●広告の覇権争い Google、facebook、Apple、そしてAmazon?

170616 PS/B
┃Networks あるいは知のパラダイムシフト
ICT、意思決定、コミュニケーション、学び、意味と構造化など

B:暮らしと職場の風景を変えていく(個人の意思決定と情報社会)

●テレビCMが始まると、視聴者はFacebookを見ずにはいられない https://www.businessinsider.jp/post-34278
テレビ広告を出稿するより、facebookを広告媒体にしたほうがお得。
なぜなら「テレビの視聴者は、テレビCMが始まるとCMを見ないでスマホでFacebookをチェックしている」から。

★Is TV's Reign Nearing Its End? | Statista https://www.statista.com/chart/9761/daily-tv-and-internet-consumption-worldwide/
米消費者の1日当たりメディア閲覧時間は、2016年にはTVとネットに30分の開きがあった。しかしその差は縮まり、18年には7分へと肉薄の見込み。

●広告主の70%がテレビ予算を削減、動画広告にシフト http://markezine.jp/article/detail/26579
80%がモバイルで週1回以上動画を視聴。
生活者は検索(57%)やソーシャルメディア(37%)、シェア(37%)によってオンライン動画に誘導される。
こういった動向を受け、広告主はテレビやケーブルテレビへの広告予算を減らしており、余剰分をオンライン動画に回している。

●なぜグーグルは自らの首を絞めかねない広告ブロック導入に踏み出すのか https://news.yahoo.co.jp/byline/tokurikimotohiko/20170609-00071876/
Googleの企業存立の収益基盤は「広告」で、いまや米国の広告収入の40%以上を一社で占め、さらに未だに20%の成長率を誇っている。そのGoogleが「自ら自分達の首を絞めるリスクがある広告ブロックを導入してでも、インターネット広告業界に秩序をもたらさなければならない状況になっている」という情勢を理解すべき。

●AppleとGoogleの広告規制に震えるパブリッシャーの憂鬱 http://digiday.jp/publishers/apple-google-take-aim-ads-publishers-tremble/
繰り返し表示される迷惑な広告とプライバシーへの懸念を払しょくする施策をAppleとGoogleが打ってきた。

●アマゾンは広告でも大きな存在になるのか?グーグル、Facebookを脅かし得る「眠れる巨人」の優位性  https://www.businessinsider.jp/post-34111
「アマゾンの今現在の強みは、商品にすでに興味を持ち、商品を購入しようとしている人たちが集まっていることだ」。つまり、聞いたこともないような商品は取り扱われない、この点で広告業界の巨人であるグーグル、そしてFacebookは慌てる必要はないだろう。
しかし、「EC関連の検索はまずアマゾンで行われている」ことを考えると、アマゾンが持てるデータを使って広告業務に乗り出したときのインパクトはかなりのものだと推測される。
「世界有数の広告代理店WPPのCEOマーティン・ソレル(Martin Sorrell)氏は、アマゾンのことを考えると夜も眠れないと語っ」ている。

●「まとめサイト」廃止相次ぐ リクルート系も終了 http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ30I07_Q7A530C1TJ1000/
著作権侵害や不適切な内容の記事が明らかになった問題を受け、権利保護重視の姿勢に転換。
配信する情報の質を高めて利用者のサイト滞在時間を増やすことができれば「単価の高い広告を出稿する広告主が増える」。
他方、まとめサイトを巡っては昨年の医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」事件で問題点がクローズアップされた。

●WELQの方がマシだった? ネットの医療情報は今、どうなっているのか https://www.buzzfeed.com/jp/seiichirokuchiki/iryojoho-internet-01
Google検索結果には「ユーザーの行動が検索結果に反映される」。つまり、「記事に何が書かれているかだけではなく、ユーザーがサイトを訪れ、どれくらい時間をかけて読んだかなどの指標」が、検索結果を決める一要因。

●成熟期に入ったUIデザインとデザインシステム : could http://www.yasuhisa.com/could/article/ui-design-system/
「成熟期に入ったアプリ UI デザインの今は、新しいものを作るというより、最適化を繰り返すものになりつつあります。それをつまらないものと捉えることもできますが、デザイナーの仕事が終わることはありません」。

┃Others あるいは雑事・雑学

●「日本のデザインを変えたい」--簡単・無料でプロ品質のデザインが作れる「Canva」 https://japan.cnet.com/article/35101693/