●情報活用能力調査の結果 とスマホの時代

D:<学習・教育のデジタル化>と<脳と身体の生態史観>

●情報活用能力調査の結果 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/03/24/1356195_1.pdf
小学生、中学生を調査。情報活用能力=「情報及び情報手段を主体的に選択し活用していくための個人の基礎的資質」。上位の学校群の教員がやっていること、下位との違いの整理も。

●スマホで無料通信アプリを使用すると学力が低下 東北大学 http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/awardimg/award20150319_01.pdf

LINEを使うほど学力低下、勉強・睡眠時間の長さよりも強い影響。「通信アプリの長時間使用により睡眠時間や勉強時間が少なくなったために成績が低下したわけではなさそうだと分析。むしろ、平日のアプリ使用時間の長さ自体が、直接的に成績を下げる方向に作用し、平日の睡眠時間と勉強時間よりも強い影響力を有している恐れがある」。

●スマホは夜9時まで PTA連合会が家庭生活宣言 http://www.tomamin.co.jp/20150323033
「川崎市の中学生殺害の事件でもSNSの問題が大きく取り上げられた」。

●文科省などが「春のあんしんネット・新学期一斉行動」を開始 http://benesse.jp/blog/20150302/p1.html

「小さなころからゲーム端末機器などになじんでいる現在の子どもたちは、スマホを利用し始めるとすぐに保護者以上に使いこなすことができるようになります。(略)新学期が始まる前に、スマホの使い方のルールを決めたり、個人情報をみだりにネット上に書き込まないといった情報マナーについて親子で話し合ったりするなどの機会を、ぜひ」。

●子どもと家庭のルールづくり | いつも安心・安全を | ソフトバンク http://www.softbank.jp/corp/csr/internet/instance_02/
ソフトバンクが制定したルール集。

デジタル教科書の無償配布への動きを歓迎する http://www.huffingtonpost.jp/hajime-yamada/digital_b_6875676.html
「無償配布」=「検定」という枠組みの中で、想定されている自由な発想の教科書ができるか疑問だが。それにもまして、政府発表は「教師用」なのか、「生徒用」なのかが判然としていない。この業界では、「デジタル教科書」というと、一義的には「教師用」を指すのだが。

●EdTech領域へ本格参入~ 「教えたい人と学びたい人に新たな機会を提供する」米Udemy社と提携 http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000461.000000120.html
ベネッセが米Udemy社と業務提携し、オンライン教育動画コンテンツの提供など、ITを活用した教育分野に事業を拡大。

●だんごむしコロコロ http://spoke.co.jp/apps/dangomushi

ダンゴムシの世界を探検する子ども向け無料アプリ「だんごむしコロコロ」に新マップ「おもちゃのくに」が登場!海外版も配信決定。

●「ロボット動かしてプログラミング学ぶ」 東大生らが開発、スマホ画面で指示入力 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1503/17/news044.html

将来は、学習塾形式で教えるなどビジネス展開も狙っている。ポイントは、コンピューター画面内だけで展開される従来型とは違い、実際にロボットを動かしながら学んでいく点。「スマートフォンの画面上などで、例えば、ロボットを「3秒前進させる」、それを「繰り返す」などの指示を自分で入力して実際に動かす中でプログラミングの基礎を学ばせ」る。

●iPad向け学習用辞書アプリDONGRI (ドングリ) http://www.est.co.jp/press/150317

小学生向け4種、中学生向け2種、中・高校生向け1種、高校生向け10種、計17タイトルの辞書を対象にした辞書アプリ。名前は。「新世代の辞書アプリ」と「次代を担う若者のための辞書」という2つの意味を込め、DONGRI=「Dictionary Of New Generation」。

●東京外大発! 26の言語をカバーした言語学習サイトで新しい外国語はいかが? http://studyhacker.net/columns/gaidai

言語の数はなんと26。英語については,小学校での総合学習や中学校で初めて学ぶ外国語としての英語を念頭に。英語以外の言語教材は,主として大学生が初めて新しい外国語を学ぶための教材。

●赤ちゃんはどうやって言葉を覚えるの? 最新の研究でわかった、脳と言語のメカニズム http://logmi.jp/43479


マザリーズ(母親言葉)がもたらす影響の大きさ。神経科学の最先端の装置によって、赤ちゃんの脳の中でまさに高度なことが行われていることがわかってきた。言語の習得には「臨界期」がある。赤ちゃんや子どもは7歳までは語学の天才。つまり人間は「世界市民」として生まれてくるが、母親の言葉とともに、ある国(語)の住民となる

●E1611 - 時代は変わり順序も変わる:『図書館学の五法則』再解釈の試み | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/e1611
「情報が豊富になり時間の不足が課題となっている現代では,第四法則であった「利用者の時間を節約せよ」が最優先。

●JEPAセミナーリポート:いよいよサービスイン、日本電子図書館サービスのビジネスモデルが示される http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1503/24/news112.html
ワンコピー/ワンユーザー型」:1ライセンスで1ユーザーのみに貸し出し可能なもので、2年間または最大52回貸し出せる制限付きモデル。価格は出版社には底本の1.5倍~2倍を推奨しているとし、初回購入時は必ずこのモデル。もう1つが「都度課金型」:ワンコピー/ワンユーザー型からのライセンス更新時に選択可能なもの。価格は26分の1で、貸し出しがある度に都度課金。

●LibrariE(ライブラリエ) 電子図書館の新しいモデル http://society-zero.com/chienotane/archives/568
すべてブラウザ上で完結する(ブラウザビューワはボイジャーのBinBを採用)。また、作品によってはTTS(Text-to-Speech)を使った読み上げも可能に。タイトルのラインアップは、サービスイン時で1万タイトル、向こう4年で200社8万タイトルを目指す。目標は5年で400~500館。

●選書・蔵書のお悩み解決「都度課金型」モデル 公共図書館 http://society-zero.com/chienotane/archives/630
図書館の選書・蔵書は、そもそも財政的また物理的制約の中で行われる。書籍が、デジタル版で、また「都度課金型」で提供される意義について。

●楽天、eブック・マーケットのOverDriveを4.1億ドルで買収―Koboに250万タイトルを追加 - http://japan.cnet.com/news/business/35062012/

「OverDriveの豊富なコンテンツ・ライブラリーとパブリッシャー、学校、書店との緊密な関係は楽天がデジタルコンテンツ事業を新たな市場に拡張し、成長を加速させることを助けるだろう」。