Category Archives: 暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●リアル(ファッションショー)を起点にしていたファッション業界も いよいよネット空間重視へ

「こういう商品・サービスがあるよ」と伝えたい。そのための情報の流れの生態系。そしてもうひとつ、買う買わないの意思決定のプロセスと心理環境。このふたつに対する、ネット空間の影響力がいよいよ決定的になってきた。

その象徴としての、「観客のいないファッション・ショー」。

その裏返しがショールーミングという単語。ジャストシステムの調査によると、全国の15歳から69歳の男女1,100名の約4割が店舗で見た後、実際のファッション購買は「ポイントがもらえるサイトで」。

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●デジタルシフトで変革期を迎えるファッションサイクル(前編) http://www.fashionsnap.com/the-posts/2016-03-06/column-fashion-system-01/
提供する情報をコントロールすることでトレンドやそれぞれのブランドイメージに消費者を誘導してきたファッション業界は、オンラインメディアやソーシャルネットワークの普及により最も大きな影響を受けている分野のひとつ。
情報へのアクセスのオープン化と消費サイクルのスピードの加速ブロガーの台頭とソーシャルメディアの成熟。この変化を背景に、いよいよファッション業界が動き始めた。


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●若者のコミュニケーションは文字からビジュアルへ

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●インターネットの20年:若者のコミュニケーションは文字からビジュアルへ http://dentsu-ho.com/articles/3689
「「自ら見たいものを検索して見る」目的視聴型のYouTubeやニコニコ動画などは、機能重視な男性からの支持が高い。一方、気分重視な女性は、特に目的はなく「雑誌を眺めるような感覚」でビジュアルコミュニケーションアプリを高頻度に利用する傾向にある」。
「ファッション・美容・料理・トレンドスポットなどは、Instagramの「#」(ハッシュタグ、投稿者が投稿写真につける検索用キーワード)で検索するのが、若者間では当たり前になっている」。
リテラルコミュニケーション時代はある種、投稿者が一方的に「思いをアップ」していた発信型コミュニケーションであったが、ビジュアルコミュニケーション時代は、人と双方向に「思い出をシェア」する共感型コミュニケーションになった」。
「若者にアテンションからアクションまでつなげてもらうためには、いかに憧れを抱かせるスタイルで発信するかが肝要」。
そして時代は「シミュラークル」へ(仏語で「虚像」「イメージ」「模造品」などを意味し、20 世紀のフランスの思想家、ジャン・ボードリヤールが提唱した概念「オリジナルなきコピー」)。

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●しぶといテレビ Googleは人工知能検索で追いかける

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●息切れするネットメディア、真の勝者は結局「テレビ」だった! PV(ページビュー)戦争の罠 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47559
見落としがちな真実。いまだに人々はインターネットよりテレビ視聴に多くの時間を費やしているし、むしろテレビを見るためにインターネットを使う時間が増えている。
米国は日本と異なり、CMからの離脱をテレビ側が積極的に進めてきた歴史がある。「ケーブル会社からの料金や、毎月消費者のクレジットカードから引き落とされる料金に基づく新しいビジネス」を模索してきた。
ネット企業が追い求める「トラフィックというのは、愛読者ではなく単に通り過ぎてゆく何百万というウェブページの訪問者で、それは、あまりにも瞬時であるため、当然ながら支払われる広告料はどんどん安くなっている」。

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●端末の多様化 SNSの多様化

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●デジタルの「おもてなし」にデータは必須、その活用を実現するために企業が突破すべき壁とは? http://markezine.jp/article/detail/23685
日本ではデータを購入する広告主側、データを提供するメディア側の双方に、新しい概念であるパーソナライズデータについての啓蒙が必要。

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●どう届けるか、どう収益化するか。 亡くならないために。

