●「◯◯放題」 サイマル出版 感想の交換

160715 PS

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

●アマゾンの定額読み放題、講談社・小学館が参加 月額980円 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO04872310U6A710C1TI5000/
電子書籍端末である「キンドル」のほか、通常のスマートフォン(スマホ)やタブレット端末などで利用できる。当初の提供作品数は5万~6万、料金は月額980円となる見通し。
海外で2年前に発表された「Kindle Unlimited」は、サービス開始当初に約60万冊が配信され、現在は約100万冊。一方、日本で配信されるのは海外の20分の一で、週刊少年ジャンプに掲載された人気コミックを多数抱える集英社が参加を見送るなど、海外と比べると見劣りするサービスになる可能性も。

●定額読み放題サービスがある電子書籍ストアの比較 | 電子書籍ストア比較NAVI http://denshishoseki-navi.net/yomihoudai/
日本にでだってある「定額読み放題」:コミックシーモア/ロマンス ライブラリ/ひかりTVブック/BOOK☆WALKER/Yahoo!ブックストア/dマガジン/YOMiPO(ヨミポ)/ビューンコミック。

●ブックパスとは?| ブックパス – auの電子書籍ストア – https://www.bookpass.auone.jp/about/
定額読み放題、月額562円で4万点。

●あんまりピンと来ない?アマゾンの電子書籍読み放題、「興味あり」は2割未満 http://internetcom.jp/201240/kindle-unlimited-in-japan
まあ、正式発表はまだないので致し方なしだが、「興味あり」は2割未満。

●津田大介「黒船キンドル、新サービスの行方」 http://dot.asahi.com/wa/2016070800117.html
ビジネスモデルの概要:<出版社側>「ざっくり計算すると、このサービスに100万人が登録した場合、アマゾンの収入は毎月9億8千万円になる。その半額を、登録する全書籍の「読まれた回数」に応じて分配する」。<読者>「月額980円の読み放題サービスは、毎月2~3冊以上書籍を購入する本好きにとって、価格的なメリットが大きい」。
モデルの将来性:「音楽は音源を聴いて興味を持ったリスナーを「ライブ」に来させて回収することができる。だが、書籍の場合、「ライブ」に相当するものがない」。

●電子書籍の読み放題サービスは流行らない!? ホリエモンの見解は・・・ http://weblog.horiemon.com/100blog/40335/
動画(映画やTVドラマ)は見放題サービスが競争をしている。果たして電子書籍は?
そもそも同じTVドラマでも海外と日本ではクオリティが違う。「日本はスポンサーの広告費だけで作るのが前提なので、作品が面白いかどうかよりも「スポンサーが広告を出したくなるかどうか?」の方が重要になっちゃうんですよね」。「英語圏のドラマって、放送した後に海外で販売することを前提にしてるので、マーケットがめっちゃ広いじゃないですか。だから、きちんと予算をかけて質の高い作品を作ることができます」。

「読み放題サービスで本を読む習慣は復活するのかね? ほら、動画の見放題サービスで、映画やドラマに触れる人は増えたわけじゃん。
ひろ どうなんでしょう。映画やドラマ、マンガを観た感想は友達と話し合うことが結構ありますけど、本の感想を話し合うことってめったにないですからね」。

●ブクレコ「読んだ!?」でつながるソーシャルブックレビュー https://www.bookreco.jp/
本の感想を話し合う「場」。
「「ブック(本)」と「レコメンド(推薦)」「レコード(記録)」を掛け合わせた造語。すなわち、自分の読んだ本をソーシャルネットワーク上で共有・記録するソーシャルブックコミュニティー」。

●企業向けの「本の要約提供サービス」開始、日本ユニシスとフライヤーが協業 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1009113.html
「ビジネス書・教養書を中心とした毎月20~30冊の本の要約を配信。1冊あたり10分で読み切れる分量になっており、通勤時間、休憩中、帰宅後などのスキマ時間を活用できるという。社内での本に関する情報・意見交換が活発になり、業務の質に直結する知識・ノウハウを得ることが期待できるとしている」。

