Tag Archives: 『21世紀の資本』

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●中流以下が8割超。「消費者」は過去10年で激変した

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┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●中流以下が8割超。「消費者」は過去10年で激変した https://newspicks.com/news/846876/body/
何かがおかしい日本。他の先進国はどこでも1人当たりのGDPが増えており、給料も増えているのに対して、日本の場合はもう20年間GDPも給料も増えていない。特に「女の一生(ライフコース)」が変わった。多様化し、標準といえる生き方が無くなった。いや男だってそう。とりあえず大学をでておけば、という発想では生涯設計は難かしい。そのせいだろうか、1世帯当たりの家計消費支出は、1990年代半ばをピークに減少トレンドへ。1世帯当たりの可処分所得も同様で、こういう国はOECDでも日本の他にない。

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『21世紀の資本』|ピケティ用語集

フランス人経済学者、トマ・ピケティによる経済書。2015年1月時点で、世界10数カ国で翻訳刊行され累計100万部を突破している。原著は2013年9月母国フランスで、2014年4月には英訳版が米国で、また2014年12月邦訳版がみすず書房から発売された。

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●「富国」を追った70年さらなる成長には制度の組み換え必要

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┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●「富国」を追った70年さらなる成長には制度の組み換え必要 http://www.canon-igs.org/column/macroeconomics/20150128_2925.html

「戦後復興」をエンジンに成長を遂げてきたのを、「近代化」エンジンに切り替える発想の転換を、60年代には行った。21世紀の今日、「近代化」エンジンから得られる成長の源泉も枯渇。60年代同様の、発想の転換が求められる。

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トマ・ピケティ|ピケティ用語集

フランス人経済学者。「格差の拡大は資本主義に内在するメカニズムだ」というメッセージが注目を浴び、欧米で、そして日本でも飛ぶように売れている経済書『Capital in Twenty-First Century(邦題:21世紀の資本)』の著者。

フランスでは著名な知識人の一人。左派系の日刊紙リベラシオンでコラムを執筆し、2007年のフランス大統領選では社会党のロワイヤル候補に最高経済顧問として仕えた。経済学を社会学に架橋する点で、米国中心の現在の世界の経済学の潮流に異を唱え、著書が脚光を浴びる原点となっている。

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●資本主義を生かすために トマ・ピケティ氏に聞く (インタビュー)

150206 MP

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●資本主義を生かすために トマ・ピケティ氏に聞く http://www.nikkei.com/article/DGXMZO82651470R30C15A1TY6000/

「戦後の高成長期に戻れると思うのは幻想で、現実の成長に合わせたプランB(代替策)を考えるべきだ」「金融の機能は貯蓄を最も収益性の高い生産的なビジネスに向けること。教科書にはそう書いてあるが、現実は違う。金融規制の緩和を進めた結果、金融部門の投資と実体経済に直接の結びつきがなくなってしまった。大口投資家は高度な運用手法を駆使して高収益を上げられるが、小口の投資家はそうではない」「投資を呼び込もうとする国々の税率下げ競争も、資本収益率の向上を促してきた。極端な税逃れの資本移動の横行は目に余り、国際的な規制や制裁が試みられるようになっている。各国は協調してこうした行動に弾みをつけるべきだ」。

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ヴォートランのお説教|ピケティ用語集

ヴォートラン

19世紀フランスの文豪オノレ・ド・バルザックの代表作『ゴリオ爺さん』に登場する悪党がヴォートラン。

舞台は1810年代のパリ。ゴリオ爺さんは苦労人で、革命時代とナポレオン時代にパスタと穀物の事業に汗を流し、いったん財をなしたものの、その財を二人の娘のためにつぎ込んでしまい(パリの最高上級社交界に娘を送り込み、婿探しをした)、いまは貧しい下宿屋の主人。その下宿屋には上流社会入りに憧れ、地方からやてきた苦学生、法学を勉強しているウージェーヌ・ド・ラスティニャックと、お尋ね者で「トロンプ・ラ・モール」(死のいかさま師)と呼ばれる悪党の親玉、ヴォートランがいた。 Continue reading

 
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ラスティニャックのジレンマ|ピケティ用語集

ラスティニャックのジレンマ

19世紀フランスの文豪オノレ・ド・バルザックの代表作『ゴリオ爺さん』に登場する法律を勉強する苦学生がラスティニャック。

ラスティニャックのジレンマとは、勉強と労働で功成り名を遂げ、安寧な生活を得るのが効率的か、資産家の娘と結婚することで相続で不自由しない生活を手に入れるべきか、の二者択一のことだ。 Continue reading

 
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オバマ大統領|ピケティ用語集

第44代アメリカ合衆国大統領。「Change」「Yes,We Can」のスローガン、キャッチフレーズで、経済格差と金融危機をもたらした共和党ブッシュ政権からの変革を訴え、アメリカ史上初のアフリカ系アメリカ人大統領に。父はケニア人留学生,母はカンザス州生まれの白人。

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クズネッツ|ピケティ用語集

アメリカの経済学者(1901~1985年)。ロシア生まれで、アメリカに移住、帰化し、1926年にコロンビア大学で博士号を取得。その後ペンシルベニア大学、ジョンズ・ホプキンズ大学、ハーバード大学教授を歴任。1971 年ハーバード在籍中に 、ノーベル経済学賞を受賞。

業績は大きく二つ。アメリカ国民所得計算の収集と分析。そして開発経済学という分野を確立した点。

このふたつの仕事の成果として生まれたのが「逆U字型曲線」。

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本棚と開いた本

日本に市民社会はあるか|『イスラム国の衝撃』

(後藤健二さんの無念を想いながら。そして、ご冥福を祈りつつ)

「イスラム国」の台頭に対し緊急出版された『イスラム国の衝撃』の「むすびに」に、著者池内 恵氏のコメントがある。

英語のインタネット空間に広がった膨大な公知の事実は、それを適切に引照し議論する専門家集団を中核とする、成熟した市民社会に共有されることで意味を持つ。日本にそのような市民社会はあるのだろうか。

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