知のパラダイムシフト

●デジタルメディアへ

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●週刊アスキー紙雑誌終了、ネット&デジタルメディアへ。週アスPLUSは『週刊アスキー』に http://japanese.engadget.com/2015/03/30/weeklyascii/

紙をやめて、デジタルオンリーへ。

●週刊アスキーの完全デジタル化は21年前から決まっていた-仰天の資料発掘 http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/323/323159/
たとえば、1999年6・2号の週刊アスキー36ページには、『デジタル リーディング入門』が。

●プラス電書「書籍を買うと電子書籍が無料でついてくる」サービスの【中間】実験報告 http://www.pot.co.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/e38397e383a9e382b9e99bbbe69bb8e5ae9fe9a893e5a0b1e5918ae69bb8_v021.pdf
アンケートの個票を読むと、実用書、専門書、学術書、統計が有用な書籍でこそ、「プラス電書」に意味がある、となっている。

●リアル書店での電子書籍販売実証事業BooCa【調査報告書】 http://www.jpo.or.jp/topics/data/20150303_jpoinfo.pdf
カード陳列方式の実証実験。書店店頭に作品名が記されたカードを約3000タイトル陳列、カードに記されたコードを入力することで、対応する電子書店(実証事業では楽天Kobo電子書籍ストア、BookLive!が対応)でコンテンツをダウンロードできる、というもの。認知度がまだまだだが、「リアル書店では、コミックより書籍の売り上げが多い」「購入者の年代は高年齢層が多い」「BooCaで電子書店の新規会員になった顧客はリピート率が高い」などの結果が得られた。

●webメフィスト|講談社ノベルス|講談社BOOK倶楽部 http://kodansha-novels.jp/mephisto/index.html

小説の雑誌を紙と同じ価格で、電子でも。

★Online book shopping overtakes in-store for first time http://www.thebookseller.com/news/online-book-shopping-overtakes-store-first-time
英国の書籍販売で書店店頭販売からオンライストアへのシフトが鮮明。また電子書籍が部数ベースで、英国書籍市場全体の30%を突破

●ぶくまる http://bkmr.booklive.jp/

本の魅力をもっと知ってもらうための記事を発信。「ちょい読み」は、すぐ隣の駅に着くまでに読めるくらいの小ネタ記事で、「じっくり読み」は、シリーズ連載や特集など、お昼休みや家でまったりしながら読める分量の記事。

●MEETTY http://meetty.jp/index.html

本やモノをお勧めするキュレーション型ECリンクサービス、「MEETTY(ミーティー)」。さまざまなジャンルの専門家や企業がキューレーションした商品をサイト上でチェックできるほか、無料のアカウント登録により自分専用の商品棚を作り、他のユーザーに紹介することも可能。

●「週5日つかうユーザーが70~80%」DeNAのオタク選抜がつくったニュースアプリ「ハッカドール」が驚異的なアクティブ率を保てる理由。 http://appmarketinglabo.net/hackadoll/

アニメ・マンガなどの情報を届けてくれるニュースアプリ「ハッカドール」。現在60万ダウンロード、月間PV6,000万PV。「週に5日以上使っているヘビーユーザー」が7〜8割だからなのだが、その背景に「濃い人たちに、濃い情報を届けて、ユーザーが超満足する」工夫:「ハッカトーク」というミニゲーム/「コラボ」=他社さんのゲームに「ハッカドール」のキャラを登場させてもらう代わりに、ハッカドールでもそのゲームをプッシュ/ニコ生でやっている「ハッカちゃんねる」。

●DeNA Palette(パレット)|DeNAのキュレーションメディアプラットフォーム http://dena-palette.jp/

キュレーションプラットフォーム事業拡大プロジェクト「DeNA Palette(ディー・エヌ・エー パレット)」。DeNAがキュレーション事業に本腰、1年内に10サービスまで拡大へ。「拡大」とはすでに展開中のキュレーション・サービスがあるから。DeNAグループは「ジャンル特化型」によって差別化。それぞれの媒体に最適化された広告配信などで収益化を狙う。そこから更に「購買」へ、の導線を計画中。「ゼロフリクションのeコマースを目指して」。

●楽天、有隣堂の新店舗にサービス提供 ー 人気スイーツやセレクト雑貨の販売も http://shopping-tribe.com/news/16963/

書店・カフェ・雑貨販売の複合型書店「STORY STORY(ストーリー ストーリー)」で、電子書籍やポイントサービスなど、楽天グループによる様々なサービスを提供。

●出羽守こそがメディアイノベーションを阻む諸悪の根源 https://newspicks.com/news/884445/body/
「かの国では云々」と、すぐに他国を引き合いに出す人を「出羽(では)の守」と呼ぶ。

●著者のために、日本でもオーディオブック市場拡大を ── 日本オーディオブック協議会設立記者会見レポート http://www.wildhawkfield.com/2015/04/Japan-Audio-Book-Council.html
「オーディオブックは耳で読む本で、耳の隙間時間を活用できるハンズフリーな書籍であると同時に、目を使わなくても読めるバリアフリー書籍」。

本の形を考える―段落と段落のスタイルを考える(草稿) http://blog.cas-ub.com/?p=8581
今年は、「ページ番号」の工夫を確立させたイタリア人、 アルド・マヌーツィオの没後500年にあたる。ページを知の生成、意味の単位を創出する舞台にしたことから始まったレイアウトとの格闘の一場面が、「段落」であり、「段落のスタイル」。

●本の読み方ひとつで、子どもは変わる! http://toyokeizai.net/articles/-/51296
米国の、子供に本を与えるときの価値観、そのスタンダードは、「読書の目的は、自分がまったく体験したことのないことや、持ったことのない感情に触れることで、思考や共感の幅を広げていくこと」。共感する読書だけではダメ。