Category Archives: 知のパラダイムシフト

出版を含め、AIを使いこなすもののみが生きのびられる 【セミナー備忘録】

◎「デザイナーなどのプロフェッショナルが可もなく不可もない作品を作っていると、瞬く間に、安価なAIベースのツールを使う素人に追い抜かれていく時代がやってきた」、これが本日のセミナーの境さんからのメッセージです。
(5分ほどのポッドキャストにそのエッセンスが語られています。http://admn.heteml.jp/podcast/2017/12/21/20171221-AI.mp3

◎背景認識として、デジタルコンテンツ業界(すでに出版もその中に取り込まれている。意識するとしないとに関わらず)で起きているグレートデカップリング問題があります。

 関連知識カード:グレートデカップリング – iCardbook|知の旅人に http://society-zero.com/icard/619438

◎生きのびるための、ひとつのツール、「 Creative CloudとAdobe Sensei」の講義の、はじまり、ハジマリ。 Continue reading

 

大学生の読書離れは高校までの読書習慣が原因

全国大学生活協同組合連合会が毎年実施している学生生活実態調査の2017年版(第53回)を公表した。学生が本を買わなくなるトレンドは不変。

下記に、2015年までの大学生の生活費(≒収入)に対する書籍購入比率を抜き出しているが、この減少トレンドは変わらず、2017年1.3%%(下宿生)、2.1%(自宅生)。1975年の7.6%、12.4%(下宿生、自宅生)、1980年の6.5%、10.2%(同左)からは大きく乖離している。

(大学生は本を買わない (コミック、教科書以外)本を読まない | ちえのたね|詩想舎 http://society-zero.com/chienotane/archives/3775Continue reading

 

CES 2018「最新ICT動向」紹介 【セミナー備忘録】

◎出版関係者にぜひ紹介したい映像があった(目次番号の2.)。この映像はアクセシビリティ対応が決して、「出版」の周辺にある出来事でなくなっていること。そしてアクセシビリティ関連技術は「出版」を、そして「読書」を、「音声」から刷新する可能性がある、という点だ。これは清水氏がいうところの「技術や社会変化の先を読むには、「境」をよく読むことが大事。改革者は周辺からやってくる」にまさに該当する事象だろう。

■セミナー概要~CES 2018のレポートとそこから見えてきたテクノロジーの動向と2018年の方向性を展望する。

Google、Amazon、Apple、Microsoft、Facebookなどが主導する、自動運転、スマートスピーカーなど、AI(人工知能)技術の様々な分野への応用が話題となっています。毎年1月にラスベガスで開始されるCES(Consumer Electronics Show)では様々な最新技術が公開されます。20数回CESに参加されている清水計宏氏に解説していただきました。
出版界、電子出版界の皆様も最新ICTの動向を把握しておくべきと思い、このセミナーを企画しました。

■講師:清水計宏氏
1977年日本楽器製造株式会社(現ヤマハ株式会社)入社。82年同社退職後、テレコミュニケーション、コンピューター関係の専門紙、雑誌の編集者・記者を経て、89年映像新聞社入社。
90年に映像新聞編集長、92年取締役・編集長。2001年10月映像新聞社を退職し、独立。
主宰する「BUSINESS HINT!」セミナーは、先端技術や新規事業の紹介で有名。
【⇒プレゼン資料

日時:2018年2月20日(火) 15:00-17:30(14:30受付開始)
会場:麹町/紀尾井町:株式会社パピレス 4階セミナールーム
主催:日本電子出版協会(JEPA)

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●「読む力」が「学ぶ力」の中心 そしてそれは21世紀を生き延びる力

●リーディングスキルテストで測る読解力とは http://www.nii.ac.jp/userimg/press_20160726-1.pdf
「読む」が11のプロセス、あるいはレイヤーで構成されているとの分析から、「読めているか」を判定する、「リーディングスキルテスト」(RST)を国立情報学研究所が開発した。 Continue reading

 

「出版」からの解放 それはPubTechの始まり? ~「今年の電子出版トレンド」~【セミナー備忘録】

◎出版人が気付かないといけないこと、それはわれわれがいま、時間争奪戦の中にいるのだということ。「紙か電子か」論争はもう置いておけ。そうではなく、「ゲームか動画かSNSか読書か」という時間争奪戦時代をいかにデジタルの力を借りてサバイバルするのかという視点、「「出版」からの解放」の自覚と覚悟が求められている。
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W3C Publishing Summit APL活動報告会から 【セミナー備忘録】

(個人用のメモです。議事録ではありません。とりわけ[ ]の部分はブログ記事筆者の挿入部分です。図画等は特に断りがなければ講演者のプレゼン資料を利用しています。)

◎本ブログ記事は、下記セミナーのうち前半を扱っています。つまり、human readable だけを考えていればよかった20世紀型出版から、machine readable にも目配りした、発想の転換を迫られる21世型出版への模索について。 Continue reading

 

●amazon effect(アマゾンエフェクト) 書籍から商品全般、さらに経済全体へ

日本のクリスマス商戦でもいまや有名な名前、トイザラス。しかしこのトイザラスでその米国本社は倒産している。ネット通販の影響を受けてのものだ。
そのネット通販に革命的な影響を与えたのがamazonだというのは、いまや周知の事実。本から始まったその革命は現在すべての商品に及ぼうとしている。始まりにはロジスティックへの改革と、ビジネスモデルの刷新があった。だがいま、その革命的衝撃はAI活用により一層の進化と深化を魅せている。
・eコマース高度化(=「顧客直結」競争)の軌跡
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「読書」が日本社会にビルトインされるには

●図書館が文庫本まで貸し出しすると、出すべき本を出せなくなるかもしれません【文藝春秋 松井清人社長インタビュー前編】 https://ddnavi.com/interview/409189/a/
「文芸系の出版社には、雑誌や単行本が売れなくても文庫が売れることで収支のバランスをなんとか維持しているという事情がある」。 Continue reading

 

現在の高校生は、どんな未来を生きるのか?

●中国次のユニコーンはEdTech。子ども向け北米オンライン英語学習が爆速成長中 https://www.businessinsider.jp/post-105489
対象年齢4-12歳の中国の子どもと北米のネイティブ英語プロ教師をオンライン上で1対1でつなぐ事業が急成長中。
背景:海外へ留学する子どもの増加と、英語教育の低年齢化。
「中国からアメリカの高等教育機関への留学者数は過去10年平均年率18%で成長し、2015年には32万9000人にのぼった。アメリカの外国人学生の3分の1は中国人である。留学の早期化も進んでいる。近年は大学の留学生数が大学院の留学生数を上回り、さらに、アメリカの小中高校に入学する中国人学生は年々増加している。」

http://bit.ly/2gfW78I Continue reading

 

「読ませる文章」の工夫と「いま読むべき」の解析と

「ネットで読まれる」ために為すべき施策にふたつの段階がある。そしてもうひとつ、machine readableとhuman readableのふたつの視点があることを意識しないといけない。

●ニュース入手先、新聞上回るオンライン https://rp.kddi-research.jp/blog/srf/2017/10/15/yomi/
「お年寄りほど新聞を定期購読し、よく読んでいる一方、若い人ほど定期購読しないか、家庭で取っていても新聞を手にせず、ネットでニュースを読んでいる」。マイクロコンテンツ化とデジタル化が、ネットを新聞「記事」の新しい陣地に。 Continue reading