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●渋谷の映画館「シネマライズ」が閉館へ “ミニシアターの本丸”陥落に映画ファンから悲しみの声 http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1510/10/news023.html
加藤登紀子 ✔ @TokikoKato 同感。シネマライズ、いろんな映画見たなあ。寂しいね。RT @6jigen: 渋谷パルコとシネマライズ解体されるのか…びっくり。毎日通ってた場所がなくなるのはちょっと寂しい」。 https://twitter.com/TokikoKato/status/652470834263535616?ref_src=twsrc%5Etfw
歴代上映作品の観客動員上位5作品:
1位:「アメリ」(観客動員18万1491人、興行収入2億8150万1100円)
2位:「トレインスポッティング」(動員14万8833人、興収2億3896万8200円)
3位:「ムトゥ 踊るマハラジャ」(動員12万7445人、興収2億0814万4900円)
4位:「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(動員11万7333人、興収1億8905万9000円)
5位:「ブエノスアイレス」(動員9万8869人、興収1億5777万0400円)

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●ストリーミング、定額配信の行方

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●リバプールからサンタがやって来る ザ・ビートルズが音楽ストリーミング配信を9サービスで開始 http://www.huffingtonpost.jp/engadget-japan/the-beatles_b_8872338.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001
ポールマッカートニー がツイッターで「ビートルズが世界中で活動を始めたよ」とストリーミング開始を告知。


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●テクノロジーによって、あるものは消え、またひとつの社会の中に複数の異国が

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●テクノロジーによって2016年にも消えてしまうかもしれない7つの生活スキル http://karapaia.livedoor.biz/archives/52207204.html
筆記体/手紙の宛名書き/紙の地図を見る/図書館での本探し/対面コミュニケーション/自分撮り以外の写真撮影/忍耐力と集中力。
テクノロジーと引き換えに亡くすもの。それでいいか、あるいはそれならどうすればいいか、を考えねば。

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●SNS時代の経営意思決定は、変えなくてはいけない

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●10代女子スマホ・ユーザーの半数以上がInstagramを利用 http://news.mynavi.jp/news/2015/11/23/033/
対象はスマートフォンを利用している15歳~19歳の男女600名。
1日あたりの利用時間:LINEが110.19分で最も長く、以下、ゲーム・アプリ(99.81分)、LINE以外のSNS(86.58分)。「コンテンツの種類別に視聴方法を尋ねたところ、動画と音楽では7割以上が主にスマートフォンで視聴している半面、コミックを主にスマートフォンで見るという回答は32.8%、書籍は23.7%に留まっている」。(全文 10代のスマートフォン利用に関する実態調査 https://www.fast-ask.com/report/report-teensmartphone-20151120.html

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●「コンテンツが王様」なら「コミュニティは王女様」

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●「コンテンツが王様」なら「コミュニティは王女様」だ:愛される王女を育てる4つの秘訣 http://digiday.jp/agencies/content-is-still-king-but-community-management-is-queen/
「コンテンツをターゲットオーディエンスに届けるという観点から見ると、FacebookやTwitterなど大手ソーシャルプラットフォームのリーチ力は、テレビにも引けを取らない」。
「しかし、ここでもっとも重要なのは、コミュニティマネジメントを通じての消費者との交流であり、この交流こそがコンテンツの内容を補完する。コンテンツが扉を開き、コミュニティマネジメントが要望をもってくる消費者を出迎えるというのが理想的だ」。

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●エイベックス離脱の衝撃 JASRAC独占に亀裂

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●エイベックス離脱の衝撃 JASRAC独占に亀裂 http://www.nikkei.com/article/DGXMZO93546460S5A101C1000000/
日本音楽著作権協会(JASRAC)は「音楽の国税庁」。そこと袂を分かつのは大事件。だが実務的には並大抵のことではなさそう。
JASRACの守りも鉄壁。たとえば、著作権の種類や利用形態は11種類に分類されるが、そのうち、飲食店でのBGMなど「演奏権」については、当面JASRACへの委託を続けざるを得ない。



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