Category Archives: 知のパラダイムシフト

日本人の情報行動の変化と<本>の未来

2018年7月総務省は恒例の「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」平成28年版を公表した。調査は2014年から始まっており、5年分のデータが揃ったということで、「過去5年間の経年分析」という特集が組まれたのが今回の特徴。

この調査は人口構成に応じたサンプリングを施し、その時の日本人全体の平均的な情報行動の様子を、「平均利用時間」で浮き彫りにする調査。しかも同時に、「行為者率」と「行為者平均時間」のデータが公開される。

「平均利用時間」=(「行為者数」 × 「行為者平均時間」) ÷ サンプル総数 Continue reading

 

街全体が人工知能になる

AI、人工知能について、なんとなくわかった気がするけれど、でもほんとのところがよくわかってないな、知りたいなと思う方、二冊の本を紹介します。

三宅陽一郎さんの『人工知能と人工知性』、そして谷口忠大さんの『イラストで学ぶ 人工知能概論』。 Continue reading

 

●日本の若者は創造的か否か 鍵を握る教育現場の「授業づくり」

D:学習・教育のデジタル化と変容する知の体系

日本のカイシャ、教育現場、そして教育を受ける若者自身(またその保護者)の「意識」、「価値観」、いや今この地球で起きていることの「歴史的認識」が需要なカギを握ることになりそう。

それにはヒト社会がいまどのようにあり、どこへ行こうとしているかについて、日本社会はもっともっと勉強すべき、そういう時節にきていますね。

社会を変える創造性が求められ、また実際、世界は変わりつつあるのですから。 Continue reading

 

●どちらの改革が先? 本を作る仕掛け 本を流通させる仕掛け

┃Networks あるいは知のパラダイムシフト
ICT、意思決定、コミュニケーション、学び、意味と構造化など

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

<出版のデジタル化>、つまり「複製」から「公衆送信」へと、出版業界の構造が変わった。

世界は「ポータブルなウェブの出版物」へ向かい動き始めている。なぜなら、「本がウェブの一級市民であるべきと考えているからだ」。 Continue reading

 

●次へ マーケティングと広告

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●20億ユーザー達成のFacebookが抱えるジレンマ https://www.businessinsider.jp/post-34669
そろそろマチュアな段階に入ったか、facebook。インターネットにアクセスを持たない貧困層を獲得し、広告収入を増やすことが次の課題。
しかしこのゾーンにリーチするには、今までよりもコストがかかるうえ、所得が少ない。

そのせいか、InstagramやMessengerなどのファミリープロダクトの拡充というアプローチで、別の収入を探る道を探ろうともしている。 Continue reading

 

●AIが乗り出すフェイク対応、AIが仕切る二ユースの流れ

┃Networks あるいは知のパラダイムシフト
ICT、意思決定、コミュニケーション、学び、意味と構造化など

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

海外では、政治との接点で、また日本ではエンタメ系まとめサイトやECサイトでの問題として注目が集まっている、「フェイクニュース」問題。

「フェイクニュース」の伝搬がネット世界のSNSと連動していることから、問題への理念的「解」を実装、具体化するにはICT技術の活用が不可欠。

だが、そのネット世界での記事の流通経路にはもともと、技術による偏向(アルゴリズムにより左右される要素)があるうえ、ジャーナリズム世界と異なるコンテキスト、たとえば、「ショッピングサイトは、お店に対して広告を掲載する場所を提供しているものだ。サイト自体が広告のかたまり、電子カタログみたいなものだと考えている。利用者は、最初から全てが広告だと分かって使っているはずだ(ヤフー執行役員)」といった発想が底流にある。 Continue reading

 

●広告の覇権争い Google、facebook、Apple、そしてAmazon?

170616 PS/B
┃Networks あるいは知のパラダイムシフト
ICT、意思決定、コミュニケーション、学び、意味と構造化など

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●テレビCMが始まると、視聴者はFacebookを見ずにはいられない https://www.businessinsider.jp/post-34278
テレビ広告を出稿するより、facebookを広告媒体にしたほうがお得。
なぜなら「テレビの視聴者は、テレビCMが始まるとCMを見ないでスマホでFacebookをチェックしている」から。
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●AIファーストの「7つの進化」

170616 PS/C
┃Networks あるいは知のパラダイムシフト
ICT、意思決定、コミュニケーション、学び、意味と構造化など

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●結局、人工知能の「本当の脅威」とは何なのか? http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51744
「魔法使いの弟子」問題:他の機械同様、AIはプログラムに従って動くだけ。ただし、人間が設定した目的に向かって自身の機能の最適化を行いうる点が他の機械と異なる。目的を達成するために自分の電源が切られてしまわないようにする、ということまで考えを巡らせる必要が。

「惑星レベルでの歴史的転回」とも呼べる大変革=将来、人類は非常に高度なAIと同じ地球の上で暮らしていくことになる。ならばAIを開発していくことでたどり着く多数の可能性の中から、「ベネフィットを最大にするための最適な道筋を見つけていく必要が」ある。
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●20世紀マインドから21世紀マインドへ

170616 PS/A
┃Networks あるいは知のパラダイムシフト
ICT、意思決定、コミュニケーション、学び、意味と構造化など

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

トーハンの業績分析を読むと今の出版業界の苦境がわかる。特に雑誌の下落がはなはだしい。「業量が減少する中で人件費等のコストは上昇し、出版輸送の維持は喫緊の課題」だ。

ただこの苦境から脱出する方向性は案外、本の外の世界にヒントがあるかもしれない。

日本と中国を行き来する中国人には日本社会が20世紀をまだ疾走していると感じている。20世紀マインドから21世紀マインドへのシフトがなされていないのが苦境の原因かもしれない。 Continue reading

 

小学校の先生にこそおすすめの絵本 『ルビィのぼうけん』

『ルビィのぼうけん こんにちは!プログラミング』は4~11歳の子どもが親子で楽しめる絵本です。

ですがこの絵本は、小学校の先生方こそ読むべき本。いや文科省が全国小学校に配布してもいいような絵本なんです。ちなみに全国配布といえば、先行している英国では子どもが簡単にプログラミングできるよう作られた小さなコンピュータ、Micro:bit、このキットが11歳から12歳にあたる学年の子供と先生たち100万人に無料で配られています。送り主はBBCですが。 Continue reading