●Iot時代のコンピューティングと人工知能

C:技術で/技術が/技術を(ICT:社会・法・制度論と技術文化論)

●「超スマート社会」の暮らし描く 平成28年版科学技術白書 http://news.mynavi.jp/news/2016/05/23/401/
「超スマート社会」で活躍する人材像として、「最新技術に精通した人工知能技術者」「データサイエンティスト」「サイバーセキュリティ人材」「起業家マインドのある人材」を列挙。変化の激しいこれからの時代を生き抜くためには、想定外の事象や未知の事象に対しても、持てる力を総動員して主体的に解決していこうとする力を培っていくことであるとしている。
(サイト:平成28年版科学技術白書 本文(PDF版):文部科学省 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa201601/detail/1371168.htm

●IoT時代のフォグコンピューティングとクラウドコンピューティング http://tsubolog.c-brains.jp/16/04/14-182434.php
クラウドとデバイスの間に「フォグ」。
一箇所で集中的に処理を行うクラウドコンピューティングと対比して、クラウドとデバイスとの間に「フォグ」と呼ばれる分散処理システムを導入してそこで処理を行うことを、フォグコンピューティングと呼ぶ。

●IoT の推進には Fog コンピューティングが不可欠だ: その理由を考えてみよう!https://agilecatcloud.com/2016/05/10/is-fog-computing-the-next-big-thing-in-iot/
フォグコンピューティングは、クラウドコンピューティングを階層化することで、IoTでの利用を前提にデバイスに近いエッジ側に構築するコンピューティングレイヤーの概念。クラウド(雲)よりデバイスに近いという意味づけで、フォグ(霧)という表現を採用。

●フォグコンピューティングを推進するOpenFogの日本支部スタート http://ascii.jp/elem/000/001/176/1176400/
OpenFog Consortiumはフォグコンピューティングのアーキテクチャ定義や啓蒙を進める業界団体で、2015年11月にARM、シスコ、デル、インテル、マイクロソフト、プリンストン大学によって設立。2016年5月3日の時点で加盟しているのは、7カ国27メンバーにのぼっており、日本では東芝やさくらインターネット、富士通、NTTコミュニケーションなどが参加。

(サイト:Open Fog Consortium http://www.openfogconsortium.org/
OpenFog コンソーシアムよく寄せられる質問(FAQ) http://www.openfogconsortium.org/wp-content/uploads/Public-QA-OpenFog-FINAL-for-web-JapaneseVersion.pdf

●IoTスペシャリストを目指そう(2):第2問 人工知能「ディープラーニング」について http://techfactory.itmedia.co.jp/tf/articles/1605/23/news011.html
「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)は第3次産業革命の一部のようにも見えますが、「第4次産業革命」だといわれています。それはコンピュータ(CPU)の役割が根本的に変化したと考えられるからです」。

「第3次産業革命当初のCPUは、現在と比較すると高価で低性能なものでした。それがIoTでは温度センサーにCPUを載せ、無線通信で接続できるようになりました。これらの量的な変化が質的な変化をもたらした――。それが第4次産業革命と呼ばれるゆえん。

★Soon We Won’t Program Computers. We’ll Train Them Like Dogs http://www.wired.com/2016/05/the-end-of-code/
AI、機械学習の時代には、従来のような抽象的な論理を、ひたすらコードに記述していく作業としてのプログラミングは消滅へ向かい、他方で、システムに自らの考えを教えることが主要な仕事になっていく。

●人工知能は「音楽」なのかもしれない:“AIの父”マーヴィン・ミンスキーが残した謎 http://wired.jp/2016/05/22/ai-hattori-katsura/
「コンピューターがいくら知的な作業をこなしたとしても、それは個々の道具が特定の分野で人間に勝っているという話に過ぎない。チェスで人間を負かすコンピューターは、あたりが火事になってもチェスを指し続けるだろう。人間の脳の優れたところは、それらをすべて備え、「心」という自意識をもっているところだ」。

「ミンスキーは『AIとは何か?』というわたしの愚問に、『知能という概念がもう時代遅れ。それは、ある問題をわたしより簡単に解決できるかという相対的な概念に過ぎない』ときっぱり答えた」。

●即席!3分で分かるITトレンド:コレ1枚で分かる「人工知能との付き合い方」 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1605/23/news052.html
かつてコンピュータは、人間が立てた仮説に基づき処理フローを描き、それに従ってプログラムを作っていた。ところがいまや人工知能の側で、大量のデータから「仮説」そのものを提示してくれる。
これに象徴されるように、「従来は人間がやらなければならなかった判断を人工知能が行い、その機能が組み込まれたロボットが自律的に行動するといったことが、身近なものになっていく」。
ただし、「例えば「こういうことをしたいが、どのような技術を組み合わせれば、実現できるだろうか」を考え、その組み合せを実現する能力は、人工知能にはありません」。

