Category Archives: 詩想誌

リゾーム

もうひとつの知の体系化(4)

「ツリー構造にはもううんざりしている」。

ガタリはそういって、中央集権的なツリーモデルに代わる「リゾーム」概念を提唱した。

現代の多くの課題は、それをツリーの構造で理解することを拒む。
リゾームはいかなる場所とも自立的な接続が可能で、柔軟な相互関係を表現する、
もうひとつの知の体系だ。


『リゾーム・・・・序』 ジル・ドゥルーズ, フェリックス・ガタリ
『千のプラトー-資本主義と分裂症』 ジル・ドゥルーズ, フェリックス・ガタリ

※これは新しい文章スタイル、またメディアの実験です。
詩想誌(100Words・Knowledge Cards)


◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890 

 

有機的で複雑系

もうひとつの知の体系化(3)

「木」のメタファがダメなのではない。
世界は中央集的で階層性もあるが、同時に有機的で複雑系なのだ。

そして「近代」の進展はそのもうひとつの側面を前景化させている。

都市に象徴されるように。
インターネットに象徴されるように。


『コミュニケーションの数学的理論―情報理論の基礎』 C.E. シャノン, W. ヴィーヴァー
『新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解く』 アルバート・ラズロ・バラバシ

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◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890 

 

都市

もうひとつの知の体系化(2)

しかし社会は自然は、「木」のメタファだけで語りつくせはしない。

建築家クリストファーが表した論文のタイトルは、
「都市はツリーではない」、だった。

「木」のメタファは世界が中央集権的に出来ていると、誤解させがちだが、
人間の作った第二の自然、都市は、
有機的な存在だ。


『パターン・ランゲージー環境設計の手引き』 クリストファー・アレグザンダー
『アメリカ都市の生と死』 ジェイン ジェイコブズ

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◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890 

 

木のメタファ 世界認識の方法として

もうひとつの知の体系化(1)

長年人類は身の回りの「世界」を認識し、理解し、それを伝えるために整理・分類してきた。

「樹」のイメージを使って。

「木」のモチーフは深く私たちの思考を支配している。

たとえば家系図、組織図。
科学分野は「branch of science」。
「問題は根深い」「枝葉末節」。


『百科全書』 ディドロ, ダランベール
『ビジュアル・コンピレキシティ』 マニュエル・リマ

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◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890 

 

ハイパーテキスト

もうひとつの知の体系化(5)

リゾームの原理原則を最もよく表しているがのハイパーテキストだ。

あるテキストから別のテキストを参照するハイパーリンク。それが作る独特のメッシュ構造。
そこには中心がなく、決定権を持つ場所もない。

このハイパーテキストページを保存する「ノードの網」、それがワールドワイドウェッブだ。

 


『ハイパーテキスト情報整理学』 ロバート・E.・ホーン
『インターネット・サイエンスの歴史人物館 情報通信技術の礎を築いた科学者たち』 岩山 知三郎

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◆もうひとつの知の体系化

(1)木のメタファ 世界認識の方法として http://society-zero.com/chienotane/archives/1032

(2)都市 http://society-zero.com/chienotane/archives/1036

(3)有機的で複雑系 http://society-zero.com/chienotane/archives/1039

(4)リゾーム http://society-zero.com/chienotane/archives/1042

(5)ハイパーテキスト http://society-zero.com/chienotane/archives/890