●「若者の活字離れ」は本当!? 書籍・印刷物にお金を使う額はどれぐらい減っているの? [T-SITE] http://top.tsite.jp/news/buzz/o/29784087/
・「書籍・他の印刷物」に対する支出金額
2003年 5万1,705円(100)
2004年 5万2,591円(101.7)
2005年 5万1,813円(100.2)
2006年 4万8,740円(94.3)
2007年 4万8,846円(94.5)
2008年 4万8,939円(94.7)
2009年 4万7,292円(91.5)
2010年 4万6,214円(89.4)
2011年 4万5,411円(87.8)
2012年 4万4,339円(85.8)
2013年 4万3,364円(83.9)
※( )内は2003年の金額を100としたときの数値。

●本よみうり堂デジタル閉店のお知らせ | 本よみうり堂 デジタル http://www.yomiuri.co.jp/book/digital/heiten/heiten.html
「すでにご購入いただいた電子書籍のダウンロードや、アカウント・端末管理などをするための簡易サイトを代わりに開設します。アクセスするためのURLは、本よみうり堂デジタルのURLと同じです」。

●CSSで組版したCSSの技術書「CSSシークレット」、オライリーとビブリオスタイルが発刊、日本語対応サンプルもウェブで公開 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1009260.html
作成された日本語用CSSは、サンプルウェブサイトで公開されている。書籍同様のページレイアウト、目次や索引の相互参照、ページ番号参照、日本語組版に対応した文字組みなどを確認できる」。

●週刊少年サンデー:電子書籍対応で紙と同時発売 ついに大手マンガ3誌そろい踏み http://mantan-web.jp/2016/07/13/20160712dog00m200058000c.html
女性を中心にデジタルマンガが浸透しつつある実態への対応。
「小学館の看板マンガ誌「週刊少年サンデー」が13日発売の33号から、紙雑誌と電子書籍を同じタイミングで出す「サイマル配信」を始めることが明らかになった。価格は紙雑誌とほぼ同じ270円(税込み)前後になる見通し。集英社の「週刊少年ジャンプ」、講談社の「週刊少年マガジン」は既にサイマル配信を始めており、これで少年誌の大手3誌が電子書籍化を果たす」。

●“小さな取次”が起こす、本の売り方を変えるイノベーション http://www.advertimes.com/20160630/article228544/
「+ブック」:本屋以外の業態でお店を構えているところに、気軽に本屋の機能を「プラス」できるサービス。

「ことりつぎ」が向く2パターン:1.開かれていて企画があるお店。映画館や観光地などですね。たとえば映画館のロビーでは、映画を観に来る人に映画の本を売るというタイプ。2.クローズドな環境で定期的にお客さんが来るお店です。美容室やロードバイクの販売店など。

●渋谷で働くクリエイターのための書店「BOOK LAB TOKYO」が誕生! http://www.shibuyabunka.com/blog.php?id=790
「渋谷に住み、そして渋谷で働くひとりの20代の起業家として、ITベンチャー企業が多く集まる道玄坂に、そこで働く人々の意思が反映された本棚を作りたい」。

・店内にはスクリーンや大型スピーカーが設置されており、イベントスペースとしても利用できる作りになっている。収容人数は約80名。

●日本人の「英語力低下」がよくいわれますが、それは国語力が下がっている結果だと思います http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49157
「マーク ところがいまの若い日本人はよくしゃべるけど、片言で、しかも英文は読めなくなっていますね。
シマジ しゃべるけど読めない?
マーク 会話だとなんとか相手とやりとりが出来るんですが、彼らが英語で書いた文章はの多くは意味不明です。学生の書いた英作文をみると目に余るものばかりです。入試の採点をしていても基本的に英語の文法がわかっていないんですよ」。
「マーク いまの一般の大学生たちは、やっぱり語彙の貧困が目立ちますね。それは若者が本を読まなくなったからでしょう。
シマジ それは英語の話ですか。日本語の話ですか。
マーク 両方です。英語力が下がっているといわれますが、それは国語力が下がっている結果だと思います」。

●マニュエル・リマ: 人類の知識を表す視覚的表現の歴史 http://headlines.yahoo.co.jp/ted?a=20150930-00002296-ted
ツリーからネットワークへ
「ツリー構造は情報を伝える上でとても強力な比喩であることから、次第に様々な知識の体系を図で表す時に使う 重要な伝達手段になりました。(略)ところが現在私たちは、単純な樹形図では理解できない、複雑で込み入った、新しい課題に直面しています。そこで現在、新たな比喩が出現し様々な知識体系を視覚化する際に樹形図にとって代わりつつあります」。それがネットワーク