●チャットボットと人工知能(2):Googleの新たなメッセージアプリ「Allo」 http://wired.jp/2016/05/23/googles-new-allo-messaging-app-2/
「かつてないほどに、コンピューターが人間の話すことを理解できるようになっている。そして、テック企業を率いる最先端の頭脳が、コンピューターをさらに賢くする方法を探っている」。

●Amazon Echoの躍進が意味する未来:「Internet Trends」レポート2016 http://wired.jp/2016/06/03/meeker-iphone-vs-echo/
Amazon Echoに代表される音声コマンドの利用が増えている。たとえば、iPhoneの販売高は増加がゆるやかになってきており、2016年末までに減少に転じているが、その一方、Echoの販売高は急増を見せている。

将来的には「検索の50パーセント以上が画像や音声を利用するようになる」。

●アップルのAI秘密兵器「VocalIQ」とは? http://www.gizmodo.jp/2016/06/post_664694.html
「27年前に夢見た音声端末の時代がきた。音声端末は広告がなくなって、声だけで買い物や支払いもできるようになる。それを牽引するのは、Viv、Alexa、Google Home、Facebook M、今は無名のスタートアップ数百社。ガレージからまた革命が始まる」。

●Apple、Siriをサードパーティに公開へ!組み込みアプリなどが作成可能に http://iphone-mania.jp/news-117354/
「マイクロソフトのCortanaや、AmazonのAmazon Echo、最近であれば、Googleが先日の開発者向けカンファレンスGoogle I/O 2016において、Google Homeを発表しましたが、Appleはこれらに対抗して、Siriをサードパーティに開放」。

●営業現場で困らないためのディープラーニング http://www.slideshare.net/SatoruYamamoto/ss-62246524
「実際 初めてExcelをさわりvlookupを 覚えるよりハードルが低い気がする」。それが人工知能を社内で使ってみた人の意見!

●機械学習に興味あるエンジニア必見!機械学習について学べるスライドシェアまとめ https://career.levtech.jp/guide/knowhow/article/58/
データ分析やディープラーニングに焦点を当てている。


●人工知能が100年前の情景も自然に再現:白黒写真に色付けする手法とは? – 早稲田大学 http://www.waseda.jp/top/news/41520
大量の白黒・カラー画像の組から色付けの手掛かりとなる特徴をディープラーニング技術により学習し、その特徴を使って、与えられた白黒画像をカラー画像に変換することに成功。


画像全体から抽出される大域特徴と、より小さな領域から算出される局所特徴とを結びつけたのがポイント。

「大域特徴からは、屋外か屋内か、また昼か夜か等の写真全体についての情報を得ることができ、また局所特徴からは、例えば砂か葉か水か等の物体の持つ質感により、その領域をどのように色付けするのが最も適当かという推測をする」。
「これらの組み合わせが、夕暮れの空や人の肌等の、より状況にあった自然な色付けを、人による介入を必要とせずに可能にしました」。

●世界の救世主?人の脳がモデルのスパコン誕生 http://www.mugendai-web.jp/archives/5418
ローレンス・リバモア国立研究所が、「IBM TrueNorth」と呼ばれる画期的なプロセッサーを搭載したスーパーコンピューター・プラットフォームを導入。
IBM TrueNorthは人間の脳から着想を得た「ニューラル・ネットワーク」をベースとし、「1600万のニューロン(神経細胞)と、電気信号を化学物質の信号に変えて神経細胞に情報を伝達する役割を持つシナプス40億個分に相当する処理を行い、驚くべきことに16個のTrueNorthチップに対して、わずか2.5ワットの電力しか消費しない」。

●「あなた」の境界線はどこなのか?という永遠の謎を解説したムービー「What Are You?http://gigazine.net/news/20160601-what-are-you/
もともと体を構成していたはずのほぼ全てのパーツを付け替えても、それは「もとの本人と同じ存在なのか?」という謎について、イラスト付きで解説したムービー「What Are You?」。

・物理的な存在として見ると、あなたは天の川銀河の星の10倍以上の数を持つ細胞の集合体です。

・細胞自体も生きており、1つあたり5万以上のたんぱく質で構成されています。しかし、個々の細胞に意識や目的はなく、ただ存在しているだけ。

・もし細胞の一部を体から取り出しても、細胞はしばらく生きています。
・従ってあなたがいなくても細胞は生きることができますが、もしあなたから全ての細胞を取り去ってしまうと、「あなた」は存在することができません。それでは「山盛りの細胞」と「あなた」の境界線はどこなのでしょうか。