人類の知恵